黒い回転ゴミ日記

日々のあれこれ。

狭い世の不思議。

2008-01-09 13:55:47 | インポート
皆様、もうお正月モードも完璧に切り替わりましたでしょうか?

時代が歌謡曲を必要としなくなったと思っていたが、歌謡曲の方からみると歌(歌謡曲)の生まれない社会になった、もしくは歌謡曲が世の中を見捨てたのかもしれないと、阿久悠の本を読んでいて思う。また歌謡曲が生き生きと流れる時代が来たなら、もしかすると、もう少し温度の伝わる世の中であるのかもしれない。実のところ、それが良いのか悪いのかは分かりませんが。

ところで、そんな世の中はやはり狭いのか、思わぬところで繋がる事はよくある事で、僕の親父の元同僚(?)であり友人であり、うちの兄貴の仲人も務めた方のお孫さんが、佐藤実(物理的現象によるサウンド・アートの作家)さんと同じ職場にいたらしく、それを先日、その佐藤実さんから聞き、ビックリ。実は昨年、親父から「そのお孫さんの知り合いで、お前の店を知っている人がいるらしい」とは聞いていたので、誰だろうと思っていたら、なんだか狭いというのか、世の中そう出来ているというのか、驚いた。
その佐藤実さんが、吉田アミさんと共作したCDが、asunaさんがスタートさせたレーベル "ao to ao"から出ました。佐藤実さんのソロ作と共にぜひ聞いてみて下さい。


Street


今朝も雑煮。

2008-01-06 17:53:30 | インポート
さて今日で特別営業時間は終了し、来週からは通常の営業に戻ります。

ここ2、3日、正月休みで仙台に戻ってきていた人達と色々と話す機会があり、なかなか興味深い話しを聞かせてもらった。具体的には書くわけにもいかないので、それだけなんですが。笑

なんだか暮れの秋山VS三崎戦が後になって色々と出てきていますが、主催者の商売における戦略的要素が大きい気がしますが、反則云々ではないもう一つの話題、三崎選手の最後の言葉は、いつも使っている言葉とは言え、少し配慮に欠けた発言だと僕は思う。試合が良かっただけに残念。身体、感情が熱くなっている中で、言葉をクールに選択するのは至難の業でしょうが・・・大変だなプロ格闘家も。

さすがに正月気分も最早ありませんが、雑煮が好きなので、今朝も雑煮を食べた。黒豆の煮たのとかもね。正月料理がなぜこんなに好きなのか?

明日の月曜は定休日です。お間違いなく。


良い天気。

2008-01-05 10:44:47 | インポート
おはようございます。
今日は天気がよさそう。

店は今日も12:30~18:30の時間帯で営業です。お間違いなく。

昨日の「モロヘイザ」、モロヘイヤだと指摘されましたが、知っています。もしや、そう思った人が多いのかと思い、念のため書いておきます。知ってます。笑。それと確か作者の死後50年著作権で保護されるとかなので、「モナリザ」も例えばで書いてますんで、念のため。

では皆様、街中のバーゲンついでにでも店に寄ってください。遠方の方は、ぜひオンラインショップを覗いてください。

Asa



中国の油絵村。

2008-01-04 18:30:32 | インポート
中国に油絵村というところがあるようで、非常に行ってみたい。
そこに美術家が集まっているのかどうかは知らないが、出稼ぎの人など素人同然も含め十数人がシステマティックに、それこそかつてのヨーロッパのように工房化された中で、大量の贋作を生み出している所があるらしい。ゴッホ、ピカソなどの贋作から、日本のクレヨンしんちゃんなどのアニメまで、油絵化されて流通しているらしい。クレヨンしんちゃんを油絵化って・・・ウォーホルでもやらないっしょ。笑。
映像に映った中で見る限りは、精巧な贋作と言うより、結構へたくそな模写で、モナリザの贋作などは全く別の顔になっていて、モナリザがモロヘイザになって、名画にも野菜にもなれない、「モ」と「ザ」(基本的に違うけど)しか合っていない、どこぞの婆ちゃんにも似たよく解らないものになっていて、かなり面白い。その行為自体、無論法的には悪しきことなのだろうけど、例えば、あのへたくそな贋作を見て、「おっ、モナリザを我が家にも飾ろう」と買ってしまう行為は有りなんじゃないのかと思う。
法的にオリジナルを守る意味は、よ~く判るし、製品コピーとかは話にならないが・・・あれは・・・あれはあれで全く別物として僕には届く。ま~実際に見ない事にはアレコレ言えませんが、とても面白いな~と。
リポータ達が正論を振りかざして一刀両断していたが、あんたら多分、美術なんて必要としたことないくせに、もっともらしくガタガタ言ってんじゃない!と正月早々に小言を言いたくなるし、そんなもっともらしい事を語る前に、一つの絵でも良いからジックリと眺めて見てもらいたいものです。
半端に巧く描かれた贋作は全く興味がないが、当初の目的地からどうしようもなくズレた地点に辿り着いた贋作は非常に興味がある。「そのモナリザは誰ですか?」そんなケッタイな疑問を呟きニタニタと眺めてしまう、そんなヘタクソな7000円程で買える贋作が、家に1枚あっても良いのじゃないかな・・・ダメ?
ただですね、この油絵村で年間45億の金を生んでいるらしく...その贋作の売り上げだけではないのだろうけど、これってどうなの?