仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

読書録 2024年5月上旬

2024-05-10 15:09:00 | 読書録(備忘)
5月4日明治38年(1905年)4月『幻影の盾』 夏目漱石初読。短篇。文末表現からすれば言文一致体といって良いのだろうが、そもそも言文一致体の定義ってなんだっけと考えさせられるほど漢語が多く読みにくい。「幻影の盾」を持つウイリアムの物語。物語世界の中での事実とウイリアムの幻想が混然一体、5ページも読み進めないうちに睡魔に襲われるのであった。5月5日明治38年(1905年)7月『琴のそら音』 夏 . . . 本文を読む
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