築40年以上の古いアパートに住むキョウコ
幼いころから母親と反りが合わず、年齢を重ねるごとにその関係が辛くなる
大学を出て有名広告代理店に勤めたキョウコは30歳を前に一人暮らしを考える
それも、会社を退職して仕事せずに質素な暮らしを目指す
学生の頃、森 茉莉の贅沢貧乏に共感しあこがれてもいた
45歳でそれを実現し、れんげ荘に住み始める
6畳一間のシャワー室とトイレは共同で、両隣の生活音が聞こえる部屋
暮らし始めの頃は毎日何をしようか?と考えてしまう
やることを思いつくと嬉々とする様子がおかしい^^;
何もしない生活を望んでいるのになかなか馴染めない
母親が突然訪ねて来て決定的と言える言い争いに><;
梅雨の季節のカビ対策や夏の蚊の襲来><;
冬の半端ない寒さ><;
まるで外で暮らしているような環境
古すぎるアパートなだけに、2階は空き部屋になっている
キョウコが借りている1階は3部屋あって、3号室のクマガイさんが年配のセンスある人
突き当りの物置部屋にも住人がいて、とっても個性的な若い女性
ワタシには非日常的なキョウコの暮らしが、うらやましくもあるが不安で耐えられないだろうなと思う
この小説、どうやら長編らしい^^