四カ伝
和巾点及び薄茶貴人点(I)
唐物及び茶碗荘(K)
干菓子 亀井堂のお好みせんべい・京都若菜屋の栗甘納豆
薄茶棚点前(Y)
山雲棚・御本の水指・奈良絵の茶碗・曙棗(玄々斎好みの写し)・茶杓(銘若駒)
諸道具を清めます。
しっかり内隅をんを狙って座れています。
拝見が終わって戻ってきました。亭主の正面に戻されています。
亭主の体格によって戻す位置は変わります。
四カ伝の菓子は縁高に、浮島「舞の華」(源吉兆庵)・栗羊羹(小布施堂)・キウイフルーツを用意しました。
2023.01.29(日)大橋茶寮の茶会に行って来ました。
久しぶりに行きましたが、周りの景色がすっかり変わっていて驚きました。
しかし茶寮はそのまま、ビルの谷間にオアシスの如く佇んでおりました。
露地
濃茶席の待合
11名の方が同席しました。
手あぶり。かなり時代のもの、灰型が独特です。
床 淡々斎の扇面を軸荘したもの・鈴の荘
本席の写真は遠慮しました。
床は宸翰(読めず(´;ω;`))・竹の一重切に白梅と椿・水仙の香合。
釜は重ね餅、釻付きは海老です。(天明釜か?)
炉縁は菊の置き上げでしたが、菊が陶器でした。
点前座は、真台子・皆具は南鐐の菊(火鉢だった物を先代が作り直したそうです。)
菓子は花びら餅を銘々皿(飛来一閑)で。
茶碗は大樋の嶋台で各服点でした。
茶入れは利休瀬戸だそうで、黄色味がかり、へら使いが独特でした。茶杓は淡々斎。
大橋先生(亭主)と正客とのやり取りでが絶妙で、素晴らしい濃茶席でした。
薄茶席の待合
本席は、如庵の写しで二畳台目席です。
床 軸、坐忘斎家元筆(読めない(´;ω;`))
花 紅梅・曙椿
花入 竹一重切
香合 赤絵兎
主茶碗 覚入
次茶碗 永楽以下、数々の名椀が出てきました。
鏡釜
炉縁 伊勢神宮の古材(鵬雲斎の直書きが手前に有ります。)
釻付きが独特なのですが、聞き逃した(´;ω`)
水指 手桶(輪島塗)
蓋置 南鐐うさぎ
棗 老松蒔絵(前端雅峯)
会記が無いので、記憶違いもあるかも。
点心席の料理もお酒も最高でした。
何よりゆったりとした進行で、至福の時を過ごすことが出来ました。
「松高白鶴眠」ですね。
書道も習っていましたが、「白」の行書体はうーん、難しい。