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存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

上原ひろみ [VOICE]

2011-03-16 17:51:57 | 上原ひろみ
上原ひろみの最新作。
TOTOのドラマー、サイモン・フィリップス(ds)、ベーシスト、アンソニー・ジャクソン(b)らとトリオで構成。

ファーストアルバムから彼女の音楽を聴いてきた人なら、ああ、そう。と思える曲の数々。
本気でこれも良いと思います。絶望的なニュースが飛び交う中で、こうした新作を聴くことが出来てラッキーだ。



1. ヴォイス
2. フラッシュバック
3. ナウ・オア・ネヴァー
4. テンプテーション
5. ラビリンス
6. デザイアー
7. ヘイズ
8. デルージョン
9. ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」第2楽章

初回限定盤のDVDにはレコーディングの模様やメンバー各々のインタビューを収録

携帯でアクセスして抽選で3月20日に東京で行われるサイン会に当選するかもとあるけど、絶対に行けません・・・
今度大阪に来る時にサイン会とかしれくれれば良いのですが・・

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PLACE TO BE(DVD)/上原ひろみ

2009-09-10 23:09:40 | 上原ひろみ
漸くDVDにたどり着きました。
赤い衣装にヘアーにも赤いエクステ

PLACE TO BEを演奏しながら泪を流す上原さん
生でも見聞きしたんだけど、確実にあの日とは異なる演奏で、一期一会を実行している上原さん。
何度聴いても涙がこみ上げてくる。

素晴らしい

演奏は去年の12月28日の東京国際フォーラムのもの

さらに
インタビューも英語で納められています。
スタジオでの演奏風景もあります。

20代の演奏を残しておきたかった。ピアノソロのアルバムを20代、30代と各年代ごとに出したい夢があった。
溢れるエネルギー未熟さのエッセンスがあってもそれで良い。30代とは必ず異なる演奏だから。

ツアーをしていて自分の本当の居場所はどこなのかと。家族と離れて世界中を旅行して毎日違うホテルで寝ることは楽ではないけれど、
オーディエンスの素晴らしい笑顔を見ると「私の居場所を与えてくれてありがとう」と感謝する。

このアルバムは音楽で書いた紀行文のようなもの。シチリアの曲、ベルンの曲、ボストンの曲
旅日記のようなもの。

伝説とも言われるミュージシャンたちと演奏することは、とても嬉しい。彼らの引き出しの多さに驚く。これからももっと経験を重ねて意味のある言葉を音楽で表現していきたい。


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PLACE TO BE / 上原ひろみ

2009-09-07 20:01:56 | 上原ひろみ
1 BQE
BROOKLYN QUEEN EXPRESSWAYの略
現実と夢が共存する場所とのこと。
ジャケットの鍵盤を片っ端から弾いていくような勢い
遅れて移動するもの
すばやく移動するもの

2 シュー・ア・ラ・クリーム
シュークリームはいかが?
色んなメーカーの商品を思い浮かべて楽しみましょう。
楽しい曲です。

3 シシリアン・ブルー
シチリア島を散歩していたら突然 頭の中で鳴り始めた曲らしい。
明るくブルーな空 海 街 寂寥感 豊潤な時間になりそうで、そう感じない。
後半の音感はとても渋い。

4 ベルン・ベイビー・ベルン
スイスのベルンを表現しているが、ドラマーのルイ・ベンソンの作曲。
クラブ、マリアンズジャズルームは毎年5回ライブを行う100席ほどの会場らしい。
その時毎回ステージに登場の時にこの曲がかかるらしい。
とても印象的な曲です。これから何が始まるの?

