辞書引く日々

辞書が好きなのだ。辞書を引くのだ。

びりびり

2006年02月20日 | 製品
エアコンの屋外機の上に植木鉢を置いておいたのが悪かった。水をやってから鉢土にさわったらビリビリくる。指の第一関節くらいまでが振動するような感蝕である。こりゃあまずそうだと思って、修理を依頼。購入した店が潰れているので、メーカーに電話をかける。

今日修理の担当者が来ていわく「100ボルトの電気が洩れているわではないから、大丈夫です」。よくあることなのかと訊くと、「ないわけではない」とのこと。アース線をとれば、ビリビリこないということだが、手近にアースをとれそうなところがない。一応といって、ベランダのコンクリートの上にアース線をたらして帰っていった。

どうも、この種の電器製品というのは、意外にいい加減に動いているのかもしれぬ。なんか新鮮な気分である。

(べつに対応にクレームをつける気もないが、石油ファンヒーターで失態をやらかしている会社なのが、いくらか気にならぬでもない。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コマンドラインでポッドキャスティングを利用せむ

2006年02月17日 | Weblog
Linux でコマンドラインから使えるポッドキャスティングのアグリゲータ(レシーバ or "クライアント")はないもんかと思っていたら、bashpodder というシェルスクリプトがあった。

たいへん原始的なもので、私の原人趣味によく合致している。
さっそく使ってみた。

bashpodder URL →
http://linc.homeunix.org:8080/scripts/bashpodder/

私のメモ →
http://www.kabipan.com/computer/bashpodder/index.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Iriver T10 を Vine Linux 3.2 で使わむとす

2006年02月14日 | 製品
Iriver の MP3 プレイヤー T10 (512MB) を買う。とりあえず Linux から使えるようになったのでメモしとくのだ。

買ってきてすぐ、ファーム・ウェア 1.60 にアップデート。これは Windows から行う。

USB Mass Strage Class 準拠だそうなので、Vine Linux 3.2 (upgraded from 3.1) でマウントせむとす。ひどく不安定で、使えぬ。

まずおかしくなりたる事情を知らむとす。
$ cat /proc/scsi/scsi とか
$ cat /proc/bus/usb/devices とか見るが、よく事情がわらぬ。
# apt-get install usbview して、このツールで USB 情報を見てみる。
また、$ tail -f /var/log/messages でリアルタイムの監視しつつ、プラグを抜き差しする。

どうも murasaki が勝手に iriver T10 をマウントせむとするのだが、これがいかんように思える。

/etc/murasaki/murasaki.call から usb-storage:usb_mount の行を消して、murasaki が勝手にマウントせぬようにしてみたところ、うまくいっているようである。

[Iriver T10 そのものの機能について]

FM チューナーがついていて、感度も悪からず、また放送を録音することも得る。放送をタイマーで録音しうる。タイマーは開始時刻と録音時間のほかに毎日・平日・土・日の別、そもそも録音予約を使うや否やが設定できる。スリープタイマーあり。

iriver フラッシュメモリープレーヤー T10 512MB オレンジイエロー

アイリバー・ジャパン

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vine3.2 の Emacs で utf-8 をつかう (めも)

2006年02月09日 | 自分用メモ
総じて Linux 人は unicode に慎重なり。特に Vine の如きディストリビューションは安定を目指すものにて、なおさらなり。されば、Vine についてくる Emacs 環境が素のままにては utf-8 でコーディングされたるものを読めぬことなど、驚くにあたわず。されど、Windows ユーザには想像もつかぬことなるべし(試みに xyzzy などを見よ)。unicode の良し悪し、X サーバ上のunicode フォントの扱い方など議論あるやうなれど、取り敢えず utf-8 のテキスト書類が読めぬようでは日々の暮らしに支障あることもあるべし。

# apt-get install Mule-UCS

にて必要なるものを取り揃え、

.emacs.el に

(setq load-path (cons "/usr/share/emacs" load-path))
(if (not (string-match "XEmacs" emacs-version))
(progn
(require 'un-define)
))

と書きたればよし。これは、
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/Unicode-HOWTO.html
に載っていたるものなり。

さっそく使ってみると、ニーハオの「ニー」が豆腐になってしまうではないか。

豆腐を (find-charset-string "□") のように調べてみると、japanese-jisx0212 と出るから、これは「ニー」の字をJIS補助漢字(JIS X 0212)のグリフで表現しようとして失敗したものらしい。化けていない簡体字では chinese-gb2312、日本字は japanese-jisx0208 と出る。

