のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

久々の研究会

2020-09-13 15:36:57 | 茶道





7ヶ月振りの開催です。
今回はネットでライブ配信を実施するという初の試みでした。
会場に行きましたが、ステイホームでの参加が多かったようで、空席が目立ちました。
課目も変更があり、「千歳盆」「和敬点前」「卯の花点前」でした。

家元名代の業体先生の講話は実に丁寧で、所作の細部の指摘であったり、意味の説明についても大変勉強になりました。
卯の花点前の順番を「盆三 茶杓に振り出し出して 総礼 茶碗棗に箱、建水」と歌にして覚えること。
秋の七草は「萩 尾花 桔梗 撫子 女郎花 葛 藤袴秋の七草」
春は「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずさろ 春の七草」と調子よく、覚えることが出来ます。

和敬点前については、戦争中に淡々斎が「船上点」「陣中点」として考案されたそうで、潜水艦に持ち込まれたそうです。
茶碗の本歌は下が黄瀬戸、上は赤膚焼だそうです。
玄室大宗匠が特攻隊で、俳優西村晃さんと共に奇跡的に生還したという話は良く知るところですが、和敬点前の由来は初めて知りました。
町田宗芳先生に感謝です。

三軒茶屋迄、往復3時間ですが出掛けて良かった。👍👍


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