5 サムウェア
大切な誰かがいなくなると、哀しくて居た堪れなくなる。
でも、その大切な誰かはいってしまったあとも あなたのそばにいつもいて、あなたの幸せを思い、いつも見守ってくれている。

6 ケープコッド・チップス
マサチューセッツ州のコッド岬に由来があるようだが、一口サイズのポテト・チップスらしい。
バークリーで5年間、仲間とこれを食べながら語り合った日々を思い出して
ということらしい。
仲間と楽しくという感じよりは、夢中に何かを捕らえようとするものを感じるなあ。

7 アイランド・アゾーレス
大西洋にある9つの島から構成されるポルトガル領のアゾレス諸島をイメージした曲
上原さん このうちの二つの島テルセイラ島、ファイアル島でライブをしている。
うーん、ちょっとポツンとした感じかなあ。

8 パッヘルベルのカノン
名曲ですが、ドイツに行った時に演奏してみたいと思っていたらしいが、
最初、派手さはなく、ポツポツメロディーが弾かれていく
楽しい感じになってきて(演奏する姿が眼に浮かぶようだ)

ここから三部作 ラスベガスでの演奏もいつかは実現することでしょうね。
VIVA! VEGAS
9 ショー・シティー、ショー・ガール
 ショー・ビジネスの街で聴くと、ピッタリ来るんだろうか?そんな気もするが、
 ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のフレーズが・・・

10 デイタイム・イン・ラスベガス
 ん?ちょっとラストエンペラーか何かで聴いたことがあるようなメロディーが一部

11 ザ・ギャンブラー
 華麗なる手捌き ってところか? 勝負してハラハラしている感じもあるかなあー


12 プレイス・トゥ・ビー
去年 ライブで聴いた時には涙が流れました。
2007年浅田次郎の「オリヲン座からの招待状」の主題曲であるのだが、この映画はよく知らない。
上原ひろみの曲の中でも名曲として残る曲だと思います。
どうして、こんな思いがわかるんだろう?それは世界中を旅して普通の人よりも何倍も移動して、何倍ものスピードで多様な体験をしているから?それとも自然と溢れるものなのか?

13 グリーン・ティー・ファーム feat. 矢野顕子
去年 ライブで聴いた時に、僕は静岡の茶畑をイメージしていたんだけど
アッコさんが歌って、また一味も二味も変わるし。
実はメロディーとともに歌詞が出てきた曲で、昔作ったときに既に上原さんの中では矢野顕子さんが歌っていたらしく、ようやく実現。
この事実が凄いことです。

ちなみにこのアルバムの録音は2日間で一気に録ったようです。



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Another Mind / 上原ひろみ

2008-09-11 01:39:25 | 上原ひろみ
デビューアルバムです。ピアニストのアーマッド・ジャマルがプロデュース。
2002年9月16日~18日にニューヨークのアヴェター・スタジオにてデジタル録音。
2003年度18回日本ゴールドディスク大賞のジャズ・アルバム・オブ・シ・イヤー受賞

Mitch Cohn(bass), Dave DiCenso(drums)
ゲストミュージシャンはAnthony Jackosn (bass), Jim Odgren(a.sax), Dave Fiuczynski(g)

1 Xyz
イントロから高速に鍵盤を弾くシーンが目に浮かぶようである。技巧を感じるよりも魂で弾いている印象を受けます。

2 Double Personality
ピアノ・ベース・ドラムス・ギター・アルトサックスで構成される音楽。
自然に体が揺れちゃいます。滑らかに体の中から表現したいものが流れ出るような疾走感があります。

3 Summer Rain
アルト・サックスの音色が最初から格好良い。雨というよりもドライな印象を受けた曲です。

4 Joy
ゆっくりとしたテンポで流れ、しだいにピアノが独立した音楽を奏で、しっかりと演奏される音に8分があっという間に。

5 010101 (Binary System)
キーボードの音が印象的。ソロの部分では、より厚い音になるように左手を使って、ベース音が二重になるようにしているとのこと。

