◆日光例幣使街道とは?
徳川家康の没後、東照宮に幣帛を奉献するための勅使(日光例幣使)が通った道で、
中山道の倉賀野宿を起点として、楡木(にれぎ)宿にて壬生通り(日光西街道)と合流して日光坊中へと至る。
楡木より今市(栃木県日光市)までは壬生通り(日光西街道)と共通で、地元(栃木県鹿沼市~日光市)では
現在もこの区間(国道293号~国道121号)を「例幣使街道」と呼んでいる。この区間にも日光杉並木が現存する。
ということで倉賀野が起点とのことですが、逆に日光側(今市宿)から走ってみました。
昔の風情が残るのは鹿沼まで、ですが蔵の街として町おこしをしている栃木宿までを走ってみました。
ちなみにこの例幣使街道の宿場は
1.倉賀野宿(群馬県高崎市)
2.玉村宿(群馬県佐波郡玉村町)
3.五料(ごりょう)宿・五料関(群馬県佐波郡玉村町)
4.柴宿(群馬県伊勢崎市)
5.境宿(群馬県伊勢崎市)
6.木崎宿(群馬県太田市)
7.太田宿(群馬県太田市)
8.八木宿(栃木県足利市)
9.梁田宿(栃木県足利市)
10.天明宿(栃木県佐野市)
11.犬伏宿(栃木県佐野市)
12.富田宿(栃木県栃木市)
13.栃木宿(栃木県栃木市)
14.合戦場(かっせんば)宿(栃木県栃木市)
15.金崎宿(栃木県栃木市)
16.楡木宿(栃木県鹿沼市)
17.奈佐原宿(栃木県鹿沼市)
18.鹿沼宿(栃木県鹿沼市)
19.文挟(ふばさみ)宿(栃木県日光市)
20.板橋宿(栃木県日光市)
21.今市宿(栃木県日光市)
二十一次になりますが、赤字部分だけが本日のコースです。
日光道中との追分です。左日光道中、右例幣使街道。
別れてから鹿沼市に入るまでほとんど杉並木が残っており、ひんやりとした空気感の中で進むのは心地よいよりも
少し寒いくらいでした。
杉並木内の風景
室瀬一里塚
地震坂 昭和二十四年の地震で地すべりしたとのこと。そんな大きな地震があったんですね。
本多正盛公の墓
このお寺さんのあたりは杉並木が途切れておりました。
勝手な推測ですが、この辺りが「板橋宿」だったと思います。(ホント!?)
板橋一里塚
ずーっと向こうまで杉並木
次に杉並木が途切れたところ、文挟宿のようです。漬物屋さんの看板からも。
文挟信号の下に道標がありました。『左大谷 右鹿沼』
左のこんもりしたのが一里塚ですね。道の反対側には「小倉一里塚」の棒が建っていました。
杉並木の中の風景は変わり映えしませんが、ずーっと続いてまして、右の写真でようやく鹿沼市に入りました。
並木寄進の碑
鹿沼土 つつじとかさつきを植えるのに使ってましたね。子供のころからなじみのある土色です。
杉並木も形を随分と変えています。保存状態の違いは日光市と鹿沼市の考え方の違いでしょうか?
鹿沼例幣使物産直売所 熊の剥製が置いてありました。
これが杉並木最後ですね。わずかですが。ここは鹿沼さつきマラソンで走るコースで、レースでは向こうから走ってきます。
御成橋と黒川 これを渡れば鹿沼宿ですね。
古い建物です。
屋台
まちの駅 新・鹿沼宿 仲町です。ランナーが集合してました。
石橋町交差点 いったんここで終了です。
このあと鹿沼さつきマラソン10kmの部(実際は9.4km)に出場しました。
さて、レース後ですがまたまた石橋町から南に向かって走ります。
既に足が重たいです
鳥居跡
街道に看板はありましたが、日光例幣使街道に関するものというのではないですね。
五街道以外は遺産として残していくという考えがあまりなかったのかもしれません。
残されているのは道祖神・庚申などですね。これはどこの道筋にも残されています。
追分交差点の下のところに道標がありました。近寄ってみると既に文字が消えつつあります。
辛うじて判別できたのは『右中仙道』で、『左』はよくわかりませんでした。
大地主などでしょうか。家が非常に大きく、門構えもすごかったりします。
思川を渡ります。
渡ってすぐに左手に折れていきますが、このあたりが金崎宿のようです。東武金崎駅もあります。
個々で昔からの建物が残されています。すごい立派ですねぇ。
合戦場宿だったようですね。郵便局のところにありました。
その郵便局のお向かいは
日立製作所創業者の生家でした。
栃木宿へ
万町交番の前にある桜井肥料店
例幣使街道の旧道としては平柳一丁目交差点から右に入っていく道だと思うのですが、
県道3号線をそのまま直進しました。
下野新聞社
古久磯提灯店見世蔵
山本有三記念館
蔵の街観光館
古い商家
JR線・東武線栃木駅
ここまでで終了!
