しばしば海産物の加工品などのラベルに特撰という文字を見掛ける。特撰は特選と違うのか。
撰というのは、勅撰などと使われるのを見掛けるが、この場合の撰は文を編集するという意味だろうから、海産物とは関係がなさそうだ。
国語辞典をいくつか引いてみると、特撰=特選と書いてあるものもあるし(たとえば新潮現代国語辞典)、特選に (1) と (2) を設けて、(2) は特選と同じで、(1) は特に作った、という意味だといっているものもある(たとえば三省堂国語辞典)。もちろん、この場合の撰は作ったという意味であろう。
特選しか載っていないものもある(たとえば大言海)。
岩波国語辞典第二版では、(イ)と(ロ)にわけて、(イ)は展覧会の賞のごときもので、(ロ)は念を入れて選び出したもの、とあり、「(ロ)は『特撰』と書くことが多い」などとある。
ようするに、各辞書別々なことが書いてあって、ビン詰めのウニの「特撰」とは一体何なのか、結局よくわからぬのである。
撰というのは、勅撰などと使われるのを見掛けるが、この場合の撰は文を編集するという意味だろうから、海産物とは関係がなさそうだ。
国語辞典をいくつか引いてみると、特撰=特選と書いてあるものもあるし(たとえば新潮現代国語辞典)、特選に (1) と (2) を設けて、(2) は特選と同じで、(1) は特に作った、という意味だといっているものもある(たとえば三省堂国語辞典)。もちろん、この場合の撰は作ったという意味であろう。
特選しか載っていないものもある(たとえば大言海)。
岩波国語辞典第二版では、(イ)と(ロ)にわけて、(イ)は展覧会の賞のごときもので、(ロ)は念を入れて選び出したもの、とあり、「(ロ)は『特撰』と書くことが多い」などとある。
ようするに、各辞書別々なことが書いてあって、ビン詰めのウニの「特撰」とは一体何なのか、結局よくわからぬのである。
はじめまして。
古い日記へのコメントですみません。
検索して参りました。私にも理解できる項をぽつぽつ拝読、管理人さんの知性にただ敬服です。
商品パッケージといっても、その一文字一文字に気持ちというものが見てとれて、面白いですよね