聖マリアンナ医科大学病院臨床研修Blog

聖マリアンナ医科大学病院に勤める研修医たちの日々の情報をリアルにお届けいたします。

もう10月ですね・・・・衣替えだ~

2009-10-01 22:49:10 | Weblog
なんだか涼しくなってきたな~って思っていたらもう10月
あれ?っていつだった?

そういえば早くも始まってるってさ
いつもと同じ感じで紅葉を見にいくつもりで計画していると
あっという間にで・・・気付くとかも・・・・

ところで
今多摩病院の研修医たちは目の色変えてこれまでため込んだ資料や症例レポートの整理に追われてます

研修医の経験する症例には限界があると思うんですよね
経験するということはいろんなパターンを知ることと一緒
でね~いつも思うんだけど
いったいいくつのパターンを覚えようっていうんでしょう?
きっとcommon diseaseを診たいっていうのは
このパターンを覚えたいってことの表われなのかなって思う

だから研修医はある程度慣れてくるとサクサク外来で動けるようになるけど
それはある条件下だからなんだって気付いてるかな~

だからパターンがちょっと違う感じになると
外来でも病棟でもウロウロ・・・・・そして最後にはとうとうフリ~ズ

そして思うのです
『あ~ボクにはまだまだ経験が足りない!もっと経験してパターンを覚えないと!』

でもそうなのかな~って思うのです
研修を山登りに例えた時に言います
登りながら学ぶのです
登りながら反省して登った後に反省していくんだって

だからパターンを覚えるよりも今まで経験したものを使って挑戦しながら学ぶってスタイルがいい

そこで考えた
今ある武器を整理してみようって感じでこのポートフォリオの整理整頓

きっと今ごろ整理しながらこう思っているはず
『あれ~?ここで経験してたんだ~』
次はこうしようとかね そう自分で気付く

いっぱい経験しているはずの指導医が夜中や休み時間に文献読むのってなぜ?
手術中に何度も画像を見直し気合いを入れ直すのってなぜ?

いつかきっと自分がその立場になったときにこういうことか~って思う
その最初のきっかけが自分で創ったポートフォリオだと思うんですよね

もちろん科学的に証明しようと世界中の医学教育関係者が頑張ってます
文献もありますが疑い深いボクはほんとかな~って思いながら読んでます
たとえば世界中でポートフォリオは時間がかかるそう継続性の問題
でも日本なら研修制度である限りこの問題は少ない印象
だってやらざるを得ないのが本学の研修医
そう効果絶大って思ってるんですけどね

あ~秋の夜長また文献でもチェックしようかな~


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