6 Truth And Lies
ピアノ・ベース・ドラムスによる楽曲。押し寄せては返す波のように感じました。

7 Dancando No Paraiso
ピアノ・ベース・ドラムスによる楽曲は圧巻。スピード感と時々開け放ってピアノがとまるのも良い。

8 Another Mind
ちょっと憂鬱な感じもしますが・・・

9 The Tom And Jerry Show (Bonus Track)
「トムとジェリー」をちゃんと見たのは何年前なんだろう?
この曲では慌しく動き回るシーンとゆったりしたシーンとか表現されています。


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SPIRAL / 上原ひろみ

2008-09-08 22:12:36 | 上原ひろみ
上原ひろみのアルバムの良いところは本人による解説があることである。
それは、その時点での表現で、聴き手の自由な解釈があっても良いし、ミュージシャンの表現したい内容が変化してもかまわないけれど、アルバムを聴きながら楽しめる解説である。

世の中のたくさんのもは、スパイラルでできている。
何か逃れられないような、巻き込まれてしまうような渦が音楽から産まれた時に、ステージと客席は一体になる。

上原ひろみ(p)トニー・グレイ(b)マーティン・ヴァリホラ(ds)の三人でオーケストラのような音楽を作りたい。
(まるでYMOじゃないかー)

テネシー州のNashvilleで 2005年5月28~31日に録音

1 Spiral - Music For Three Piece Orchestra- (9:56)
最初の一音から 物語が始まる。この緊張した音の始まりは何だ?という印象。

2 Open Door/Tuning/Prologue
コンサート会場に入った時から、既にショーは始まっている。
僕には涼しい秋に訪れる渓流のイメージがあります。

3 Deja Vu (07:45)
いつか見た夢を見つけるために旅に出るのか。
上原さんの生活は旅の途上で曲を書いて、録音して、コンサートをしている印象も持っている。演奏旅行で訪れた街に「戻ってきた」と思えるような感覚を持つほど。

4 Reverse (05:09)
予知夢から戻って来る、夢と現実のハザマを行ったり来たり。
このアルバムの中では初めて攻撃的な演奏。

5 Edge (05:19)
現実に向き合う。大変でも、背筋を伸ばして、めくりめく現実にしっかりと向き合う。
恐ろしく早いスピードでピアノを演奏するこの曲は、そのスピードを生で確かめながら聴いてみたい。

6 Old Castle,by the river 古城、川のほとり、深い森の中 (08:20)
素敵な絵画を見たけれど、そのタイトルがつけられてなかった。上原さんは絵を音にしてみたらしい。
うーん、なるほどー。きっと油絵なんだろうなー。緑や茶色や青色など口では表現しづらいタッチが浮かびました。

7 Love And Laughter (09:02)
常に新しいものへの追求と創造をやめず、自分の限界を常に押し広げていくアーマッド・ジャマルへ捧ぐ。という曲です。「But Not For Me」(原盤:Argo)などをヒットさせた1930年7月2日ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのジャズピアニスト。いつも愛に溢れている人で、周囲に居る人たちは幸せな笑いで溢れているらしい。
曲は、そういう幸せな笑いが自然と興るような、軽快さと味がある曲。

8 Return Of Kang-Fu World Champion (09:39)
「brain」のカンフー・ワールド・チャンピオンの続編。
ブルース・リーとジャッキ・チェーンは彼女を感化し続けるらしい。
カンフー・ワールド・チャンピオンは僕が上原さんの存在を知るきっかけとなった曲でもあります。
曲を聴いていると、来たーって感じです。ちょっと浮いた感じもするけれど、正に続編。いやあ、楽しいです♪

9 Big Chill (Bonus Track For Japanese Release)
スラングで「まったりする(くつろぐ)」という意味で、忙しい現代人の生活に、たまには思いっきりchillすることも必要だという意味を込めた曲らしい。
スローで豪華な時間。力を抜いたリラックスする曲です。

8月の上原さんのBLOGに、台湾公演で、
「酷女」上原廣美
とう見出しになっている新聞記事が紹介されており、
意味はかっこいい女性で良かったーというのが最近の面白い話です。
彼女のBLOGも面白いです。

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