宇宙船地球丸

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廃炉の時代に突入している日本の原発(浜岡原発2基廃炉へ)

2008-12-14 02:32:25 | 環境教育
 「宇宙船地球丸」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年12月14日です。

 日本で最も大地震の発生が危惧されている地域だと政府が認定し、様々な地震対策を講じられている中心部に設置され、長年稼働されてきた中部電力の浜岡原発1号機と2号機が、ようやく廃棄されることになったようです。


 中部電力、浜岡原発2基廃炉へ 耐震工事費かさみ 2008年12月13日23時17分(by asahi.com 文末に保存)

  今回中部電力の経営陣が、浜岡原発1号機と2号機を廃炉にする決定を下した表向きの理由は経済性ですが、本当の理由はいざ地震が発生した際の人的被害想定を真剣に検討したからだと思いたいものです。

 さて、昨日は反原発運動を長年に渡って繰り広げられている広瀬隆さんが、講師の一人として招かれて開催された「終焉に向かう原子力(第7回)」という集会に参加してきました。

  私は、一人でも多くの方々に「原子力発電の真の姿」を知って頂くためには、今回の広瀬隆さんの講演の模様を録画しネット上に公開するという方法が、現時点 では最も効果的な方法だと思いましたので、講演会の主催者側から講演の録画・公開の許可は取っていませんが、今回の広瀬隆さんの講演を録画したビデオを ネット上に公開することにしました。

「日本の核武装計画とアジア情勢」 by 広瀬隆 01(30分18秒)

「日本の核武装計画とアジア情勢」 by 広瀬隆 02(41分38秒)

 また、広瀬隆さんは「日本の核武装計画とアジア情勢」の講演終了後に、「温暖化と環境保護」というテーマで地球温暖化問題に関する講演も同時に行いました。 

 長年に渡って真剣に反原発運動に携わっている社民党党首の福島瑞穂さんは、残念ながら地球温暖化詐欺にまんまと騙されている状態であり、様々な環境保護団体と連携して地球温暖化対策の必要性を訴えているので、多くの福島瑞穂さんの支持者までもが「地球温暖化するする詐欺」に騙されているという状況です。

  もしも社民党党首の福島瑞穂さんが凡人でなければ、以下に紹介する広瀬隆さんの「温暖化と環境保護」講演ビデオをご覧になれば、温暖化問題に関して環境省 の役人達や環境NGOの連中に騙されていたことに気付かれ、社民党が地球温暖化対策として掲げている公約(環境税の導入・排出量取引市場の新設)の破棄を 素早く決断をされることでしょう。

 「温暖化と環境保護」 by 広瀬隆(34分20秒)

 
 
(以下転載)

  中部電力が、耐震強度を高める工事のため運転を止めている浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の1号機と2号機を廃炉にし、大型の6号機の新設を検討して いることが13日わかった。1、2号機の耐震工事費や主要部品の交換費が数千億円と、原発1基分の新設費用に匹敵するまで膨らむ見通しとなったためだ。来 年3月末までに判断する。

 浜岡原発1、2号機はそれぞれ1976年、78年に営業運転を始めた。70年代は耐震技術が進歩していなかったため、耐震強度を高めるための点検・工事に入っていた。1号機は01年から、2号機は04年から運転を停止している。

 しかし、目標とした1千ガル(ガルは加速度の単位)の揺れに耐える強化費用が当初見込みよりかさむ見通しとなった。炉心を覆う主要部品、隔壁(シュラウド)の交換費用も膨らむ可能性が高まり、原発を新設した方が安上がりとの見方が有力となった。

 最新の原発は1基で130万~140万キロワットの出力がある。一つで、1号機(54万キロワット)と2号機(84万キロワット)分をまかなえる。

 新設を検討している6号機の運転開始は18年以降になるとみられる。ただ、浜岡原発では市民団体から1~4号機の運転の差し止め訴訟が起こされており、6号機には周辺住民の反発も予想される。

  国内にある55基の商用原発のうち17基は運転開始から30年を超え、「高齢化」時代を迎えつつある。しかし、廃炉となったのは98年に運転を終えた日本 原子力発電東海原発(16.6万キロワット)のみ。日本原電敦賀1号機(35.7万キロワット)も10年に運転を終える予定だが、両者とも初期の小規模な 原発だ。一般の電力会社が2基同時に廃炉に踏み切る影響は小さくない。

(転載終わり)

スパイラルドラゴン拝


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