友人であるイタバシくんのブログに「ドクター市田の本を買ってみたけど、手彫はさっぱりわからん。」と書いてあった。元々収集界でドクターと言えば市田博士のことであった。本物の工学博士であり、切手収集の博士の意味合いも含めて、親しみを込めてドクターと呼ばれていた。伊東由巳氏によると「ドック!」と気安く呼んでいたという。手彫切手は本だけではダメである。あの独特の性格を理解するには、どんな物でも良いから実物に触れながら勉強するべきものである。ちなみに僕のオススメは和紙桜半銭。値段も安いし、松田印刷と政府印刷があり、版は4枚なので版別がしやすいし、ポジションの決定も手彫の中ではもっとも容易である。手彫切手入門にもっともふさわしい切手だと思う。
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