先發投手は阪神が福原、讀賣が内海。
正直に云ふと、このゲームは勝てないかもしれないと思つてゐた。
しかし、思ひの外、福原が頑張つてくれた。
6イニングを投げて、被安打はわづかに3つだけで、無失點。
岡田監督は試合後のインタビューで、「福原は(調子が)良くなかつた」と云つてゐたが、これで調子が良くないといふのであれば、福原はいつ調子が良いと云へるのだらう。
そんな投手なのであれば、1軍に置いておくことがをかしいではないか。
また、岡田監督は、「けふは守り勝ちだ」と云つてゐた。
これには、全面的に贊成する。
その最たる場面が4囘裏。
先頭の高橋の3壘ゴロは、今岡がいいプレーでアウトにした。
谷がヒットで出壘。
小笠原がいい當りのライトフライながらリンくんが追付いて2アウト。
そして李のセカンド右を拔けようかと云ふ當りを、關本が横つ跳び。
このプレーは大きかつた。
これで福原は助かつた。
しかし、それにしてもシーツと今岡は状態が惡い。
5囘には、1アウトからリンくんがヒットで出壘したが、シーツが「お約束」の併殺。
7囘には赤星がヒットで出壘したが、今岡がこれまた「お約束」の併殺。
よくこんな打線で勝てたものだ。
結局、得點したのは、6囘の矢野の2號ソロホームランと7囘の金本の19號ソロホームランだけ。
阪神の5安打は、2番、4番、5番、7番。
3番と6番がそれぞれ併殺では打線は繋がらない。
7囘からジェフが登板したのには驚いた。
2點差あつたし、まだ71球しか投げてゐなかつたので、私は福原が少なくとも7囘までは投げるものだとばかり思つてゐた。
なにせ、これから9連戰なのである。
JFKは出來るだけ温存したい。
まあ、試合後に岡田監督が、福原の出來は良くないと思つてゐたことがわかつたので、ここで交替は岡田采配としては當然だつたといふことだらう。
もうひとつ驚いたのは8囘2アウトから球兒を出したこと。
久保田は先頭のホリンズに2ベースを打たれたものの、續く2人はいづれも空振り三振に打ちとつてゐた。
ランナーを出してから強いのが久保田で、ランナーを出さないのが球兒。
球兒はイニングの初めから投げてこそ眞價を發揮するのだと思ふ。
結局、高橋に四球を出して2アウト2壘・1壘。
谷にヒットを打たれて1點を失ひ、3壘・1壘のピンチ。
ここでラッキーだつたのは、小笠原のショートゴロでセカンド封殺できたこと。
タイミングはセーフだつたし、ビデオで見ても谷の足のはうが完全に早かつた。
2壘壘審の立つてゐた位置がランナーの背中から2壘ベースを見るかたちだつたので、あの位置からでは谷の足がベースに屆くタイミングが判らなかつたのだらう。
この「誤審」でタイガースは救はれた。
けふの隱れたヒーローは2壘壘審である。
なんともありがたいことだ。
なにはともあれ、9連戰の緒戰は白星。
あと8つ勝てば貯金3だ。
さうは問屋が卸さない?
まあ、さう云はんと。
夢は大きい方が良いのである。
東京ドーム 巨人X阪神 10回戦(巨人 6勝 4敗 0分)
【勝利投手】 福原 2勝5敗
【敗戦投手】 内海 7勝5敗 【セーブ投手】 藤川 3勝2敗20S
【本塁打】
阪神: 矢野 2号ソロ(6回 内海)、金本 19号ソロ(7回 内海)
【継投】
阪神: 福原 → ウィリアムス → 久保田 → 藤川
巨人: 内海 → 林
Yahoo!スポーツ プロ野球
<けふのリンくん>
3打數2安打。
<リンくん今季通算成績>
打率.318、13HR、35打點、31得點、14四球、1盜壘。
正直に云ふと、このゲームは勝てないかもしれないと思つてゐた。
しかし、思ひの外、福原が頑張つてくれた。
6イニングを投げて、被安打はわづかに3つだけで、無失點。
岡田監督は試合後のインタビューで、「福原は(調子が)良くなかつた」と云つてゐたが、これで調子が良くないといふのであれば、福原はいつ調子が良いと云へるのだらう。
そんな投手なのであれば、1軍に置いておくことがをかしいではないか。
また、岡田監督は、「けふは守り勝ちだ」と云つてゐた。
これには、全面的に贊成する。
その最たる場面が4囘裏。
先頭の高橋の3壘ゴロは、今岡がいいプレーでアウトにした。
谷がヒットで出壘。
小笠原がいい當りのライトフライながらリンくんが追付いて2アウト。
そして李のセカンド右を拔けようかと云ふ當りを、關本が横つ跳び。
このプレーは大きかつた。
これで福原は助かつた。
しかし、それにしてもシーツと今岡は状態が惡い。
5囘には、1アウトからリンくんがヒットで出壘したが、シーツが「お約束」の併殺。
7囘には赤星がヒットで出壘したが、今岡がこれまた「お約束」の併殺。
よくこんな打線で勝てたものだ。
