song1234です. こんにちは、お元気ですか?

日記です。Since 2007年11月~、神奈川県湘南在住、ハワイアン、ウクレレ、スチールギター演奏が趣味。

読書 「海の底」 有川浩 著

2010年04月02日 08時24分47秒 | 
昨夜からの強風で家中ガタガタ、、眠れませんでした.
今朝8時半予報では、昼過ぎまで続くらしい.

外は無理なので今日は読書.

若き著者、有川浩(ヒロ)、未だ30代の半ばの青年作家.

彼の作品「海の底」.
いきなり、横須賀基地に巨大ザリガニ出現、人間を食べている!

そこから物語は始まる.

大別して、シーンが2つある.
一つは、対策本部のある警察、自衛隊からのシーン.
もうひとつが逃げ遅れた周囲がザリガニだらけの潜水艦の人々、、

この物語は何を言いたいのか!

巨大ザリガニが異常発生しました.
これを人間が駆除しました.
はい、おしまい...

まさか、、


(角川文庫あ48-2ブックカバーより一部引用させて頂きました)

読んでいる読者は皆、巨大ザリガニ等、機関銃やら大砲で
簡単に駆除できるだろうに、と思うはず.

それが、なんと警察が盾にて侵入を防ぐのみ、、、
撃ってはいけない、許可がないから..
だから犠牲者が続出!

警察のプライドを傷つけないようにしながら
如何に自衛隊の攻撃の許可を得るか?

でもそのために多くの犠牲者が出てしまっている.

日本という国が、予期せぬ事態が起きた時に、
全く迅速な対応ができず、多くの犠牲者が出てから
ようやく腰を上げる..ということ.

「日本の危機管理体制は、
犠牲者が沢山出なければ、機能しません」

なにやってんの!
コメント
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