れんげ荘物語の5巻目ーおたがいさまー
幼児を連れた男性とのお付き合いが、どうやら順調なコナツさん
事実婚を続けている
右隣のチユキさんは祖父から譲り受けた高層マンションを持っている
祖父に育てられたチユキさんは高層マンションが性に合わなくて、マンションは人に貸して自分はれんげ荘に住んでいる
そのマンションの借主が相当な住民らしく、退去してもらうについてかなりの修理が必要
そしてチユキさんは、自給自足をしながら仏像を彫っている山暮らし彼がいて、行ったり来たり・・・
キョウコの兄から、施設に入居している母親が倒れたと、連絡が入る
2度目の事なので助からなかった
母親のお葬式や、相続や・・・書類の事でちょっと出歩く用ができる
そんな合間にネコのぶっちゃんが散歩しているところに遭遇して、幸せを感じるキョウコ
兄夫婦に、実家での同居を勧められるがキョウコにその気はない
かといって、将来を不安に思わないわけではない
ある日、左隣に住んでいる60代半ばのクマガイさんに聞いてみた
「クマガイさんは将来について、不安はないですか」
「不安ねえ、ないなあ。将来なんて考えたことないから。余計なことを考えるから不安になるんじゃないの。貯金もたくさんあるわけじゃないけどね。将来なんて言葉は知らないっ」
なかなか意味深ですね^^;