石を拾った砂浜から、汽水湖への水路の対岸に、レストランのような建物が見えましたので、モントーク湖をぐるっと廻って、入り江の反対側へ行ってみました。
漁港も近くにあります。
後から分かったことですが、ここの港は「世界の釣りの首都」との異名があるほどにスポーツフィッシングが盛んなのだそうです。
レストランにはゴスマン・クラム・バーの看板が出ていました。
そうでしょうね、汽水湖ですから美味しいハマグリを食べさせてくれるのでしょう。
周囲もなかなかに良いシチュエーションですが、残念なことに、ここのレストランの営業は来週からだそうです。
メインストリートへ戻る途中で線路を目撃しました。
ここは島の最東端で、民家も少ない田舎町です。
車社会のアメリカでこんな所に鉄道線路が敷かれているのが驚きでした。
もしかすると、軍事上の意味があるのかもしれません。
この駅はロングアイランド鉄道のモントーク駅ですが、この終着駅の雰囲気が素敵です。
吹雪の夜に、黒いマントを被った初老の男が列車から降りてきそうな趣があります。
知り合いに何人かの「鉄ちゃん(鉄道ファン)」がおりますが、この写真を見たらきっと涎を垂らして乗りたがるに違いありません。
私も興味があるのでちょっと調べてみました。基点となるニューヨーク市ジャマイカ駅からモントークまで約3時間、料金は片道16ドル弱、一日3本程度運行されているようです。
駅舎らしき建物は展示場として使われていて、既に本来の機能を果していないようです。
駅前の広い駐車場には数台の車が停まっていました。
モントーク駅の直ぐ横にフォート湖が水を湛えていました。
湖畔に別荘らしきものが見えます。
このモントークやハンプトン周辺にはニューヨークのセレブ達の別荘が集中していて、スピルバーグの別荘もこの辺にあるようです。
さきほど、モントーク湖の横に小さな飛行場を見かけました。
セレブ達はきっと自家用飛行機かヘリコプターでやって来るのでしょう。
マンハッタンで、命を削るような競争をしていたら、このような海と風だけの場所が必要なのかもしれません。
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