気まぐれカメラ

面白い「偶然の出会い」を求めて

彼岸花(2)

2008年09月28日 | Weblog

珍客のお出迎え

花の前で機材のセットをしていると、突然草むらか飛んできて、狙ってる目の前の花に止まった。紫陽花とカタツムリ、ハスとアマガエル等の組み合わせはよく見る[絵]だが、彼岸花にキリギリスと言うのは始めてである。彼の鼻先10cmの所で大きなレンズを、左右上下に動かしても全然動じない。また雨がポツりポツり降り出したがそれでも平気。目は余りよく見えないか、よほどカメラ慣れしているのか? とにかく、いま考えると、本当に「ラッキー!」だった。

彼岸花(情熱の赤)を背景に可憐なコスモス一輪

田んぼの中の農家の軒下で、彼岸花の群生を眺めていると、一輪のコスモスが風に揺られていた。本格的な見ごろは10月中旬頃だが、彼岸花の赤をバックに記念に一枚。

彼岸花

2008年09月18日 | Weblog

一輪の立ち姿


雨上がり直後の水滴の面白さ

別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」とも言う。法華経の中の梵語では[天上に咲く赤い花」の意味だそうである。他にも「死人花」「地獄花」「火事花」等々、ヒガンバナの地方名は1,000近くあるらしい。お彼岸に咲く事、際立つ鮮紅色、それに有毒である事などから、不吉なイメージの名が多い。ちょっとカワイソウ。韓国では「相思華(サンシチョ)」と呼ぶ。花が落ちてから葉が出るため、花と葉は決して会う事は無いけれど、互いに思い焦がれているというロマンチックな意味合いである。田んぼの畦を真っ赤に染めるヒガンバナのかたまりには、ハッとする美しさがある。黄金色の稲穂とよく似合い、日本の秋の風景を鮮烈に彩る。今年は少し遅いようだが、9/21~23日頃には見ごろかも。

光と影

2008年09月08日 | Weblog

丸い形の面白さ



影の大小が重ならない所を狙う

夏の暑い日の都会。ここ心斎橋筋の午後。強い西陽で出来る影を眺めていると面白い。さほど魅力的でない被写体も白と黒のモノクロで表現することで、意外と印象の強い写真になるように思う。

花火

2008年09月01日 | Weblog

半切サイズのプリントをデジタルデータ化(伊丹花火大会で)


猪名川花火大会で

いつもの通り朝、短パンにTシャツ姿で犬の散歩に出かける。「ちょっと肌寒い?」と秋の気配を感じる。そういえば小学生が数人ずつ、あちこちから登校する姿が見える。初めて夏も本格的に終わり、9月に入ったのだと知る。しかし日中はまだしっかりと”夏”である。明るく、にぎやかな夏から鈴かな秋に向かうのかと思うと、なんだか寂しい気持ちになる。気持ちを切り替えるためのフィナーレは、やはり花火だろう。