夫とこの間話していて、お互い今死んでも特別後悔がないね、という話になった。
なぜそういう気持ちになったかというと、2人で暮らすことを選択して良かった、という「選択に対する甲斐」みたいなことだと思う。
選ばなければ後悔したかというと、それはそれで「人生かくなるものよ…」と人生はさすらうものぞとして生きていたかもしれないが、とても良かったね自分、と思うし、夫も幸せなら生きている甲斐があるものよ、とも思う。
あとは、逝くには早すぎる、という年齢でもなくなったのも大きい。織田の時代は人生50年…と歌われていたし、まぁもう十分やろとも思う。
まぁまぁこの世の楽しいものを沢山味わって、「まだやりたいことがあったのに、ぐぬぬ…」と思わずに逝けそうだ。
どちらかというと人生の終盤の方が老病死という4大苦のうちの3苦がまとめてやってくるわけで大変だし。
先日叔父からメールが来てやはり体力の衰えは辛いものだと書いてあった。
皆通る道とはいえ出来ていたことが出来なくなっていくのって、本当に辛いことだ。
とりあえず現時点では自分のことは自分でできているし、今死んでも後悔はなさそう、という話。