仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

読書録 2024年4月上旬

2024-04-11 13:22:00 | 読書録(備忘)

『明治文学小説大全』 (全50篇)

4月3日
『続続金色夜叉』 長田幹彦

初読
『続』の続篇なので、作者はたぶん長田幹彦なのだろう。
『続』の最後に貫一がみた夢の情景に塩原温泉郷で遭遇する。
その温泉宿で、貫一は心中しようとする狭山と愛子を止めるのだったが、事情を聞くうちに愛子を身請けしようとする客がお宮の亭主、富山唯継であることを知る。
身請話を蹴飛ばして狭山と心中しようという愛子の心根に感動した貫一は、二人を助けることを約すのだった。

4月4日
『新続金色夜叉』

初読。『続続』の続篇なので、作者はたぶん長田幹彦なのだろう。
お宮が貫一に宛てた長い手紙。後悔の念が切々と綴られる。
手紙に続いて、貫一とお静の会話。
前作では愛子だったのが、なぜかお静に名前が変わっている。
最後にまたお宮の手紙。
ああ、やっと終わった、金色夜叉。
飽きた。

4月6日
『僕はビートルズ』全10巻 かわぐちかいじ画 藤井哲夫作

再読。
7,8年前に本(コミック)を買って読んだ。
昨日、電子書籍で四割引きだったので大人買い。全10巻を一気読みして、気づいたら4月6日になっていた。
ビートルズがまだ世に出る前の1961年にタイムスリップしたビートルズのコピーバンド。
あの頃にビートルズの曲を演奏したらどうなるのか、興味深い。
彼らが出現したことでビートルズはどうなってしまうのか。
面白かった。

『異世界居酒屋「のぶ」しのぶと大将の古都ごはん』1,2巻 蝉川夏哉作 転(くるり)画
初読。『異世界居酒屋「のぶ」』のスピンオフというかアナザーストーリーというか。 
 
 


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