goo blog サービス終了のお知らせ 

スーパーパントマイムシアターSOUKI ブログ

「銀河鉄道の夜 Gray ticket, Green ticket」ご来場ありがとうございました。

それはヤリ投げだよ!

2025-03-21 18:56:12 | 個人レッスン

今日の個人レッスンでは、

マイムウォークの固定位置歩行からの右回り、左回りで、

確実な体重移動と足のストロークが乱れないようになるための特訓を受け、

次に、階段を上る動きで重要となる手摺を持つ腕の動きの特訓を受けました。

 

あの、思い出してみて下さい。

人が急な階段を上がる時には、

「そこに備え付けてある手摺を持って」、

そして階段を一段ずつ昇る動きに合わせて

「その手摺を摑んだ手を一旦離して、

次の階段を一段上がる動きに合わせて

手摺の少し上の部分を摑んで、

上に昇ったらまた手摺を離して、

手摺を摑んで、また離して……

の動きを繰り返すでしょ?

 

その動きをあなたは無意識にやるでしょ?

 

でもね、

パントマイムのレッスンでそれをやろうとするとね、

まあ、私の場合にはね……

「摑んだ手摺を離せない!

次に摑む手摺の角度が1つ前のそれと違う!

手摺を離さず握ったままで手摺を上にスライドさせてる!!」

という動きになってしまいます。

 

分かりやすい言うなら、

まるで陸上フィールド競技場で、

足踏みしながら投擲位置に太いパイプの先につけられた槍を

グッと握りしめて、肘を横に張った姿勢を保ち、

もも上げ歩行で歩んで行く逞しい北欧諸国の選手のよう。

 

うーん"(-""-;"

テイストが違い過ぎる(^_^;)

 

江ノ上先生からは、

『肘を横に張らない!手摺を摑んだら離す!離せ!肘を横に張らない!

手摺を離す!手摺を摑む!摑め!離せ!肘を横に張らない!』

等々の指摘をいただきました。

 

そうだぁ……

 

今さらですが、私は幼い頃から、

歯磨きする時も、コップでうがいするときも、

お味噌汁飲むときも、お茶漬け食べるときも、

「肘を横に張って」生きてきたように思います……orz

 

そして、親の名誉のために言いますが、

『肘を横に張るな!』と躾られて育ちましたが、

誰も見ていない時には、

私の肘は常に横にはってあったように思います。(オイオイ)

 

直します。約束します!

私は必ず「今年が終わるまでに」は、

脇をしめて動けるパフォーマ-となります!(今はまだ3月ですが )

 

早柚


私は今〇〇をしています。

2025-03-14 18:25:15 | 個人レッスン

先週の火曜日定例レッスンをお休みしたからか?

今日の個人レッスンでの躰の重心移動訓練がきつかった!

 

マジか!

 

たった1度定例レッスンを休んだだけで?

水中歩行訓練は続けているのに?

私の太股ってこんなに重いの??

 

パントマイムの基礎的な動きは、

半端な筋トレよりも筋肉を使うといわれる意味を

身をもって思い知りました。()

 

さて、今日の個人レッスンの課題は、

毎日やっている

「自宅に到着してから、2階にある自分の部屋に行くまで」を

マイムで表現することでした。

 

毎日やっているのだからね。

簡単よね!

だよね……

簡単なはずよね……(~_~;)

 

どうしてなの?

何度繰り返しても、

「〇〇をしているつもりの動き」

しかできませんけども……orz

 

江ノ上先生からは、

『私は今〇〇をしています。

と、動作を心の中で明確な言葉にしながら動くこと』

 

つまり、

『ひとつの動作の開始と終わりに確実に明確な間を取った上で

次の動作を開始しないと私は今〇〇をしている

ということが観客に伝わらないよ』

教わりました。

 

そうか!そうなのか!分かりました!

 

『じゃあ、それらをふまえた上で、

いつも練習しているマイムウォーク、

体重移動、胸骨の動き、顔の傾き、

足の上下運動を動員して、表現しよう!』

と江ノ上先生。

 

えっ?

それを全部一度にやるのですか?

えっ?

私がそれをやるってことですよね……(^_^;) 

(個人レッスンで他には誰もおらんやろ?)

 

先生、確かに今の私は、

単なるジタバタ運動しか出来ていませんが必ずや、

先生から合格点をいただけるように、

きっとなります!(と、自分を励ます…orz)

 

早柚


階段は昇るのよ!

2025-03-07 18:45:36 | 個人レッスン

今日の個人レッスンでは、

ようやく「歩くことが出来る人になった」ので、

次は「階段を昇れるかな?」に

進むことが出来ました。(意味不明? ww)

 

とは言え、この課題も私には簡単ではないのです。

 

つまり、本来高い運動神経を持ち合わせている人や、

パントマイムの動きを見ただけで再現出来る

舞踏が得意な人達には理解し難いと思いますが、

私の躰は、宿主が何をするのか?

