レモングラス~まっちょんのお気楽日記~

乳がん患者歴9年目。結構ベテランの域に。現在骨、頭部、肝臓転移治療中。日々の思いを気ままに、ゆったりまったり綴ります。

秋を感じるとき

2009-09-16 | 日々のこと
カレンダーの枚数を数えたとき。

風が涼やかになったとき。

街路樹の葉っぱの色が少しずつ色ずいたとき。

二十世紀ナシが、スーパーに並んだとき。

暗くなるのがいつの間にか、早まったとき。

朝晩涼しくなって、毛布が必要になったとき。

セミの鳴き声から、コオロギや鈴虫にバトンタッチしたと気づいたとき。

食欲が増して、おなか周りがきつくなったとき。

おまけに、久々に乗った体重計の数字に絶句したとき。

シャンプーの後、えらい抜け毛が多いなあと気づいたとき。

田んぼの色が緑色からだんだん黄色に色づいたとき。

田んぼの畔に、彼岸花の赤い色を見つけたとき。

コンビニでおでんのいい匂いを嗅いだとき。

さんまの塩焼きが、めちゃおいしいとき。

夕日とうろこ雲が美しいとき。


四季のある日本って、ステキ!!


歴史は変わるのか

2009-09-16 | 日々のこと
鳩山総理大臣が、誕生した。

テレビで衆議院本会議をTVで見たが、首相指名で「鳩山由紀夫くん、三百○○票」
と、議長が発表した時の拍手の勢いと大きさ、フラッシュの多さに、歴史の転換点なのかなあ、と感じた。

でもこれからがスタート。

難問山積。

官僚主導から政治主導の政治に。
子ども手当、高速道路無料、大型公共工事など、大きく舵を切る。

大きな船(国)が大きく舵を切れば、その先にある地方(地方自治体)は、振れ幅がとても大きく、混乱は必至だろう。
政治家は、丁寧な説明責任を果たしてほしい。

大型公共工事見直しの中で、群馬の八ツ場ダム中止がマニフェストで謳われている。50年以上前に計画され、激しい反対運動を経て、工事が今まさに行われている。
予算の8割近く既に使われている。

本当に、やめてしまうのか。


まっちょんが生まれた所は、山の中だった。
谷間の山の中。
午前10時に日が昇り、午後3時には日が沈むといわれるくらい山と山に囲まれた小さな集落。
山につっかえるから、竹竿を横にして歩かれんわ、と笑い話があるくらい。

その集落は、ダム計画で湖底に沈む計画地にあった。
計画は生まれる前からあり、私が保育園や小学校のころには、毎日、毎日、毎日、毎日、ダムの話し合いがあった。
子どもの時のおぼろげな記憶だが、たくさんのおじさんが毎日うちに来て、話をしているところを覚えがある。
今でもその頃の苦労話を母からよく聞かされる。

反対、賛成両意見があり、喧々諤々の話し合いを経て、ようやくダム着工し、中学校1年の時に、今の家に引っ越しした。

八ツ場ダムを造ることに同意するまでの、住民の膨大な時間と労力。
長い時間の中で、失ったものも多いのだろう。
人生が大きく変わった人も多いだろう。


それをバサっと、切り捨てていいのだろうか?
これには、疑問を感じる。