メルボルン

メルボルンに、７泊９日の出張に行っていました。土曜日に戻ってきた～！

ドイツ人の同僚と一緒にたくさんの時間をすごし、前よりずっとお互い分かった気がします。その人がひどい鼻かぜでしたが、うつされなかったのって、ちょっとした奇跡。

メルボルンは、アメリカとはぜんぜん違う雰囲気でした。日本人から見たら、アメリカはとても大きい国。でも、オーストラリアは、もっと大きくて、アメリカよりも懐が深い感じがしました。
とにかく、Diversityがすごい。アジア人の居場所がアメリカよりありそう。
安全。夜遅くまで、人々が町へ繰り出し、くつろいでいました。
娯楽が豊富。大道芸人がたくさんいました。
みんな遅くまで出かけているにもかかわらず、泥酔している人が見当たらなかったのがすごい。

今まで、家族を連れて移住するとしたらスウェーデンかな、と思っていましたが、突然オーストラリアが私の短いリストのトップに浮上です。

土曜日に到着し、ショートステイのアパートに問題ありでしたが、それは軽くクリア。結果として、一人で新築のアパート（日本でいうマンション）３３階の２ベッドルームの部屋に泊まることに。到着した日は、アパートのプール独り占めで泳ぎ、翌日は唯一の休みだったので、ドイツ人の同僚とツアーに参加して野生のコアラ、カンガルー、エミューを見てきました。みんなに「コアラ抱っこした？」と聞かれましたが、いやいや、そういうところにいったんじゃなくて保護地区にお邪魔させていただいて遠くから望遠鏡で見たかんじです。
行って、良かった。自然に触れて、自分がいかに疲れていたかがよく分かった。

このツアーでベルギー人の友達ができ、同じコンファレンスに参加することも分かって、一緒に食事したり楽しく過ごしました。

彼女は夫を３年前に亡くしていました。自殺。
出張の１０日ほど前に大学の後輩が自殺していろいろ考えていた私にとって、同じような経験をした人と時間を過ごすことができたのは、本当に助かりました。しかも、同じツアーに自殺を専門に研究している大学教授もいて、いろいろ話せてよかった。

月曜日から金曜日はお仕事（当たり前）。土曜日の朝の便で、帰国しました。
今日から仕事に復活です。