結局、得點したのは、6囘の矢野の2號ソロホームランと7囘の金本の19號ソロホームランだけ。
阪神の5安打は、2番、4番、5番、7番。
3番と6番がそれぞれ併殺では打線は繋がらない。
7囘からジェフが登板したのには驚いた。
2點差あつたし、まだ71球しか投げてゐなかつたので、私は福原が少なくとも7囘までは投げるものだとばかり思つてゐた。
なにせ、これから9連戰なのである。
JFKは出來るだけ温存したい。
まあ、試合後に岡田監督が、福原の出來は良くないと思つてゐたことがわかつたので、ここで交替は岡田采配としては當然だつたといふことだらう。
もうひとつ驚いたのは8囘2アウトから球兒を出したこと。
久保田は先頭のホリンズに2ベースを打たれたものの、續く2人はいづれも空振り三振に打ちとつてゐた。
ランナーを出してから強いのが久保田で、ランナーを出さないのが球兒。
球兒はイニングの初めから投げてこそ眞價を發揮するのだと思ふ。
結局、高橋に四球を出して2アウト2壘・1壘。
谷にヒットを打たれて1點を失ひ、3壘・1壘のピンチ。
ここでラッキーだつたのは、小笠原のショートゴロでセカンド封殺できたこと。
タイミングはセーフだつたし、ビデオで見ても谷の足のはうが完全に早かつた。
2壘壘審の立つてゐた位置がランナーの背中から2壘ベースを見るかたちだつたので、あの位置からでは谷の足がベースに屆くタイミングが判らなかつたのだらう。
この「誤審」でタイガースは救はれた。
けふの隱れたヒーローは2壘壘審である。
なんともありがたいことだ。
なにはともあれ、9連戰の緒戰は白星。
あと8つ勝てば貯金3だ。
さうは問屋が卸さない?
まあ、さう云はんと。
夢は大きい方が良いのである。
東京ドーム 巨人X阪神 10回戦(巨人 6勝 4敗 0分)
【勝利投手】 福原 2勝5敗
【敗戦投手】 内海 7勝5敗 【セーブ投手】 藤川 3勝2敗20S
【本塁打】
阪神: 矢野 2号ソロ(6回 内海)、金本 19号ソロ(7回 内海)
【継投】
阪神: 福原 → ウィリアムス → 久保田 → 藤川
巨人: 内海 → 林
Yahoo!スポーツ プロ野球
<けふのリンくん>
3打數2安打。
<リンくん今季通算成績>
打率.318、13HR、35打點、31得點、14四球、1盜壘。
2塁塁審の誤審がなかったら負けてましたね。
それにしても岡田の采配はますます???
試合は見れなかったのですが、誤審があったのでしょうか。審判がいい加減なのは困り者ですが、今日に限ってはラッキーと考えておきます(笑)。いつもは際どい判定で損をしている感じが強いので・・・。
このところ不利な判定が記憶に殘つてゐるもので、けふのやうな判定はラッキーです。
もしあれがセーフだつたらと思ふとぞつとします。
岡田監督のインタビューを聞いてゐたら、福原や久保田がかはいさうになりました。
私的には、顏を見るのも、聲を聞くのもうんざりです。
今岡の進境著しいです。
2壘は藤本はもちろん、關本もたいしたものですね。
1壘シーツは間違ひなく名手ですし、鳥谷も守備はなかなかのものです。
誤審はビデオで見ると明らかでした。
審判の立ち位置からではよく見えない角度でした。
阪神としてはラッキーでした!
あの勢いのあるベースカバー(笑)いかにもアウトにしたかのようなアピール。間違いなく彼は名手です。
もうちょっと打てたらなあ。。。。(内野手全員)
ま、審判も人間ですから誤審もあるでせうね。
と云ひつつ、タイガースに不利な誤審には烈火のごとく怒る私ですが・・・
けふのやうなこともあるので、なんとかビデオ判定の仕組を取入れて欲しいものです。
さういへば、關本、シーツにはもつと打てるやうになつて欲しいですね。
あと、今岡。
彼はスイングが出來てゐないです。
シーズン前に打率を擧げることを目標に掲げてゐましたが、それに捉はれすぎて自分のスイングを忘れてゐるやうです。
彼は天才ですから、妙な態勢からでもヒットを打てたりするので、逆に始末におへないところがあるやうに思ひます。
なぜ福原をかへる必要があつたのか。
これから9連戰、JFKへの負擔が増えるのは素人でもわかること。
好投してゐた福原、71球ですから完投させて欲しかつたですね。
それで、もしピンチを招くことがあつたら、その時こそJFKの出番だと思つてゐました。
いままでは先發が腑甲斐ないからJFKに負擔がかかるのだと思つてゐましたが、さうではなくて岡田監督の采配そのものがJFKに頼りすぎてゐるのだといふことがよくわかりました。
球兒は私も心配してゐます。
ストレートがまつたく走つてゐません。
150キロ以上が一度も出てゐませんでしたね。
このまま變化球投手になつてしまはないかと心配してゐます・・・