宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

(ご生前当時の)うちのおばちゃんへ

2022-12-19 10:17:17 | 祈り
僕が神界に帰ってから、よく心をくだいて
昌美のため、会のために尽くしてくれて
ありがとう。
おばちゃんの支えがなければ、みんな
ここまでやってこられなかったろう。
僕が今、自在身を得て、君のことを想うと
つくづく君の思慮の深さと明るさに救われ
支えられた一生だったと思う。

僕は君に出会って、君によって真実の宗教家
としての自分を育てられたと思う。
そして君と出会ったことを、本当にこれは
神の愛念だったと深く識る僕なのだ。
ことに、最後の十年余り、僕は君にだけ、
この身におそってくる痛みや業想念の
ものすごさを訴えた。
この地上で、唯一僕が、痛い寂しい
ということの許されるのが君だった。
このことを僕はどれだけ感謝したか、また、
今もしているかわかるだろうか。

人間というものは、どこか一カ所に風穴を
持っていなければ、どんな聖人でも身が持つ
ものではない。
まして僕は、五井昌久という個性をそのまま
肉体に残した宗教者だった。
僕のいたみ、僕の苦しみは、誰にもわかりは
しない。
ただ地上でそれを知っているのは君だけだ。
そうして、その君が僕の妻であったことを、
僕は神慮だったとおもう。
しみじみと今、僕は君をおもっている。
自在身となった僕は解き放たれた自在身として、
一層君のもとに光をおくっている自分に
気付くのだよ。

どうか元気でいておくれ。
風邪などひかないようにして、自分の心を
大事に生きておくれ。
僕が地上にいる間、君は君の心を僕に
ささげてくれた。
今、光となった僕が、君をしっかりと
受けとめる番だ。

またかくよ。祈っている。
             昌 久