巨人戦スポーツ解説

プロ野球の巨人戦の解説です。

2018年7月2日。5. 落語家の桂歌丸さん死去 81歳 「笑点」の5代目司会者、最後まで高座出演意欲

2018-07-02 18:05:30 | Weblog
        2018年7月2日


#為替、110.67円。111.04円。110.67円。ユーロ、129.26円。129.46円。129.91円。
#ダウ、24271.41ドル。+55.36ドル。ナスダック7510.30。+6.62。
#前場、22270.76円。-33.75円。後場、21811.93円。-492.58円。

日本全国的に著名な神社
元赤城神社 (新宿区)(東京都新宿区)7/2済
赤城神社(あかぎじんじゃ)は、東京都新宿区赤城元町にある神社。明治維新までは赤城大明神や赤城明神社と呼ばれた。


創建
伝・正安2年(1300年)

本殿の様式
流造

例祭
9月19日
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赤城神社(あかぎじんじゃ)は、東京都新宿区赤城元町にある神社。明治維新までは赤城大明神や赤城明神社と呼ばれた。

祭神[編集]

岩筒雄命(いわつつおのみこと)と、相殿として赤城姫命(あかぎひめのみこと)を祀る。

岩筒雄命は火の神である迦具土神より生まれ、経津主神の親神にあたるという。赤城姫命は一説によると神社を創建した大胡氏の息女と伝わり、別当寺である東覚寺の本地仏であった。

由緒[編集]

鎌倉時代の正安2年(1300年)、上野国赤城山の麓から牛込に移住した大胡彦太郎重治により、牛込早稲田の田島村に創建されたと伝わる[1]。文安元年(1444年)には、大般若経が奉納された[2]。 寛正元年(1460年)、江戸城を築城した太田道灌により牛込台に移された[3]。その後、弘治元年(1555年)、大胡宮内少輔により現在地に移される。江戸時代には徳川幕府によって江戸大社の一つとされ、牛込の鎮守として信仰を集めた。

『江戸名所図会』では「赤城明神社」として紹介され、大胡重泰(おおごしげやす)により創建されたこと[4]、牛込の鎮守であり別当寺は東覚寺(天台宗)であることなどが記されている[5]。

スポーツ、

1. 日本はW杯16強も「答えを見出せていない」 ベルギーの“4-0”完勝と英紙予想
7/2(月) 8:40配信 、Football ZONE web

日本はW杯16強も「答えを見出せていない」 ベルギーの“4-0”完勝と英紙予想

日本にとっては史上初となるベスト8を懸けた一戦を前に、英紙が独自の展望と結果予想を報じた【写真:Getty Images】

オッズも紹介、日本勝利「10倍」に対しベルギー勝利は「1.4倍」

 日本代表は現地時間2日にロストフで行われるロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で、ベルギーと対戦する。日本にとっては史上初となるW杯ベスト8を懸けた運命の一戦を前に、英紙「テレグラフ」が独自の展望と結果予想を報じた。

【動画】日本代表の“完璧なオフサイドトラップ”が世界で話題! 美しく連動した動きに賛辞止まず「史上最高」「お手本」

 まず同紙は両チームのスタメンを予想。

 日本はグループリーグ最終戦のポーランド戦では先発から外れたMF香川真司、MF乾貴士、MF長谷部誠らが復帰するとし、第1戦コロンビア戦と第2戦セネガルと同じ11人による4-2-3-1と予想された。

 一方のベルギーは3-4-2-1で、こちらも第3戦では先発を外れたFWエデン・アザール、FWロメル・ルカク、MFケビン・デ・ブライネがスタメン復帰。GKティボー・クルトワ、MFヤニック・カラスコ、FWドリース・メルテンスら錚々たる顔ぶれが並ぶ。

 オッズも紹介されており、ベルギー勝利は1.4倍、日本勝利は10倍、引き分けが4.5倍と圧倒的にベルギー優勢となっており、結果予想も4-0でベルギーの完勝とされた。

