昨夜、晩飯を食べながら演歌系の歌番組を見ていた。
これがなかなか良いのですわ。歌を歌っている時のあの独特の目配せや、表現は何なのだ?とは思うが(笑)、耳を傾けてしまうのでした。ある意味全てが予定調和で、湿っぽくて、いつまでも堂々巡りで、あんな世界をないことにしたい人も結構いるのかもしれないけど、僕は良いな~って普通に思ってしまう。今夜も飯時にそんな感じの番組があり「ざんげの値打ちもない」が流れていた。良い歌。
その昨夜の番組で、「おばぁ」という曲を歌う歌手が出てきて、歌う前のインタビューで亡くなった「おばぁ」がどうのこうのとその歌手が語っていた時に、「なんだよガバイばあちゃんが売れたものだから、便乗して一儲けかよ」なんて思っていたが、歌いだしたところ、これがすこぶる良い。目頭が熱くなるほどに良い。笑。聞く前にガタガタ頭の中でぬかして、ゴメンナさいって程に良い。これは演歌ではなく、沖縄の方言で歌ったフォーク・ソングのような歌なのだけど、いやー良かった。CD買おう。
今日の番組は阿久悠についての特番。えっ、これもかい!と、僕が昔に聞いたことのある曲がドンドン出てくる。ん~阿久悠は偉大だ。僕の青春はパンクでも、ロックでも、ジャズでもなく、阿久悠だったことを確認してしまった。
青春って一体何だ!笑。