黒い回転ゴミ日記

日々のあれこれ。

本であれこれ日記

2006-05-16 14:57:40 | インポート
昨日の休みに、また本屋へ行ってしもうた。
前から読んでみたいと思っていた保坂和志の本を買ってみる。小説から読むべきなのかもしれないが、エッセイなら一気に読めるだろうとの単純な理由でエッセイを買ってみた。面白い。
例えば「小説家というのは言葉を操る人ではなくて、言葉に対して疑問を持つことのできる人、言葉に対して違和感を感じることのできる人のこと」と書かれていたところがあり、それは小説に限った事ではないな~などと頷きつつ読んでいたのですが、頷いたり共感できる事が、必ずしも読む人間にとって良い事のようには思えない臍曲りの僕は、ついついどこか距離を置きつつ読んでしまうのでした。が、自分の中の漠然とした思考を整理できた部分も多く、面白く読んでいる。そのうち小説も読んでみよう。
まだ読み終わっていない本が結構あって・・・僕の場合1冊読んで次にということが出来ない質で、あっちこっち手をつけてしまう。中には読む事を放棄しちゃう本も結構あって、本当の読書好きからすると許せないタイプなのでしょうか?前にも書きましたが、本を読む事が好きなのじゃなく、本屋と本それ自体の物質感が好きなのです。

その本を買う前に、格闘雑誌を片っ端から立ち読み(昨日はジュンク堂なので座って読めた)。ゴッシップ雑誌みたいなものまであって、手に取ってみるけど内容はつまらなかった。格闘ブームに乗ってゴッシプで一儲けみたいな、しょうもない内容だった。
ここのところ前田日明がHERO'Sに関わっているため結構載っているのですが、僕は時代と折り合いをつけるのが上手い高田よりも、不器用で理想の高い前田の方が遥かに好き。まぁそう言う問題でもないのですが。笑。その構図は正道会館と大道塾の在り方とも似ている。最近の格闘ファンで前田の功績を知る人がどれだけいるのだろうか?大道塾や前田日明が今の総合格闘技界に与えた影響力は計り知れない。

また、音楽とはまるで関係ないレコ屋日記になってしまいました。