☆日々是好日☆

最凶・最強~荒波乗り越えどっこい生きてる、🐔のひとりごと

ガンのコトあれこれ(大腸編)

2010-10-16 21:28:56 | 乳がん
とりあえず『闘病日記』のつもりで書き始めたこのブログですが、当然のことながら?!一点集中出来ない私は話が脱線しまくり!(笑)

日によっては非常に更新率が高い日も有ったりなんかして~ますます訳が分からん状態になっていると思います。

もう一度ブログを始めようと思ったのは6月に乳がんが発覚してから。
実はその前にも癌は経験しているわたし。
もう一度、自分自身で振り返る為にも書きますね。


1度目の癌が発覚したのは今からちょうど6年前。
大腸がんです。その時は一番発症しやすいと言われているS状結腸がん。

大腸がんになる要因って、便秘だとか欧米系の肉食が多いとなるとか聞くけど、私に関してはそれは皆無。
便秘もした事が無ければ、食事も肉中心ではない。
確かに不規則な時もあったけど、家庭を持ってからは至って健康食。
その当時はお酒もたばこもやめていたので、それも関係ない。
なのにですよ~罹ってしまった。

発覚する前、トイレに入る度に何となく違和感は有ったのです。
でもまさか・・・
その時は下血が有っても軽かったし、中からではない切れて出血したと信じたかった。
血の気が引く様な状態が何度か有ったのも事実。
だけど、まさかまさか…そんなはずはない。受け入れられない現実。

そんな私の気持なんぞははさておき、身体を襲う異変は続き8月頃のあの何とも言いようの無いダルさ。
普通、全身倦怠感が出始めるとかなり進んでいるって聞くけど、私の場合は身体が過剰反応するのか運が良いのか”何かある”とすぐに反応が出る様です。それは今回も一緒。
風邪の様な症状がなかなか治らず、身体がダルい。
寝ても寝ても改善しない。
たまたまその時は健康診断が近かったので、ついでに便の検査もしてもらっておこうって~
軽~い気持ちで受けたのですよ。

結果『E・要精密検査』

「・・・・・・・・・・」

来たかーーー!!!
一気に気持ちは奈落の底!!

即、近所の胃腸内科を受診して内視鏡検査を受けました。
大きさ1.7センチ。芋虫状の”ポリープ”
即切除してもらいました。
初期大腸がんの良いところはココ!そうなんです。見つかったらとりあえず切除できる範囲のものは先に切除してもらえる。
乳がんの様に、ガンだって分かってそれでもその”ブツ”を抱えたまま不安をかかえたまま生活をしなきゃならない訳じゃない。
念のため3カ月後にもう一度検査を受けて、癌細胞が残ってないかを確認。
その物を取っても、癌細胞がどこまで浸潤しているかでその後の治療が変わって来る。
それはどの癌でもほぼ同じね。

私の場合はその3カ月後検査で癌細胞が残っていたのですよ。
そしてそれプラスまた新しいモノが発見されてしまった!!

これはいわゆる”癌”とはまた違う、「カルチノイド」と言うもの。
簡単に言うと「ガンもどき」
癌の様で癌でない。なので手術も慌てなくても良いとは言われる。
が!!この”癌もどき”。  もどきのクセして転移なんていっちょ前の事をやってのけてくれるから性質が悪いのです。
皆が皆転移をする訳ではないのだけど、そう言う奴もいるのは事実。
実際、どこも悪くないのにどんどん肝機能が低下して行って、おかしいと思ったら大腸にカルチノイドが有ったって・・・そんな人もいたらしいから侮れない!!
なので病院によっては単なる「癌もどき」とは考えずに「癌」と同じ位置に置いて治療を進める…そう言ったところも有ります。


最初に切除をしてもらったのは街のかかりつけ医。
このカルチノイドに関しては、入院して取らないと無理と言われて某大学病院に検査入院したのですが、どうも上手くいかない。先生も何だかな~な状態。
セカンドオピニオンして、次が見つかるまでの約1カ月。これほどまでに心乱れたことは有りませんでしたね。

今回乳がんになって、笑い飛ばしている?!私ですが、さすがに初めて癌告知をされた時は落ち込みましたよ。
背中がす~っと凍りつくような感じ。全ての時間が一瞬にして静止。自分だけが陸の孤島に取り残された感じ。
私は表現が下手なので、他の方の言葉を借りて言うならば、癌告知を受けた時ってこんな感じだな~って

『家でゴロゴロしていたところに某かの使者が突然やって来て、
「さっ、戦いだ」と、無理矢理戦場に連れてこられた感じです。
知識もなければ、心の準備もできてないわけで・・NO武器で戦えってか。』

その当時まだ下の子が幼稚園の年少組で、上の子も小学校3年生。

癌になった事が有る人ならだれでもあると思いますが、まず一番に頭をよぎるのが『死』と言う事。
「この子達をおいては逝けない」
それしかなかったですネ。

告知を受けた日は妙にハイテンション。
気を使って話してくれる先生に対しても「や~だ!!先生!!やっぱり有りましたぁ???参ったなぁ~」
なんて、その時も笑い飛ばしてみたものの、その後とりあえず何を思ったか「食生活変えなきゃ・・・」と近所の大型スーパーへ行って手当たり次第に”身体に良さそうなもの”を買い漁ったのを覚えています。
ただその時、どうやってそこまでたどり着いて、どう買い物をして帰ってきたかは・・・覚えていないんですよね。
寝ている子供の顔を見ると涙が溢れる。

だけどそれも2~3日かなぁ
わりと立ち直り早い私です♪
早いって言うか~その当時幼稚園で本部役員をしていた為、ちょうど運動会だのバザーだのが重なって癌で落ち込んでいるヒマが無かったのも事実。
助かりましたね。。。
忙しさが辛さを忘れさせてくれる。
友達にも助けられました。


最初の大学病院では「開腹手術で大腸を20~30センチ切除して、生活にも支障がでますよ」と言われていたけど、まだまだ先が長いのにそれは困る。
セカンドオピニオンで行ったもう一つの大学病院では、開腹ではなく内視鏡で手術を受ける事が出来たのです。そこは”技術の差”
自分で納得がいかない場合は、とことん納得が行くまで(そうも言っていられない場合も有りますが)探した方が良いと思いますよ。
今後の生活の為にもね。


今回乳がんで入院したこの大学病院は初めから信頼できたので、セカンドオピニオンは考えもしませんでした。


誰かが言ってたな・・・
『医者選びも寿命うち』

慎重に、そして信頼出来て安心できる所を選びたいものです。

乳がん編はまた次回UPしますね。

今日書けたら書くし、無理そうなら止めておきます~(笑)



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