聖マリアンナ医科大学病院臨床研修Blog

聖マリアンナ医科大学病院に勤める研修医たちの日々の情報をリアルにお届けいたします。

小論文をかくコツ

2009-09-06 18:10:08 | 指導医日記
とは言うものの
どう書くのか?って思っていろいろ調べた
ま~参考にしてみてください

まず自分の思いを書き始めるのですが
手短に書くのがいい「~こうありたい!」「~と考える」って感じで
文章は全体の1割くらい
400字原稿用紙なら40~50文字くらいだそうです
ここで無理な目標は掲げないこと
今後小論文内で展開できるものにする
そして自分のこれまでの経験や今の状況などで意見を展開していきます
ここでは確かな根拠を示すのがいいと言われています
経験や具体的な事例を示したり
逆に反対意見を展開してもいいでしょう
ここは事実や具体的なことを手短にまとめる
ここが長すぎると自分の意見が短くなり
何を言いたいのかわからない文章ができあがってしまいます
文章は全体の4割ぐらいだそうです
そして次が一番重要です
自分の考えや社会的な一般的な考えから文章に深みを持たせて行きます
自分の将来における障害は何か?
それを解説するために必要なことは何か?
とにかくここが勝負どころです
思い切って書き上げます
でもまとまりがなくならないように
やはり文章は全体の4割暗いがいいようですよ
そして最後がまとめです
文章としては1割くらい
断定した文章で書き上げます
ここで注意
ついつい努力目標や今後の展開を来たいさせるような小説のような余韻は不必要です
「~していきたい」とか「~つづく」みたいな
来年も書いてもらっちゃうよ~へへへ

そこで
入試でも使える書き方のルール
ほんとこんな基本的なルールを知らない方もいるのでまず知っておいてくださいね

段落変えを忘れないこと
だらだら書いてはいけません
4つの展開を忘れないで最低4つの段落は作りましょう
文章の文体は統一する「~です/~ます」と「~だ/~である」を混ぜない
長過ぎる文章にしない
なんでも60字くらいがいいんだって
~で、~で、~なので、~でした。って息つけないし
あと意外と多いのが
流行語や会話体そしてなぜか略語で書き上げるもの
これはダメなんですよ
もちろん自分のことは「私」ですからね

さて原稿用紙の使い方ですが
当たり前ですが冒頭部分と段落の書き始めは一文字下げること
改行後も次の行頭は一文字空白です
あと句読点「、」は行の冒頭にきてはいけません
前行の最後の升目に入れてしまう
最近はパソコンのソフトの関係から升目の下にブラ下げたように書く傾向があります
半角英数字(欧文)は通常二文字を一枡に書き込みます
大文字/小文字の区別なく同じ取り扱いです
単語間は英数字一文字分を必ず空けます
句読点や括弧類および記号類は一文字として扱います
句読的や括弧類の閉じる方(」や』など)繰り返し記号(々など)はやはり行冒頭はダメ
句点と括弧は同じ枡でもいい
小さい「ゃ」「ゅ」などは行頭でも前行末でもいい
などなど

あらためてこんなことって昔から書いていたのに
医学部に入ってからは気づかず書いてたな~って思います

では
来年受験する皆さん
がんばってくださいね
お待ちしてます

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