文化庁ユニバーサル公演
本年度は
九州(熊本・鹿児島)ツアーで
幕開を開けた
俺はこのユニバーサル公演事業は価値あるものだと思ってる
東京近郊、大都市の学校に通う子供たちと
それ以外の地域の子供たちでは
芸術に触れる機会という点において格差がある
生徒数が多ければ予算も組めて学校自らが芸術団体を呼べる
しかし
生徒数が少ない、予算のない学校は自ら呼ぶことができない
これは完全に不公平だと思うし
義務教育は公平であるべきだ
俺たちがこの事業で行く学校は生徒数が少ない学校
そして
特別支援学校である
だから
価値があると思ってるんだ
子供たちはパントマイム芸術に触れ
想像力を働かせることの楽しさ
自分の身体を育てるという自覚
そして
無言が自由であるということに
気づくとても大事な機会となる
だからこそ
俺たちは
最大限の効果が得られるように
懸命に準備をして
演じ、指導をする
いつも言ってることだが
この活動が
パントマイムの未来に繋がると
信じてる
SOUKIにとっては
会社経営という理由も確かにある
しかし
俺は「金」だけじゃ情熱・エネルギーは生まれない
「意義」ってもんがないと動けないんだ
昔からずーっと
そうやって生きてきた
SOUKIの全ての公演活動が
パントマイムの未来に繋がるという責任と自覚
「本物を魅(見)せる」
この気概を持ってるからこそ
芸歴が40年を過ぎても
必死なのさ
写真は鹿児島・指宿での公演&WS後に
子供がプレゼントしてくれた
四葉のクローバー
嬉しいね(^^)
スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一