ロングアイランド先端の長閑な景色に反する現実を教えられましたが、それでも遥か東洋からやってきた旅人の視線の先には、自然溢れる穏やかな景色が広がっています。

軍事演習の掲示がある海岸に、脆い土の崖が続いていました。

そして、沖に目を凝らせば、躊躇う波の間に間に、海鳥の群れが浮かんでいます。
遠すぎて種類まではわかりませんが、多分この辺で営巣しているのでしょう。
海が豊かな証です。

寄り道しながら戻る途中、舗装道路の脇の小さな池で、鴨が卵を抱いていました。


岬にはモントーク湖という汽水湖があります。
湖が海に口を開いた場所へ行ってみました。
湖の中には小さな漁港が見えます。

透き通る水の中で海草が岩に茂っています。

人影のない浜には風もなく、

岬の果てまで安らぎの渚が続いていました。

砂浜には色とりどりの石が砂に埋もれていました。
私は程好い大きさの、見目良い石を選んで、幾つかをポケットに忍ばせました。

日本へ帰ったら「ハヤブサがイトカワから石を運んできたから、私もアメリカから石を持ってきたよ」と言いながらポケットから出そうと思っています。
残念ながら、この海岸にはまだ春は届いていないようです。
ハマナスでしょうか、棘だらけの枝に、今やっと緑の葉芽が出たばかりでした。

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