
門戸厄神に初詣でをした歸り、 「Trattoria Ihatovo (トラットリア イーハトーヴ)」 で食事をした。
窓際のテーブルに座つた。
明るくて、いかにもランチしてます状態で良い。
席數は16席。
テーブル12席、カウンター4席。
ただし、カウンターは小さく、カウンター前が高いので閉塞感がありさう。
ひとり使ひだと、悶々メシになるかも。
ランチはA(1000円)とB(800円)の2種類で、それぞれパスタにドリンク(コーヒーか紅茶)が付く。
相方は、この日のAランチ、「カボチャとスモークサーモンのホワイトソース」(正式な名前は忘れた)を注文。
私はカボチャがさほど好きではないので、單品で「自家製ソーセージとブロッコリのパスタ」(1000円)をオーダー。
グラスワイン(400円)を白、赤それぞれ1杯づつ。

「自家製ソーセージとブロッコリのパスタ」。
ソーセージといふから腸詰だと思つてゐたが、出て來たものは腸詰の中に詰めるもののやう。
皮を噛切る快感はないものの、肉の旨味がダイレクトに感じられるし、スパイシーなので胃もたれもせず、おいしく頂けた。
ただ、さすがに私には肉の量が少し多かつた。
コストパフォーマンス的には素晴らしいが、50代草食系オヤヂにはちと重かつた。
でも、その重さをブロッコリが柔らげてくれたので、きちんと完食できた。
相方の注文したAランチの、「カボチャとスモークサーモンのホワイトソース」に少し手を出した。
ホワイトソースにサーモンをひとかけらだけだつたが、このソースは絶品だつた。
ワインを使つてゐるとのことで、その所爲かコクがあるのに輕やか。
鹽氣は抑へられてゐるが、それをサーモンの鹽氣が補つてゐる。
スモークサーモンだつた筈だが、ほとんどスモーキーさを感じないので、ソースの纖細さとバランスを保つてゐる。
ああ、カボチャぢやなければ、こちらにしてゐたのに。
グラスワインが400円といふのも嬉しい。
輕いランチなのでたいそうなワインでなくて良い。
でも、私の赤ワインより相方の白ワインのはうが美味しかつた・・・
ちなみにスプマンテのグラスはなかつた。
頼む客が見込めないと氣が拔けてしまつてダメなのだらうな。
實質12席の小さな店だから、これは仕方ないだらう。
夜のメニューが黒板に書かれてゐて店の外に出されてゐたが、それをちらりと見た限り品數も多いやうだつた。
今度は一度、夜に訪問してみたい。
<使用カメラ:Canon PowerShot G11>
この「ソーセージとブロッコリーのパスタ」おいしそうですね。こんどマネして作ってみましょう。
ソーセージまで手作りできませんから、既製品をバラすか、コンビーフで代用したらどうかなと、考えております。
ブロッコリが味噌だと思ひました。
ブロッコリがなければ途中で飽きてしまつてゐたかもしれません。
既製品でも美味しいソーセージで代用出來さうですね。
問題は美味しいソーセージがどれかを見極めることでせうか・・・
私にはその眼力がありませんが、かつて食べた函館のカールレイモンが美味しかつたのを覺えてゐます。
確か大手メーカーが取り扱つてゐたやうな氣もします・・・