*メーン会場の市役所前でクライマックス
*点けかえた新しい大松明が愛宕神社へ
大阪府池田市で毎年8月24日に行われる「がんがら火祭り」は、1644年(正保元年)江戸時代ごろから続けられている、北摂を代表する貴重な伝統的火祭りである。昭和53年には池田市の重要無形文化財祭礼行事に指定され、池田市民だけでなく多くの人々に親しまれているという。祭り当日は池田のシンボルである五月山に、京都の送り火のように大一文字と大文字がともされ、町には重さ100kg、長さ4メートルの大松明が2本一組で3基繰り出される。全工程3キロの道のりを、こうこうと火を燃やしながら練り歩き、その迫力は毎年多くの見物客を魅了する。最終はメイン会場の市役所前で新しい大松明への点けかえが行われる。そして再び愛宕神社へと。夏の夜空を焦がすこの迫力と感動は池田近郊の人々にとっては秋の到来を伝える季節の風物詩でもある。
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