黒い回転ゴミ日記

日々のあれこれ。

飯より高い珈琲

2008-02-02 19:42:42 | インポート
午前中、久々に飯より高い珈琲を飲んで来た。
旨い。
酒も飲まず、大して趣味があるわけでもないから、分不相応な高い珈琲を飲んでもバチは当たらないだろう。
ところで値段相応に本当に旨いのか?と聞かれると、チェーン店などより遥かに旨い事は分かるが、例えば1杯500~600円の珈琲と比べてどうなんだ?と問われれば途端に伏し目がちになる。少し前に「味覚はバーチャールだ...」という記事を読んで、なるほどなぁと思ったばかりなので、さらに自信のないところ。

その店では客に合わせてカップを選択するというような話を聞いた事があるので、後から来る客の選ばれるカップを身成から判断して勝手に予測してみたが、ことごとく外れた。擦りもせず外れて癪に障るので、本当にお客を見てカップを選択しているのか?なんて心で呟きつつ、旨いであろう飯より高い珈琲を飲んできたのでした。

書き忘れたけど、半額券があったので行ったという少々せこい話しで、そんな奴が他人様の身成からカップを予測出来るわけがないってね。

Ael


宝の山は、複雑な思いにさせる。

2008-02-02 14:05:42 | インポート
先日、回り回って届いたお宝。まだ開けていなかった箱を開け、驚く。
嬉しい。嬉しいが、かなり複雑な心境で数々のお宝を確認していた。確認しているうちになんだか悲しくなってしまった・・・でも、喜ぼう。

僕があまり意識的に聞いてこなかった数々のフリー・ジャズのアナログレコードが多数。いや~こんなのオークションかけたら結構な値段がつくのじゃないでしょうか。
今、店でそのうちの1枚『阿部薫/彗星パルティータ』が流れております。
やっぱりねぇ、アナログは良い。
単純に「音質」みたいなところで語ると全てがボヤけてしまうと思うのでやめときますが、やっぱねぇ・・・別に「音楽ってぇ~ものわなぁ」とか「銀盤じゃダメよ!まして幽霊みたいな世界はもってのほか!黒のデカイ盤じゃなきゃよ!」みたいな事を言いたいわけではないので誤解なく。MP3でもCDでも聞けるもので聞けば良いと思う。でも、アナログレコードじゃないと届かない世界も確かにあると思うのです。と言うか、今聞いていて改めて感じるわけです。音質、音色のみならず、ジャケットからアナログ盤を抜き、やさしく手に持つ時の独特の緊張感も、僕には非常にエロティックというのか、色気を感じるわけです。その辺はクラブ系の12”にはあまり感じないので(悪い意味ではないです)、音楽自体にも関連があるのかもしれません。

とにもかくにも、レコードで見付けるのは至極困難なものばかりなので、有り難く聞かさせてもらいます。

Jazz