ユニコードでは同一の字なのに、Emacs が利用する各既存コード体系にたぶって入っている字がある。「ニー」の字は、中国簡体字のほか JIS の補助漢字にあり、Emacs が後者のグリフを使おうとして豆腐になったのだ。

とりあえず、どのコードのグリフを優先して使うかということを教えてやる必要がある。.emacs.el に、

(un-define-change-charset-order
'(ascii
japanese-jisx0208
chinese-gb2312
))

と書いておいたら、JIS 補助漢字よりも bg2312 が優先して使われるようになった。

なんだかつぎはぎのカーペット(しかも床をおおっていない部分も多い)みたいで貧乏くさい。しかしまあ、ユーザ指向の私としてはこの問題はこのくらいですませておくのがよさそうだ。

(蛇足。そうそう、chinese-gb2312 は「ひらがな」を持ってらしくて、上記リストの中でこれを japanese-jisx0208 の上に書いておくと、ユニコードのテキストを読み込んだときなど、ひらがなまで中国製ので表示される)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Emacs 専用機ごっこ

2006年02月08日 | Weblog
/etc/inittab で、
id:5:initdefault:
などとなっていたら
id:3:initdefault:
にしておいて、(グラフィカルログインをやめ、)
/etc/passwd で
kabipan:x:500:501:kabipan:/home/kabipan:/bin/bash
などとなっておるのを
kabipan:x:500:501:kabipan:/home/kabipan:/usr/bin/emacs
などとしておく。

ログインシェルが Emacs になるので、ログインするといきなり Emacs が立ちあがり、Emacs を終了するとログアウトしてしまう。当然と言えば当然なんだけど、なんかワープロ専用機みたいで愉快。bc とか dc にしておくと、電卓専用機に :-)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラックジャックの家

2006年02月08日 | Weblog

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まるかぶり寿司

2006年02月03日 | Weblog
まるかぶり寿司というものが節分に合わせて売られている。最近仕掛けられたものだそうで、このごろ知った。なんでも特定の方向を向いて口をきかずに一気に食べるものであるという。方角は毎年変わるもので、今年は南南東だったか。

どうも、この趣向に何か恐しいものを感じてしまう。

大菩薩峠という映画を見たことがある(原作は読んでおらぬ)。冒頭、孫娘とともに旅をしている老人が峠で一休みする。孫娘が水を汲みに行っている間に、老人は野仏に手を合わせて、早くお迎えがきてほしいものだと口にする。足手まといになるのを怖れたのである。そこをたまたま仲代達矢演じるニヒルな主人公が通りかかって曰く、「西を向いて座れ」。孫娘が戻ったときには、老人はすでに斬られている。

「南南東を向いて食え」と言われると、このシーンを思い出すのだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SKK サーバを入れる

2006年02月02日 | Weblog
ブログ書くの忘れてた、というより、ブログを書いていたということ自体を忘れてた。

そこで、まず快適のブログを書くことを考える。
(勉強前に鉛筆を丁寧にけずって、勉強時間がなくなるたちだ)

まず、私の環境では日本語入力に難がある。
canna で firefox に入力していたが、これが結構ストレスではないか。
と考えて、SKK のサーバをデスクトップ用の Vine Linux 3.2 に入れてみることにする。

SKKのサーバにはいろんなのがあるけど、dbskkd-cdb というのを入れた。
この作者名、どこかで聞いたことがあるな。

# apt-get install dbskkd-cdb
# apt-get install skkinput

dbskkd-cdb をインストールしたら L 辞書の cdb 版なんぞも然るべき場所にインストールされたぞ。なんて楽なんだ。

/etc/service にはもともと skkserv が 1178 で登録してあるからよし。

つぎに、/etc/hosts.allow に

ALL:LOCALHOST



とか書いておいて、あとは、/etc/inetd.conf に

skkserv stream  tcp     nowait  nobody  /usr/sbin/tcpd       /usr/sbin/dbskkd-cdb


とか書いてやり /etc/rc.d/init.d/inet restart で inetd を再起動。あとは、Vine 特有の ime 設定スクリプトがあったはず(なまけ者)。あ、これこれ。

$ setime skkinput

で、shift+Space で起動するかいな。あ、動いた動いた。

skkinput はいくらか不安定だったが、使っているうちに安定してきた。何故だ?

よし、ともかくこれでブログが快適に書ける。
今日はここまで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする