一気に寒くなりましたね…
昨日は、夕方から夜にかけて冷え込みました。
自販機で「あったか~い」のボタンを
押す季節がやってきましたね。
さて、SOUKIのブログでよく書かれている
『芸術の秋』等の『〇〇の秋』
ふと、なぜ何かと秋に結びつけるのかと
思い少し調べてみました。(※諸説ありです!)
『スポーツの秋』
これは、1964年の「東京オリンピック」が
きっかけとされています。
当時の開会式は10月10日に行われ
秋に開催となりました。
また、秋は暑すぎず、寒すぎず、
天候に恵まれる日が多いことから
「スポーツの秋」と呼ばれるようになったのですね。
『食欲の秋』
近年は温暖化の影響もあり、
今年の夏も耐えられる限度を超えるような
暑さの日も多かったですね。
夏バテによって消化器系の機能が低下し、
食欲が減ってしまった方も多いのでは。
秋に入ると、そんな暑さから一変、
過ごしやすい気温に落ち着くので、
本来の食欲に回復することが多いです。
また、夏に疲弊しまった心身を元気にする為に
身体がエネルギーを欲して、食欲がわくのだと
言われています。
『読者の秋』
ある秋の夜長にちなんだ中国の詩が
関係しています。
“燈火稍く親しむ可く”
-秋の夜は涼しさが気持ち良いので、
灯りに照らして読書をするにはいいのもだ-
この詩を読んだのは中国の詩人韓愈(カンユ)。
この詩で、韓愈は息子の符(フ)に学問、読書の
大切さを説いています。
のちに夏目漱石が『三四郎』で取り上げて、
日本人の間にも定着しました。
秋頃のSOUKIブログでお馴染みワード
『芸術の秋』
これは、1918年に発行された雑誌
『新潮』の中の「美術の秋」という記載が
「芸術の秋」の由来になったと言われています。
また、秋には二科展や日展、院展など
日本を代表する美術展が多く開催されます。
それらのことが、きっかけといわれています。
さらに、過ごしやすい秋の気候になり、
環境からのストレスが少なくなることで、
心への負担が少なくなり秋は心に芸術を楽しむ
ゆとりができると言われています。
夏の暑すぎる時や、冬の寒すぎる時に比べると、
心の感じ方が違ってくるように思えますよね。
今年、みなさんの秋は
どんな秋になるのでしょうか?
どうぞ心穏やかに、素敵な秋を
お過ごしくださいませ。
♪MAYU♪