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スーパーパントマイムシアターSOUKI ブログ

「銀河鉄道の夜 Gray ticket, Green ticket」ご来場ありがとうございました。

THE TEMPESTマル秘写真館6

2009-11-07 17:56:26 | SOUKI
SOUKIの舞台は「美しい」。
このようなご感想を頂く事があります。
嬉しいですね。

光の魔術師。
加瀬さんを俺はこう呼ばせていただいております。

俺の創り上げたい世界をより効果的に表現してくれます。
作品を「美しい」といっていただけるのもこの照明のプランニングがあってこそ。
来年で20年。

切っても切れない縁です。
加瀬さんが切るといっても切れない「縁」です。(笑)


*右で腕を組んでいるのが加瀬さん、左は「スペース・ゼロ」のスタッフ坪根さん。

俺がこの世界に入るきっかけとなった舞台が「山海塾」でした。
「人間の身体ってなんて美しいんだろう。」
「舞台って何て幻想的な世界を見せてくれるのだろう。」
この印象が全ての始まり。
俺をパントマイムの世界へと向かわせたのです。

そして、今。。。
歩んできた道は間違っていない。

enoue

THE TEMPESTマル秘写真館5

2009-11-07 17:07:39 | SOUKI
「THE TEMPEST」
様々な場面が必須の物語をどのように舞台上にて転換して行くか。。。

花道。
サブステージ。
上手、下手のアンバランスな舞台。
柱。
その他、沢山の仕掛け。

画像の「柱」。
効果的に存在してくれましたね。
この柱に照明が入ると・・・とても美しく。
照明のレベルで色んな表情を見せてくれました。

俺のイメージを具現化してくれるステージマネージャー束原さん。

頼りになるのです。

画像は打ち上げにて。

enoue

THE TEMPESTマル秘写真館4

2009-11-07 11:34:32 | SOUKI
「魔術の本」。
それは人がそれぞれ誰もが欲しているものではないか。
そういうコンセプトでした。
「魔術の本」があるから「自由」になれる。

魔術とは権力とも呼べるでしょう。
しかし、そんなものでは「自由」にはなれない。
「THE TEMPEST」にはそんなメッセージを含んでいました。

なので、美術として沢山の「本」が欲しかったんです。
「本の壁」。
それも、様々な表情の「本」が。
濡らしたり・・・くしゃくしゃにしたり・・・破ったり・・・

イメージ通りのものが出来上がりました。

夏の日の午後。
加瀬ビルの屋上で水を入れたバケツに沢山の百科事典をジャブジャブ浸けていたら、電気を点検に来た方に怪訝な表情をされてしまって。(笑)
理由を説明したら「へぇ~、芸術も地味な作業なんですね~。」
って、言われたっけ。。。
そうだよ、派手なのは舞台上の一瞬だけ。
後は、ず~っと地味な作業さ。(苦笑)

そんな苦労も報われました。

画像はフライヤー撮影用にスタジオに作った「本の壁」。

enoue