「凶笑面 ―蓮丈那智フィールドファイル<1>」 北森鴻
お薦め度:☆☆☆☆
2006年5月14日読了
美貌の民俗學者、蓮丈那智を探偵役とした短篇集。
全5篇からなる。
民俗學の謎と事件の謎が絡み合ひ、それを解き明かしてゆく趣向。
事件そのものもさることながら、民俗學的な謎も興味深い。
特に第4篇の「雙死神」での古代製鐵集團、第5篇「邪宗佛」でのキリスト教傳來の話題は面白かつた。
第4篇の「雙死神」では、 「三軒茶屋のとあるビア・バー」 と 「もと旗師」の「狐」といふ謎の女性 が登場する。
北森ファンなら、それがどこで、女性は誰のことか、すぐ氣づくことだらう。
ファンサービスも怠りない、といつたところか。
2006年5月14日讀了
お薦め度:☆☆☆☆
2006年5月14日読了
美貌の民俗學者、蓮丈那智を探偵役とした短篇集。
全5篇からなる。
民俗學の謎と事件の謎が絡み合ひ、それを解き明かしてゆく趣向。
事件そのものもさることながら、民俗學的な謎も興味深い。
特に第4篇の「雙死神」での古代製鐵集團、第5篇「邪宗佛」でのキリスト教傳來の話題は面白かつた。
第4篇の「雙死神」では、 「三軒茶屋のとあるビア・バー」 と 「もと旗師」の「狐」といふ謎の女性 が登場する。
北森ファンなら、それがどこで、女性は誰のことか、すぐ氣づくことだらう。
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2006年5月14日讀了
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