街道沿いには特に見る物があまりないので、この先倉賀野まで行くかどうか…
たぶん行かないでしょうね。
日光例幣使街道の旅でした。
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『ご協力ありがとうございます。』
徳川家康の没後、東照宮に幣帛を奉献するための勅使(日光例幣使)が通った道で、
中山道の倉賀野宿を起点として、楡木(にれぎ)宿にて壬生通り(日光西街道)と合流して日光坊中へと至る。
楡木より今市(栃木県日光市)までは壬生通り(日光西街道)と共通で、地元(栃木県鹿沼市~日光市)では
現在もこの区間(国道293号~国道121号)を「例幣使街道」と呼んでいる。この区間にも日光杉並木が現存する。
ということで倉賀野が起点とのことですが、逆に日光側(今市宿)から走ってみました。
昔の風情が残るのは鹿沼まで、ですが蔵の街として町おこしをしている栃木宿までを走ってみました。
ちなみにこの例幣使街道の宿場は
1.倉賀野宿(群馬県高崎市)
2.玉村宿(群馬県佐波郡玉村町)
3.五料(ごりょう)宿・五料関(群馬県佐波郡玉村町)
4.柴宿(群馬県伊勢崎市)
5.境宿(群馬県伊勢崎市)
6.木崎宿(群馬県太田市)
7.太田宿(群馬県太田市)
8.八木宿(栃木県足利市)
9.梁田宿(栃木県足利市)
10.天明宿(栃木県佐野市)
11.犬伏宿(栃木県佐野市)
12.富田宿(栃木県栃木市)
13.栃木宿(栃木県栃木市)
14.合戦場(かっせんば)宿(栃木県栃木市)
15.金崎宿(栃木県栃木市)
16.楡木宿(栃木県鹿沼市)
17.奈佐原宿(栃木県鹿沼市)
18.鹿沼宿(栃木県鹿沼市)
19.文挟(ふばさみ)宿(栃木県日光市)
20.板橋宿(栃木県日光市)
21.今市宿(栃木県日光市)
二十一次になりますが、赤字部分だけが本日のコースです。
日光道中との追分です。左日光道中、右例幣使街道。
別れてから鹿沼市に入るまでほとんど杉並木が残っており、ひんやりとした空気感の中で進むのは心地よいよりも
少し寒いくらいでした。
杉並木内の風景
室瀬一里塚
地震坂 昭和二十四年の地震で地すべりしたとのこと。そんな大きな地震があったんですね。
本多正盛公の墓
このお寺さんのあたりは杉並木が途切れておりました。
勝手な推測ですが、この辺りが「板橋宿」だったと思います。(ホント!?)
板橋一里塚
ずーっと向こうまで杉並木
次に杉並木が途切れたところ、文挟宿のようです。漬物屋さんの看板からも。
文挟信号の下に道標がありました。『左大谷 右鹿沼』
左のこんもりしたのが一里塚ですね。道の反対側には「小倉一里塚」の棒が建っていました。
杉並木の中の風景は変わり映えしませんが、ずーっと続いてまして、右の写真でようやく鹿沼市に入りました。
並木寄進の碑
鹿沼土 つつじとかさつきを植えるのに使ってましたね。子供のころからなじみのある土色です。
杉並木も形を随分と変えています。保存状態の違いは日光市と鹿沼市の考え方の違いでしょうか?
鹿沼例幣使物産直売所 熊の剥製が置いてありました。
これが杉並木最後ですね。わずかですが。ここは鹿沼さつきマラソンで走るコースで、レースでは向こうから走ってきます。
御成橋と黒川 これを渡れば鹿沼宿ですね。
古い建物です。
屋台
まちの駅 新・鹿沼宿 仲町です。ランナーが集合してました。
石橋町交差点 いったんここで終了です。
このあと鹿沼さつきマラソン10kmの部(実際は9.4km)に出場しました。
さて、レース後ですがまたまた石橋町から南に向かって走ります。
既に足が重たいです
鳥居跡
街道に看板はありましたが、日光例幣使街道に関するものというのではないですね。
五街道以外は遺産として残していくという考えがあまりなかったのかもしれません。
残されているのは道祖神・庚申などですね。これはどこの道筋にも残されています。
追分交差点の下のところに道標がありました。近寄ってみると既に文字が消えつつあります。
辛うじて判別できたのは『右中仙道』で、『左』はよくわかりませんでした。
大地主などでしょうか。家が非常に大きく、門構えもすごかったりします。
思川を渡ります。
渡ってすぐに左手に折れていきますが、このあたりが金崎宿のようです。東武金崎駅もあります。
個々で昔からの建物が残されています。すごい立派ですねぇ。
合戦場宿だったようですね。郵便局のところにありました。
その郵便局のお向かいは
日立製作所創業者の生家でした。
栃木宿へ
万町交番の前にある桜井肥料店
例幣使街道の旧道としては平柳一丁目交差点から右に入っていく道だと思うのですが、
県道3号線をそのまま直進しました。
下野新聞社
古久磯提灯店見世蔵
山本有三記念館
蔵の街観光館
古い商家
JR線・東武線栃木駅
ここまでで終了!
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たぶん行かないでしょうね。
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