olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

中国旅行(4) トイレ休憩にまつわる思い出

2020-05-29 | 旅行

「トイレ休憩にまつわる思い出」と題しましたが、
トイレの話ではなく、
トイレを求めて行った店で目撃した、
ちょっとした小ネタです。

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私たちは、基本、観光地と
「地元の生活臭がプンプンする場所」
を好んで訪れていたのですが、
トイレ休憩の関係で、
「ここならまずまず大丈夫だろう」と思える
オシャレスポットにも足を踏み入れました。

その一つがスタバ。

アメリカ企業であることに
一縷の望みをかけて行った
マクドナルドのトイレは、
うわぁ…どうしろと…?レベルの
プライバシーが確保されていない
亀形のトイレだったのですが
(あまりに期待外れ、あまりに衝撃的だったので、
ハッキリと映像が記憶に残っている…泣)、
同じアメリカ企業でも、スタバは違った!

いや、本当に
別世界に来たかと思いましたね。
トイレもたぶんキレイだったと思うけど、
そこは覚えていなくて。
(つまり、記憶に残らない=衝撃的では無い水準
を保っていたということです!)
問題はそこじゃないんです。

そのスタバは、
スタッフ(なぜか全員男性)の美しさ
桁違いだったですよ。

街では見かけないレベルの極上の長身美形
5、6人、カウンター内にずらりと並んでいました。
しかもみなさん礼儀正しく(普通、あり得ない)
身のこなしもソツがなく(普通、あり得ない)
なんと英語が当たり前に通じる(普通、あり得ない)

スタバ、11億人(当時)の中から選りすぐり
探しに探して揃えたんかな。
北京だけと考えても1000万以上の人口。
さすが、母数が大きいと頂上も高いな・・・
と思ったものです。

ヤナセユーザーの友人は、
「ヤナセの営業は、顔が良くないと
採用されないって聞いたことがあるけど、
ここのスタバもそうなのかしら?
スタバ、気合い入ってるわね。」
とか呟いていましたねぇ。

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あと一つ、記憶に残るスポットは
イトーヨーカドー。
「最近出来て、北京っ子に人気」
という話でした。

ふーん、
でも、イトーヨーカドーでしょ?
スーパーじゃん、
と軽く考えていた我々は
中国イトーヨーカドーに軽くノックアウトされました。

だって、ピカピカ
それに、値段が高い!
日本と変わらない値段がついています。

うっそ、こんなの買えない!
地元のみなさん、
本当にこんな高いの買うの?
すごいね…お金持ちぃ。

すっかり現地価格に慣れていた私達は
手に取ることさえできず、
早々に退散しました。

いや、そんなことはどうでもいい。
問題はそこじゃないんです。

それは、
店の外、店の入り口につながる
ピカピカの御影石が敷き詰めてある
通路(ちょっとした広場風)での出来事でした。

大勢の人々が行き交う中、
太い丸柱の横で
1歳くらいの幼児(股割れパンツ着用)の
足を持ち抱え、
小用をさせていたお母さん(おばあちゃん?)
がいたんです。

股割れパンツの存在は知っていた。
空き地や街路樹の根元で
子どもに小用をさせているのを
見たことはある。

でも、ここの床は石です。
当然、染みこまず、流れるしかない

・・・それはダメでしょう!

衝撃でした。


しかし、周りの人達は、
あまり驚いている様子がない。
流れてくるソレを、
おっと、と避けるくらいで。

あれ?これ、中国的にはOKなの…?

それもまた衝撃。


そこから少し離れたところで、
真っ黒の筆のようなモップで
ペタッペタッと撫でるように
床を拭いていた清掃員がいました。
(↑中国の掃除の基本スタイルらしい)
その清掃員も、特に気にしていない様子。

その親子を見てはいましたが、
特に急ぐ様子も無く、
のんびりペタペタ、床を撫でていました。

あのおしっこも、
そのうちモップで
ペタッと撫でられるんだろうか。
それで解決したことになるんだろうな。


・・・こうして思い返しても、
やっぱり衝撃的だなぁ。
まあ、だいぶ古い話だから、
今はもう、こんなことは無いのかもしれないけど。


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