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屋久島旅行記④~ウミガメ~

2006年05月12日 | Weblog
「もののけの森」から帰った後、ツアーで出会った仲間とレンタカーを借りて、温泉に行く事に!その道中、「ウミガメの産卵、5月から6月がシーズンなんだよねぇ」という話題で盛り上がっていたら、「今夜、ウミガメがもしかしたら、出てくるかもしれないっていう情報があるから、(※亀おじさんと)行ってみようと思ってるの」という姉妹が!!!

※亀おじさんは、毎年毎年屋久島に来ている大阪出身のおじさんで、相当ウミガメの動向や屋久島事情に詳しい方です

それは絶対に同行するしかない!と思い、私と親友そしてカップルで来ていた2名も一緒に現場に行けるようお願いをすることに。

温泉の帰り道、「平内海中温泉」で足湯を体験して、そのまま一度ホテルへ戻り身支度。この日時間的余裕がなくて、平内海中温泉に行ったのは21時過ぎでしたが、雰囲気は最高。「混浴」というハードルがあるものの、タオルOKだし(水着はNG)、全く平気なはず。明け方や夕日が沈むタイミングなど、絶対にまた訪れたいポイントの一つです。

身支度が終わって亀おじさんと合流した後、いざ海岸へ。

ブログだとあっという間の移動ですが、やはりここにも1時間以上のドライブが発生しています。ほぼ初対面なのに、運転し続けてくれた、カップルの彼には心底感謝です。ちなみにその彼女は、会社の2個上の先輩だったことが発覚。既に退社してしまっていたものの、実は同じオフィス内で働いていた二人が、屋久島のユースで遭遇するとは、また運命的だなぁ~と実感しました。

海岸へ着くと「うみがめ館」のスタッフさんが、あらゆるところに人員を配置して、亀の観察をしていました。すると、別の浜辺で、産卵を終えた亀が、一生懸命カモフラージュ(産んだ卵を隠すために、土をかけること)をしているとの情報が入ってきました。

そこから慌てて大移動したのですが、時すでに遅し。
亀は海へと帰ってしまいました…(涙)。

ところが!!!

この亀。

ちょっと産み急いだのか、波が打ち寄せてくる、極めて卵にとっては危険なところを産卵場所として選んでしまったので、このままではすべてが流されてしまうというリスクが満載。そこで保護員の方が、産卵直後の卵をすべて掘り起こし、別の安全な場所に移すという作業をすることになったのです。

その場に居合わせた私達は、ラッキーなことに、その産みたて卵を見せてもらえることに♪



さらに、卵を土に埋める作業のお手伝いもさせてもらえて、亀の代理で、卵を産み落とすという貴重な経験をすることができました!!!



ふ化予定日は8月。
これは最後まで責任を持って見届けたいなぁ~と思っているのですが、小亀が地上に出てくる瞬間を見られるなんて、それこそ難しいんだろうなぁ。

でもまずは8月が近づいたら、屋久島うみがめ館にコンタクトをとって、状況についてヒアリングをしてみよう。


ちなみに、このウミガメ情報を提供してくれた姉妹のうち、妹さんが偶然にも明日から東京に遊びに来ることになっていたので、職場の案内をしてあげることに♪こうして人の輪がつながっていくんだなぁ~。


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