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スーパーパントマイムシアターSOUKI ブログ

「銀河鉄道の夜 Gray ticket, Green ticket」ご来場ありがとうございました。

見せると魅せる

2025-01-31 18:10:00 | パントマイム個人レッスン

今日の個人レッスンも、

引き続き「歩く」ことを習いました。

 

えっ?

まだ「歩く」ことが習得出来ないのか?って?

 

そうよね、

そう突っ込みたいあなたのご意見分かります。

 

でもね、かの天才俳優、仲代達矢さんの言葉にもあるように、

「舞台の上で歩くだけで、その役者の技量が分かる」と言うほど、

舞台の世界の中に「居る」ことと、

『歩く』ことは、生半可の訓練では身に付くものではないのです。

 

だってね、

私がこれまで日本で観た舞台の中で、

そこに「居る」だけで、そこを『歩く』だけで魅せられてしまったのは、

数人の歌舞伎役者さんと、

江ノ上先生だけですから~(^_^;)

 

それほどに、

観客が「魅入ってしまう」つまり、

観客を「魅せる」ことができる「居ること」と

歩くこと」が出来るパフォーマーになることは、

そんなに簡単なことではないのです。

 

「見せる」ということは、英語ではshow

そして英語でshow off とは

「ひけらかす」「自慢げに見せびらかす」こと。

 

つまり、薄っぺらな演技をして

「見せようとする」showing

観客を「魅入らせる」Attracting とは

大きく意味が違うのよ~(^_^;)

 

ということで、今日のレッスンも

「魅入らせる」ことが出来る

「歩く」訓練です。

 

歩く。歩く。歩く。

立ち止まる。

歩き始める。

 

江ノ上先生のように「居る」ことと

「歩く」ことが出来る日まで、

きっとその日が来ることを願いながら、

私の「居る」「歩く」「止まる」「歩き始める」

訓練は続くのです。

 

早柚


型破り?そもそも、破る型がありませんな(^_^;)

2025-01-24 18:57:34 | パントマイム個人レッスン

リズム感なし、筋力なし、躰の柔軟性無しなので、

火曜日と金曜日の定期レッスンだけでは、

パントマイムに必要な身体能力と「基本の動きの型」を

習得するには道のりが遠すぎるということを理由に、

江ノ上先生に個人レッスンをお願いしてから、

早いもので、今日で満2ケ月となり、

「基本の歩行」が6割位は出来るようになりました。

 

 

ほらね?!

2ケ月、8回目にして「基本の歩行」が

6割位出来るようになる不器用レベル高めた私には、

個人レッスンは必須だよね~!

 

ほんとにね、リズム感ないってさ、

なかなか手強いことよね。(←オイオイ、他人事かよ?(^_^;)

 

さて、今日のレッスンは、

基本の歩行に変化をつけて、

「疲れた人」→「すごく疲れた人」→「蘇った人」として

歩行で表現するレッスンを受けました。👏👏

 

や、やばい(^_^;)

基本の歩行が完璧じゃないので、

変化をつける、

つまり型破りの歩行ができないよ。

「破れる型がない」から

型を破れないのよ。Orz.

 

む、難しい。

 

でも、やるわよ。

出来るようになる日まで、

個人レッスンで習ったことを自己練習でもやりますよ。

 

先ずは、歩くこと。

歩く、歩く、歩く。

 

あの~、歩くって、

こんなに難しかった??

 

早柚


カルメンの道は遠けれど。

2024-12-20 17:51:41 | パントマイム個人レッスン

今日も「個人レッスン」を受講させていただきました。ヾ(^^)

 

私にとっての最大の弱点は、前にも書きましたが、

とにかく私は

「リズム感がある人ならば感覚で分かる躰の支点移動を感覚で理解出来ないこと」

なの(^_^;)

 

パントマイムの基礎の基礎である躰のパート事の使い方、

力の移動についてこうして個人レッスンで教わることで、

パフォーマークラスで教わる「今日の演技」も、

ポンコツながらも何とか身体表現出来るかな?

レベルになってきましたよ!

(あくまで自己評価損です。(^_^;))

 

全ての学びに共通することは、

「基礎訓練の反復」

を通じて手に入れる基礎能力を手に入れることです。

 

それは、学問、スポーツ、身体表現芸術、

楽器演奏等々、ジャンルを問わず、全ての技能向上にとって不可欠なのです。

 

特に、「カスタネットもタンバリンもまともに叩けない」私にとっては、

この訓練は必須項目です。

 

とは言え、何事も、

指導能力の高い先生から正しく教わることは何よりも大切ですよ。

誰でも良いわけではなく、自習練では越えられない壁があることも事実ですから。

 

ですから、

身体表現が必要なパフォーマンスの技能向上を目指しているかたには特に、

江ノ上先生のパントマイムレッスンはかなり有効ですよ。

 

だって、

「いつか、自分のパフォーマンスで、投げ銭をもらって、世界中を旅したい」と

友に話した16歳の自分に、

「それが出来るようになるかもよ!期待していてね!」と

言ってあげたい気持ちになれた程、効果を実感しているから。

 

躰のどこに体重をかけ、どの筋肉を緊張させ、

どのように呼吸し、躰のどこを動かすのか、固定するのか?

ああっ!めっちゃくちゃ細かいやん!orz

 

と心の中で呟きながらも、

自分の躰の声を聞くことを習える貴重な時間であり、

自分の躰のことを一番知らないのは自分なのだと、

実感するレッスンです。

 

きっといつか私のことを「カルメン早柚」と呼んでもらえるように、

修行は続くのです。(笑)

 

早柚