レモングラス~まっちょんのお気楽日記~

乳がん患者歴9年目。結構ベテランの域に。現在骨、頭部、肝臓転移治療中。日々の思いを気ままに、ゆったりまったり綴ります。

ドクターのひとこと

2009-09-09 | 治療のこと
体調よっしゃ、よっしゃ、が続いてラッキーと思っていたら、痛みが出てきた。
波のような体の調子に、うまく付き合っていかなければなるまい。


ある病院でのはなし。

定期的行ってる診察日で、1か月前のデータだったけど、微熱もあったし参考になるかなと思って、医大で検査した血液データを持参して行った。
そのデータを見た先生、

「マーカーがべらぼうに高いなあ。」とひとこと。

あのさー、センセイ。「べらぼうに」って・・・。
わかってるって、そんなこと。
冷静に受け止めようと努力しているのに、傷口に塩を塗るような言い方するなよ~。

これは、まっちょんの心の中での言葉。

しかし小心者の私。
「はあ、そうなんですよねー。」とお茶を濁す。

たった一言で、信頼レベル、一気に低下。



それに対して、ドクター・キム兄ぃ。(ケンコバじゃないよ)
枕詞のように、「何か気になることがあったら、遠慮なく連絡してくださいね。医大のI先生を通じてでもいいですからね。」

と毎回、同じセリフをおっしゃる。
患者にとっては、少なくとも私にとっては、こんな一言が、安心感を生むのだ。

この一言で、今月もドクター・キム兄ぃへの信頼レベルは、確実にUP。



今日、私の戦友さんが旅立った。
絵画にも書にも秀でた芸術家だった。
私の母親とほぼ同じ年齢だったが、友達のように接して下さった。(いつも、ため口でゴメンね)
たくさん教わったことがあった。
彼女のように、強くありたいと思う。

いのこちゃんにもう出会っただろうか。

ほな、またね。