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適当に生きている適当な日常メモ(お返しイイネ&followご無用です🙏thanks!更新通知で読んでます)

レールを外れると何にも共感できない

2024-04-24 | つれづれ
たまにラジオを聞く。
聞いているとお悩み相談なんかが良く合って、ラジオパーソナリティーがお悩みに寄り添ったりおすすめの曲を流したりする。

ひょっとしたら人生のどこかでは、必死になって社会や人生というものに適応しようと頑張っていた頃には、私自身も同じ様な経験があって、共感できる瞬間があったのかもしれない。

でも、今はもうない。

多くはもう共感ができない。

人生の多数派のレールから外れてしまうと、ラジオで取り上げられるような日常にあるお悩みにはもう共感ができない。

どこか自分とは違う世界の、パラレルワールドのお話を聞いている気がする。

悲しいね。

では努力して元の並行世界に帰りたいかと言われると特にそういうわけでもない。今よりは昔の方が乖離せずに物事のお話を聞けたなあとふと思い出しただけ。

お歌も夢や希望や努力や恋愛にはあまりピンと来なくなってしまったし母や父や子や孫やそういう物は私には響かないので、何を聞いたら良いのやらになってしまっている。

今好きな曲はなんですかと聞かれたら、Simon & Garfunkelの歌うScarborough Fair/Canticleかもしれない。

淡々とした曲調でおとぎ話みたいな報われることのない愛の歌。思春期の時も好きだったな。深夜死にたくなる気持ちをなにがしかの呪文で宥めてくれているような気がしていた。今聞いても印象が変わらない素敵な歌。

共感ができなくなってしまった自分になったのは少しだけ寂しい。