宇宙船地球丸

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CO2を大気汚染物質として正式認定した、狂気の米環境保護局長官

2009-04-20 08:59:44 | 環境教育
 「宇宙船地球丸」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2009年4月20日です。
 ついに米オバマ新政権下の米EPA(米環境保護局)長官が、CO2を大気汚染物質として正式に認定したようです。


(以下転載)

温室効果ガス:米環境局、「大気汚染物質」認定 「6種を規制対象に」提言 毎日新聞 2009年4月18日 東京夕刊

【ワシントン小松健一】米環境保護局(EPA)は17日、二酸化炭素などの温室効果ガスが「現在と将来の深刻な問題であり、公衆衛生と福祉を脅かす大気汚染物質」と正式に認定した。そのうえでEPAは地球温暖化の要因である二酸化炭素、メタン、六フッ化硫黄など6種類を大気浄化法(連邦法)の規制対象とすることを提言した。今後60日間、一般から意見を公募し、規制の進め方を検討する。

 オバマ政権は、温室効果ガスの排出量取引導入など包括的な地球温暖化対策法案の策定を議会に要請している。ホワイトハウス当局者は「大気浄化法による規制は差し迫ったものではない。議会の協力を求めている」と述べ、議会審議を加速させたい意向を示した。

 景気悪化で温室効果ガス規制に対する産業界の抵抗は根強い。EPAのジャクソン局長は17日の声明で「(代替エネルギー開発などの)グリーン産業の雇用を創出し、外国の石油に依存する時代も終わる」と指摘し、温室効果ガス削減に向けたオバマ政権の政策への理解を求めた。

(転載終わり)

 オバマ氏が大統領就任後にEPA(米環境保護局)の長官として任命したリサ・ジャクソン長官Administrator Lisa Jacksonは、以前にニュージャージー州環境保護局長を務め、化学工学の修士号を取得している「インテリ」だそうですが、このおばさんはビールやコーラのような炭酸飲料に多く含まれているCO2を大気汚染物質に認定したら、どのような事態を招くのかをイメージする能力が欠落している、実態は共産党支持者のような「温暖化真理教の狂信者」だということですね。

 それに、日本のマスゴミは全く報道しませんが、すでにアメリカ各地でオバマ新大統領が打ち出す政策に反対する大規模なデモが行われていているので、今回の米EPAの決定に対する米国マスコミの反応は、決して好意的なものばかりでは無いと思います。
 アメリカ各地で反オバマティーパーティに国民集結(by 苺畑より

 今後米オバマ政権は、米EPAが大気汚染物質として指定した温室効果ガスの中から、特にCO2の排出規制を強化すべきだという姿勢を明確にして、近い内にCO2排出削減の短期・中期目標を決定し、国民と議会に提示するでしょうが、そのCO2削減目標数値が国内産業を破壊し、電気代の高騰を招くような荒唐無稽な数値だとしたら、即座に政権存続を問うような激しい反対運動が、全米で勃発するでしょう。
Socialist_America.jpg
 Stop the EPA Before it Destroys America!

 ただしアメリカには旧ソ連や中国や日本と違って、政府(役所)が法改正や新たな規制を決定するプロセスに公聴会という高いハードルが組み込まれているので、米EPAが地球上の全ての生き物の生命維持活動に深く関わっているCO2を、大気浄化法(連邦法)の規制対象とするためには、米EPA主催の公聴会を開催しなければなりません。
Public Hearings: Endangerment and Cause or Contribute Findings for Greenhouse Gases under the Clean Air Act

 多分米EPA主催の公聴会には、地球温暖化問題に対する(反人為説、脅威説)署名プロジェクトに参加している、元科学アカデミー会長のフレデリック・サイツ氏のような、本物サイエンティストが全米から参集し、次々と地球温暖化人為説に対する根源的な追及を行い、今回の米EPAの提案を木っ端微塵に打ち砕くことでしょう。
Qualifications of Signers(署名者の資格)

『地球温暖化=破滅?違う!』 ハイライト/クリストファー・モンクトン

スパイラルドラゴン拝


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