何をしたいのかが理解出来ないとスムーズに動いてくれないという、

『あんた、何したいのか意味不明なんだけど??』

の抵抗が半端ない

「腹落ちして納得しないと動かない気質」を

持っているようなのです。

 

江ノ上先生からは、

「脚を上げる角度、足の角度、体重移動、手のポーズ、

手の移動角度、肘の角度、腕のスライド軌跡、

頭の角度移動、胸骨の動きなどなど」を細かく教えていただきました。

 

それでは、はい!

上記をふまえて「階段を昇ろう!」

 

……(^_^;)

…………(^_^;)

 

あの……躰のパーツごとの動きをそれぞれ同時に、

リズムに合わせて動かすことが出来ません……orz

 

できないけど、意味不明なけったいなジタバタ運動を繰り返し、

なぜできないのが戸惑ううちに、

ふと冷静を取り戻し、心の中でこう自分に話しかけました。

 

「階段を昇るのよ。ほら、一段、次の一段、

手摺を持って昇るのよ。

右足で階段を踏んで⇒上がる⇒左足で階段を踏んで⇒上がる。

手摺を握って、離して、手摺を持って⇒離して」

 

そうやって話しかけて自分がやりたいことを伝えていくうちに

あら、私の躰を支配する納得しないと動かないわよ!

の本当の私が納得し始めてくれて……

 

昇れるじゃん!

私、階段を昇っているじゃん!

 

良く考えたら、私は幼い頃から、

腹落ちしない時は『馬鹿なの?』とおとなたちから思われ。

 

一旦腹落ちすると、

やたらに優秀な子供だと評価された子供だったっけ……

懐かしい。

 

パントマイムを習うと、

忘れようとしていた本来の自分に出会えるのだな……

なーんてしみじみ感じたレッスンでした。

 

忘れないで私!

階段は昇るのよ!(当たり前)

 

早柚


この筋肉使ったことない?!

2025-02-28 19:02:12 | 個人レッスン

今週の個人レッスンは、

いつもの体幹強化とスムースな体重移動を身につける為の

基本エクササイズに追加して、

老化や疲労を表現する上で欠かせない筋肉の動かし方と、

躰の重心移動とテンション保持を身につける連絡が追加されました。

 

分かりにくい説明ですか?

ややこしい言い方ですかね?

そうですね。

では、こう言ったら分かりやすいかしら?

 

つまり、そのレッスン中に私の躰がこう叫びましたよ。

 

『こんな動きしたことないから、筋肉が切れますけど!?』(切れませんよ)(^_^;)

『こんな姿勢すると前向きにぶっ倒れますけど!?』(倒れたかもしれません)(^_^;)

 

分かったかしら?

今日のレッスンはね、

今まで使ったことがあったかどうかさえ

覚えていない筋肉を使い(オイオイ)

保持した過去を覚えていない姿勢を保つために

筋肉にテンションをかけたまま歩く練習をしました。

 

今日のレッスンから分かることは、

どうやら私の日常生活は、

全ての筋肉を動かす必要がない、

ゆる~い暮らしのようなのです。(今さら気がついだけど)

 

新鮮な驚きがありましたよ。

 

自分の肋骨、背筋、みぞおち、臀部、太股、膝、脚、足裏、

足先にかけるテンションの強度と保持を全て意識した上で、

提議された世界で提議された人をそこに表現する。

 

"(-""-;"うーん難しい。

 

でも、凄いね私!

個人レッスンを受け始めて三ヶ月目、

提議された表現はまだ出来ないけれど、

自分の躰と会話を始めることが出来るようになってきましたよ。

ワーイ!千里の道も一歩から。

先ずはそこから歩みを始めました。

 

自分の躰を知り、今の躰の状態を認識したままで、

想像力を働かせて、観客の潜在意識に働きかけるための動きと間を

一つ一つ丁寧に、かつ効果でリアルにつなげていく。

 

うーん"(-""-;"

難しい!

でも、きっとそれができるようになるわ!

 

早柚


60年近く歩いて来たけど?

2025-02-21 19:06:52 | 個人レッスン
今日は個人レッスンの日です。
そして今日も、未だに習得しきれない(大汗)「歩く」の訓練です。
 
いやいや(苦笑)…何を今さら?
「歩く」ばっかりやっているやん??
 
誤解を怖れずに言うなら、私は歩けます!(←当たり前)
そして、今は亡き母によれば、私は歩き始めるのが早く、
1歳になる頃には既に走ることも出来た早熟な子供だったとか。
 
ということは、今日まで60年間歩いている、
歩くベテランが私です!
……だよね?(^_^;)。
 
ああ、世の中は、知っているつもりでも
実は知らないことがあるように、
出来ているつもりでいても実は出来ていないことがあるね……。orz
 
私の普段の歩き方では、舞台の上で歩けない。
つまり、お客様に観ていただく演目の世界の中で歩けない、
ということなのです。
その、まるで禅問答のような「歩くとは?」を躰が理解して、
無意識下であっても演目の世界で歩けるようになるまで、
毎週の「歩くとは?」の個人レッスンは続くのです。
 
早柚