平成26年3月11日(火)午後5時30分より、病院別館8階臨床講堂において修了者43名に対して修了式を執り行いました。幕内病院長の挨拶、箕輪臨床研修センター長の挨拶に続いて、一人ずつ幕内病院長より「臨床研修修了証」が授与されました。表彰者は、「ポートフォリオ賞」に大学病院プログラムから阿部佳織先生、西部病院プログラムから照屋陽子先生、多摩病院プログラムから川平尚生先生、「第3回基本的臨床能力評価試験 本学1位」に阿座上真哉先生、「奨励賞」(学会発表や地域医療施設での貢献)に井田圭亮先生の5名でした。
修了式終了後には、ランチボックスで懇親会を行いました。おいしい料理を食べながら和気アイアイと過ごす姿を微笑ましく感じました。
初期臨床研修の24か月は、本当に“あっ”という間です。入職したかと思えば、すぐに1年が経ち、西部・多摩組が合流し、地域や附属病院へ散り散りになり、すぐにポートフォリオの締切となり、修了式です。
臨床研修センターは、研修期間の2年間をサポートするのですが、大変に濃い2年間だと感じています。他の職場においては、こんなに濃い2年間はないのではないでしょうか?
研修医側からすれば、やっと終わったと感じるのかもしれませんが・・・・
2か月ごとに診療科をまわり、慣れたころに次の診療科。大変なことだと思います。
他大学の見学者からマリアンナの印象を聞くと、「皆さんすごく優しい」「すぐに溶け込むことができた」と言っていただくことが多くなりました。マリアンナの良さを表す指標は、研修医の姿そのものだと思っています。4月からの就職先は、本学任期付助教20名、本学大学院19名、本学研究員1名、他施設就職3名となりました。
マリアンナで過ごしたこの2年間が、これからの飛躍に繋がると信じています。
臨床研修センター 阿部征子