気まぐれカメラ

面白い「偶然の出会い」を求めて

白川郷

2010年03月09日 | Weblog
1995年ユネスコの世界遺産に登録された、雪の白川郷、萩町合掌集落に撮影に行って来た。江戸時代から始まった養蚕を行うため、屋根裏に棚を設けた事が、大きな屋根が目立つ合掌造り家屋の始まりと言われている。雪が落ちるよう屋根に急な角度を付けことから合掌するような形となった。ここ萩町城跡の展望台からは114棟の合掌家屋が一望できる。春ともなれば、茅葺屋根と緑豊な田園風景が繰り広げる景観は、まさに日本の原風景。郷愁を呼び起こす美しさである。昔話に出てきそうな風景でもある。



方向からして、この山は白山であろう。
富士山、立山と並ぶ日本三名山の一つ。白山の最高峰の御前峰は標高2,702m。撮影をしていると、天候が回復しそれまで雲で覆われていた山が急に目の前に現れて感動である。



萩町城跡展望台から白山を遠望。


春を待つ白川郷の合掌家屋の集落

暖かい日が続いたのと雨で合掌家屋の屋根の雪が無くなり、写真撮りにとってはやや落胆