ハドリアヌスの城壁を見終えて、車を東へ走らせました。
15分も走った所で面白いものを目にしました。
お城を売っていたのです。
「for sale」 と標示された看板にホームページのアドレスが記載されていたので、帰国後にページを覗いてみました。
どれ程の価格か興味があったのです。
プライス欄にはPOA と記載されています。要相談みたいな意味でしょうか。
私の推測ですが60~70億円。
厩舎が文化遺産なので、お求めになる時は少々面倒な手続きが必要と思います。
ニューキャッスル(Newcastle)の手前で左へ曲がり、エジンバラ(Edinburgh)方面へ進路を変えました。
これも素敵な道です。 私好みの道を北へ走り続けました。
そして、ハドリアヌスの城壁から走り始めて1時間強。
道路脇にブルーの旗が翻っていました。
ここから先がスコットランドです。
なんだか、とてもホットしました。
今回の旅の一番の目的は 「スコットランドで野に咲く花を見る」だったからです。
昔から、ヒースやムーアと呼ばれる荒野に咲く花を見たいと願っていました。
大雪山の湿原に咲くような花が見られるのでしょか?
スコットランドの青い空が、私を待っているように思えました。
スコットランドに入り、ボーダーズ地方を北ヘ走ると、ジェドバラ(Jedburgh)という町に入りました。
この辺りに4つの大修道院が残ることが知られます。
ジェドバラには、そのうちの一つのジェドバラ・アビーがあります。
また、ジェドバラは地質学者ジェームズ・ハットンが、有名な「ハットンの不整合」と呼ばれる地形を見付けたことでも知られます。
不整合とは、海底に土砂等が溜まって地層となり、それが上昇し陸となります。
風化や浸食により、もとの地層が変形し、その後再び大地が海に沈み、新たに土砂等が溜まってできる境界部のことです。
不整合では、下の地層と上の地層間で、地層の構造や岩石の種類に連続性がありません。
不整合とは、「大地の隆起や陥没などで生じる、大きな地質学的異変」のことです。
それを顕彰するモニュメントが町の広場に飾られていました。
「ハットンの不整合」の解説 ↓
エジンバラへ通じるA68は交通量も少なく、青空を背に風車が回ります。
長閑な光景を楽しみながら、スコットランドの首都へと走り続けました。
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