レモングラス~まっちょんのお気楽日記~

乳がん患者歴9年目。結構ベテランの域に。現在骨、頭部、肝臓転移治療中。日々の思いを気ままに、ゆったりまったり綴ります。

新型インフルエンザ騒動記

2009-07-30 | 日々のこと
このごろ少し動くと、時々微熱があった。
微熱といっても37℃少しくらいなので、大騒ぎするほどでもないと思っていた。
微熱が出るころは、決まって体のだるさを感じた。

このダラダラした感じ、超ムカツク。
熱が出るなら、どばっと出てみろ!っちゅーの。
こんな悪態までつきたくなる。

そんなダラダラの日々を過ごしていたら、昨夕、突然37.8度の発熱。

え?!やばい。新型インフルエンザか?
速攻で、保健所内にある、発熱相談センターに電話。

熱が出て直後に検査しても、菌が出ないこともあるとのこと。
マスクして、部屋に籠城して、一晩待ってみることにした。

やばい。これは、本当にやばいと思った。
月曜日には保健師さんと推進員さん数名とで印刷作業を2時間くらいやった。
妊婦の保健師さんとも短時間だったが、話をした。
病院で検査もした。
火曜日は、親戚のいとこやおばちゃんたちとお茶飲んでた。
医大の「さくらサロン」にも行った。

まずいではないか!!
もしインフルに罹っていたら、ウィルスをばらまいているかもしれない。


うぎゃ~~~~~~~~~。

万一、私が罹って、ウンウン熱にうなされるのは一向に構わない。
でも、さくらサロンに来ている人の中には、翌日化学療法する人もいるのだ。
さくらサロンの世話人が、ウィルスをばらまいたなんて、全くシャレにならんぞ。

昨夜は生きた心地がしなかった。
「どうか、インフルエンザでありませんように。」

熱の他には、のどの痛みや咳、くしゃみなど全くない。
夕方あった37.8度の熱は、解熱剤を飲まなくても、3時間ほどで37.0~5℃くらいに収まり、これ以上高熱が出ることはなかった。

しかし、これで安心はできない。
万が一、ということもある。

朝になり、昨日からの体の状況を紙に書き、マスクをして、車ですぐ近くのかかりつけ医に、GO。
玄関前のインターホンを押し、看護師さんに診察券と紙を渡し、車で待っているから携帯に連絡して、とお願いする。

玄関前には椅子が出してあり、若い女性がマスクをして座って待っている。
この人もか・・・。

しばらくすると先生が車まで来て、鼻にめん棒入れて、グリグリ。
何度やっても、気持ちが悪いわ。

看護師さんが体温計を持って来る。36.6度。
おおっ!!今朝は若干微熱があったが、下がっているではないか。

しばらく車の中で待って、看護師さんが呼びに来てくれた。
診察室に恐る恐る入ると、インフルエンザのウィルスは出なかったとのこと。


よかった~~~~~。胸をなでおろすとは、まさにこういうこと。


先生が言うには、ものすごくインフルエンザが流行っているとのこと。
「誰が罹っても、おかしくないよ。抗がん剤治療していると、免疫力がどうしても下がる。
重症化する可能性もあるから、手洗いうがいをちゃんとしてね。」とのこと。

じゃあ、最近の微熱は何なんでしょうね?と聞くと、
免疫力が下がっているときには、どうしても菌やウィルスが体に入りやすい。抗生物質を飲んで、とのことだった。

なるほど、そういうことだったのか。

フロモックスはたくさん持ってるから、解熱剤のカロナールと降圧剤プロブレスを処方してもらい、病院を出た。

薬局でこれまでの話をすると、新型インフルエンザでは39~40℃といった高熱が出ない人もいるそうだ。
37~38℃でも、インフルエンザになっている場合もあるとのこと。

インフルエンザが流行りだした頃は、外出するときにはマスクを欠かさなかった。
手洗い、うがいも欠かさなかった。
でも最近ちょっと私の中で危機感が薄れていたかな。

これが、教訓になったのは確かだ。