S.T.E.P.22's BLOG

もっともっと多くの人に、S.T.E.P.22のこと、そこに関わるメンバーのことを知ってもらえますように…。

屋久島旅行記②縄文杉へ…

2006年05月10日 | Weblog
午前4時、起床。
そこからスピーディーに準備をして、午前4時半全員集合。


↑まだ外は真っ暗…


GW期間は、一般車両の乗り入れができないという事情があり(交通規制があるようです)定期バスに乗って、登山口入り口へ…。さすがGWということもあり、お手洗いには長蛇の列が!ガイドさんが語る、屋久島のトイレ事情の悪さについて、あらためて実感しました。

登山前には入念に準備運動。

いよいよトロッコ道を縄文杉に向かって歩き始めます。



往復10時間。
トロッコ道が8キロ。
後半激しい山道が2キロ。

なぜかスパルタ形式で、歩くペースも早く、トイレ休憩もなし!という状況のもと、湧き水を飲んだり、軽くマッサージをしながら、着々と歩を進めていきました。

途中の風景はとにかく神秘的で、どうやったら、自然の木々がこんなことになってしまうの!?!?という不思議な形や色が生まれるんだろう、と疑問だらけ。でもそれを平然と囲い込み、育て続けている屋久島の森はすごいんだろうなぁ~。


↑なぜ、こんなに普通の木の幹に、緑の植物が根を張り生き延びることができるんだろう…。自然の力って本当にすごい!!!

実際になんとか5時間かかって、へとへとに疲れ果てながら到着した縄文杉。
正直私は、行きの道のりで見た数々の杉で大満足していたので、ちょっと感動が薄かったのですが、杉を見たことよりも、まずは5時間がんばった自分はすごい!と勝手に盛り上がっていました。

帰り道はほぼ無言。
とにかく疲れ果てました。

でも、そんな私と親友の様子をみかねたのか、ガイドさんがYH近くの尾ノ間(おのあいだ)温泉へと連れて行ってくれ、さらにはまたYHまで送り届けてくれたのです♪いわさきホテルに続き、本当によい人々に恵まれて、感謝しなきゃだなぁ^^そして何より、太陽が照り続けてくれていたことに感謝!



屋久島旅行記①

2006年05月10日 | Weblog
親友と思い立って出かけた屋久島3泊4日の旅。
相変わらず波乱万丈というか、色々なことが起こり、とっても思い出深い旅になりました。

さっそく振り返ってみようと思います。

【初日】
今回の旅の一番の懸念事項は、移動手段。
飛行機は基本的に無事発着するのが前提だとしても、鹿児島から屋久島への移動手段である飛行機が満席だったので、私達は船「トッピー」を利用することに。最終的にその判断は正しかった!と最終日に実感するのですが、私がこのトッピーを予約した翌日に、あの乗員全員が負傷という、衝突事故が起こったのです…。

親友とニュースを見ながら唖然。

当然不安ばかりが募り、どうしたものかなぁと思いながらも、お互いの強運さを信じ、予定通りトッピーに乗船することにしました。すると、快適すぎて驚き!(というよりも、二人して爆睡していたので、鹿児島から出発し、起きたら屋久島でした…笑)

そこからは、バスで大移動。
ところがこの定期バス、30分~1時間おきにしか到着せず、私達はのんびりとお手洗いに行ったりしていたので、ちょうどよい時間帯のバスに乗り遅れてしまったのです。

結局、私達の目的地より車で10分手前のポイント「いわさきホテル」までしか行かないバスに乗車。「そこからタクシーを拾えばいいよね!」とのんきなことを言っていたら、タクシーが来るまでにまた1時間と言われてしまい、呆然。

あぁ~これでは滞在先に指定された時刻に到着するのは無理だなぁとあきらめかけていたところ、「いわさきホテル」の方々の手厚い配慮により、なんと宿泊客でもないのに、社用車で私達を目的地まで送り届けてくれたのです☆

「いわさきホテル」すごい!!!
どこの誰かもわからない、私達二人のために、荷物を運んでくれる人、ドアを開けてくれる人、運転してくれる人、見送ってくれる人、計4名のホテルマンが動いてくれて、思わず恐縮してしまいました。

そんな私達の目的地は屋久島ユースホステル
今回の旅では、どうしても縄文杉と、もののけの森に行きたいと思っていたのですが、そんな私達のニーズを満たしてくれるツアーを実施してたのが、このYHだったのです。

総勢20名の同年代の仲間とともにオリエンテーションを受け、翌日午前4時半集合という言葉に一同不安になりながら、その日はすぐに就寝。いよいよ過酷な縄文杉までの道のりスタートです。