仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

6/29 JULIE with THE WILD ONES 『僕達ほとんどいいんじゃあない』

2010-06-30 07:42:20 | 日々雜感
JULIE with THE WILD ONES LIVE 『僕達ほとんどいいんじゃあない』 (大阪国際会議場)







大阪國際會議場メインホールにて18時半開演。
30分ほど早く着き過ぎたので、堂島川の川邊をのんびりと散策。
氣がついたら、もう10分前。




慌ててエレベータで5階に上り、さらにエスカレータで2階席へ。
開演5分前に席についた。
2階席の前から5列目で、一番端の席。
目の前が通路なので、前のブロックと距離があつて、ステージが見やすい。

波の音やカモメの鳴き聲に續いて、「誓いのフーガ」(バッハの小フーガト単調のアレンジ)。


「まいど~!おいど~!」
ジュリーが、お約束のご挨拶。
「阪神は負けてますが、日本代表は勝ちます!」
歸つたら、阪神はボロ勝ちしてゐたし、日本代表は惜しくも負けた・・・
花粉症でしんどいらしく、ジュリーの聲が少しかすれてゐた。
あの状態でもきつちり歌ふのは、さすがにプロだなあと思つた。

ステージまでかなり距離があつたので定かではないが、すこし丸くなつたみたい。
人間もだが、からだが、ね。
いまならオレのはうがスマートだぜ、なんて、不遜なことを思つたり。


『追憶』
アカペラで始まり、とても綺麗。
この歌は私が中學2年の時に流行つた歌。
修學旅行のバスの中で歌つたのを思ひ出す。
この曲が加瀬邦彦さんの作曲だとは知らなかつた。
「小雨ふればひとり待つニーナ・・・」


代表取締役プロデューサー、加瀬邦彦さんから、ジュリーとワイルドワンズが一緒にやることについての説明。
「トマトの味噌汁」。
まるで違ふテイストで、合ひさうにないけど、結構合ふ。
どちらがトマトでどちらが味噌汁?
やつぱりジュリーがトマトかな?


ワイルドワンズと云へば『想い出の渚』。
小學校の頃を思ひ出す。
60年代の香りがする。

『渚でシャララ』
そもそも、このライブを聽きに來ようと思つたのは、CFでこの曲を聽いたから。
やはり、いいね、これ。
でも、振付けがわからん。
お姉さまたちは見事に踊つてゐたけれど。


會場はおそらく9割以上が女性。
さらにそのうち50歳以上が7割がたを占めてゐるのではないだらうか。
私のお隣の5人はみんなお姉さまがただつたし、振り返ると私の後ろの列もすべてお姉さまがた。
通路を挾んで前のブロックもすべて女性。
ジュリーが歌ひ出すと、みんな立上がるので、通路を挾んでゐてもステージが見えにくい。
ジュリーの歌にあはせてリズムをとつたり、手を突き上げたりする姿を後ろから見ると、もしかして20代か?と思つたりするのだが、たぶんお姉さまがたなのだらう。
ジュリーファンのお姉さまたちのパワーに壓倒されてしまつた。

女性ばかりであることは想像できたので、シャイな私はキャップをかぶつてスキンヘッドを隱し、サングラスで顏を隱した。
そんな必要があるのかとも思つたが、變裝してゐて良かつた。
やはり、結構、恥かしかつた・・・

エスカレータで折り返すところで、私の5mほど後ろに知人がゐるのに氣が付いた。
顏が向き合つたのはほんの一瞬だつたので、私は氣がついたけど相手は氣がつかなかつたやうだ。
變裝が裏目に出てしまつた。
お母樣とご一緒だつたし、開演まで5分しかなかつたから、挨拶するのは遠慮した。
それにしても、あんなにたくさんの人がゐたのに、一瞬とはいへ顏をあはせるなんて、信じがたいほどの偶然だ。
久しぶりに元氣さうな姿に接することが出來て、嬉しかつた。
こんなことがあるから、人生、面白い。
 
 
 








<使用カメラ:Canon PowerShot G11>





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【2010 FIFA ワールドカップ... | トップ | 【2010 公式戰】 6/30 ● 阪神... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hiromi)
2010-07-02 11:29:52
楽しそうなコンサートの様子で、よかったです。
返信する
hiromi さん (仙丈)
2010-07-02 16:06:29
こんにちは!
みんな樂しさうでしたね!
ノリノリなお姉さまがたからエネルギーを頂きました(笑)
私の知人も、以前よりも明るく、スリムになつてゐて、毎日が充實してゐる樣子が伺へました。
いやあ、嬉しいひとときでした!
返信する

コメントを投稿