Salon de Sophia

東京・亀戸にあるアロマテラピーの教室です。
毎日の生活にアロマテラピーを取り入れてみませんか。

藍のクッキー

2020-04-12 | ハーブ

アイは、東南アジア、中国西部を原産地とするタデ科の一年草です。
若葉や花を、生のまま、または、乾燥させたものをハーブとして利用します

アイは、その名の示す通り、昔から藍染の染料用植物として有名なハーブで、
中国から渡来してしばらくは、京都や名古屋で多く栽培されていました。
高さ60~70㎝程度まで成長し、
茎の色は節がかった紫紅色、
小さな淡紅色の花を咲かせます。

ケールの4倍もの抗酸化作用を持つアイは、
解熱、解毒、防虫、殺菌、精神安定効果、
リラックス効果を持つほか、美容や健康にも高い効果があるとされています。

 

育てやすさ ★★★★☆☆
種まき   2月中旬~4月下旬
開花    7月上旬~8月下旬
収穫    7月上旬~9月下旬

・日当たり良好で水はけの良い場所に植える。
・種は直まきし、年に2回程度追肥すること。
・乾燥に弱いのでこまめに水やりをする。

 

 

アイのレシピ(利用方法)
【アイのクッキー】

【材料】
アイの葉 3~4枚(藍のハーブティ用茶葉なら大さじ1)
薄力粉  60g
砂糖   60g
サラダ油 30g

【作り方】
1.アイの葉を細かく刻むか、すり鉢ですっておく。

2.すべての材料を混ぜてこねる。水分が足らないようなら
 牛乳などを様子を見ながら少しずつ入れてまとめる。

3.まとまったら、生地を型抜きや丸形など好きな形に整える。

4.170度に予熱したオーブンで12~15分ほど焼いたら完成。

 


ヨモギの活用法

2020-04-12 | ハーブ

2〜3年前から ヨモギを育てています。
本来は道端にある植物ですが・・・。
我が家のヨモギは、大きなプランターの中にあります。

そして、柔らかい葉っぱの新芽が出始め
天ぷらにしたり 乾燥させてお茶にしたり
また、お灸のもぐさ作りをします。

今年も、ヨモギの新茶をいただきます。
とても幸せな気分になります。

他のハーブとブレンドしてみましたが、
やはり、ヨモギは単独がいいですね。

今回は、もぐさ作りの際に
粉が出るのですが、その粉をお餅作りにしようと考えています。
ですから 食用になるように衛生面には気をつけます。

ヨモギについて・・・
ヨモギは、キク科の植物です。
ヨモギに似た植物がたくさんあるので道ばたで採取する際には見極めが必要になります。
また、食する時はアレルギーの方は注意です。


ヨモギには、「クロロフィル」という成分が含まれています。
クロロフィルとは、植物の葉の部分に含まれる葉緑素で 
血液に含まれる成分「ヘモグロビン」とよく似た構造を持っており、
優れた造血作用があると言われています。

また、体内に蓄積した環境ホルモン(ダイオキシン)や水銀や鉛などの有害金属、
残留農薬や添加物などを取り除き、排出してくれます。
抗アレルギー効果や抗がん作用などあると言われています。

積極的に摂りたい成分のひとつです。

また、便秘解消には欠かせない食物繊維も含んでいて
この他、ビタミンやミネラル、フラボノイド等も含まれています。

身体の内側から健康にしてくれる植物
また、自分が持っている 自然治癒力を最大限に発揮してくれます。
昔から続いていてまさに家庭の医学ですね。

初夏までヨモギ採集が続きそうです。