どもども。
最近、某店長の組んださっぱりワケ分からんシフトにより、
連休ばかりで本ばかり読んでいるonD☆賢ブリです。
外に出らんと、朝まで本読んで夕方まで寝ています。
あ、でも、さっきまで絵描いてました。
引っ掻き絵。
まず、クレヨンで画用紙に好きなように色を塗って
それを黒いクレヨンで塗りつぶす!!これでもか!!!ってくらい。
それから、爪楊枝とかで黒いクレヨンを削って絵を描くんですね~。
幼稚園でやりませんでしたか?
あ、そうそう。本の話。
『ナチス狩り』という本。
最近買って読んでる本です。(読むのが遅くてまだ読んでるんですが;)
丁度、買ったのが15日の前後くらいでした。
今年は戦後60年ということで
例年にも増して、戦争の話を耳にしたような気がします。
だから、ナボコフを選ばずに
こちらの本を購入してしまったのかも知れません。
この本は、どちらかというと戦後の話がメインです。
「【ナチス】狩り」という題名からも察しがつくとおり
戦中、ドイツによって虐げられていたユダヤ人の復讐劇です。しかも実話。
強制収容所の悲惨な描写は、ほとんど描かれていませんでしたが
数多く作られた映画や、テレビ、平和学習で見てきたことを思い出しながら読むと、
復讐に駆られた彼らの行動は(その狂っていた時代の直後では)
(あっていい筈が無い)『正当な殺人』だったのかも知れません。
詳しくは触れませんが…
食事中に読むと、胸焼けがします。
しかし、ナチスによる大量殺人もその復讐も
過ぎた戦争自体も
過去のものではありますが
決して消えるものではありません。
引っ掻き絵のように
間違ってしまっても、また黒く塗りつぶしてリセットすることなど出来ないのです。
故意にしろ、過ちにしろ、
生まれるずっと前に出来てしまった傷が深すぎることを
今年もまた痛感するのでした。
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