 強さ、ビジョンなどすべてを兼ね備える“黄金世代”のベルギーに対し、日本はまだ「答えを見出せていない」とされ、「今大会ではここまで悪くないパフォーマンスを見せているが、素晴らしいとまではいかない」と評価。白星を飾ったグループリーグ初戦のコロンビア戦も、試合のほとんどを数的優位で戦った結果で、それ以降の2試合では“特別”なプレーは見せられていないとした。

「我々が間違っていることを証明してほしい」と述べながらも、ベルギーが難なくベスト8に進むと予想した。
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Football ZONE web編集部

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2. 巨人 ヤングマン 右打者打ちづらい上から落ちるカーブ
7/2(月) 7:20配信 、スポニチアネックス

巨人 ヤングマン 右打者打ちづらい上から落ちるカーブ

初勝利を挙げたヤングマン(撮影・荻原 浩人)                                                                                                                                                                  

 ◇セ・リーグ 巨人3―0中日(2018年7月1日 ナゴヤD)

 【視点 牛島和彦】いろんな外国人投手を見てきたが、似たようなタイプを思いつかない。それほど、ヤングマンのフォームは複雑で特徴的だ。投球する際に踏み出す左足は、本塁方向でなく、三塁側に大きくインステップする。「これでコントロールできるのかな?」と見ていたが、思った以上にコントロールはできていた。

 その左足は突っ張るような形になるが、体を前に倒して打者の近くでリリースしている。しかもカーブの曲がりは大きい。1メートル98の上手投げ。あれだけ上から落ちてくると、打者はボールを点で捉えるしかない。右打者は特に打ちづらい。

 4回に2四球。ここから崩れるかと思ったが、しっかり立て直した。許した3安打は全て左打者だが、直球はカットボール気味に動いている。左打者の内角へ投げ込めている場面もあった。これができれば、左打者にも対応できるはずだ。 

 この日はカーブを36球投げ、24球がストライクゾーンに入った。カーブでストライク先行できると球数は少なくなるし、イニングも稼げる。今日ぐらいの投球ができるな
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牛島和彦 、 ストライクゾーン 、 カットボール を調べる

3. 張本勲氏の"非科学的"な「喝!」こそ喝だ
2018年07月01日 11時15分 PRESIDENT Online

張本勲氏の"非科学的"な「喝!」こそ喝だ

張本氏は『プロフェッショナル 勝者のための鉄則55』(日之出出版)など書籍でも持論を展開している



投打二刀流で活躍していた米大リーグの大谷翔平選手が、右ひじの不調により故障者リスト入りした。大谷選手に対し、野球解説者の張本勲氏は「走り込みが足りない」と指摘し、テレビ番組で「喝!」と叫んでいた。はたして、その主張は正しいのか。スポーツライターの酒井政人氏は「日本スポーツ界にはびこる『努力のかたち』は間違っているのではないか」と指摘する――。■「喝!」でおなじみ、張さんの「走り込みが足りない」は本当か?

米メジャーリーグで投手と打者の二刀流で大活躍を続けてきた大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)が6月上旬、右ひじの不調により故障者リスト入りした。そんな大谷に対して、野球解説者の張本勲は「サンデーモーニング」(TBS系)のスポーツコーナー「週刊御意見番」で、以前から「喝!」を入れていた。

例えば、こうだ。4月28日の試合で内野ゴロを打った大谷が一塁ベースに駆け込んだ際、ベースの角を踏んで左足首を捻挫した。この件について、張本は番組内で、「練習不足なんですよ。走り込んでいないから。走り込まないと、これからもっと(ケガが)出ますよ」とコメントしていた。

こうした張本の「喝!」が的中したのだろうか。大谷は6月6日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦に投手として出場した際、右ひじの張りを訴え、病院で検査した結果、損傷の程度は3段階のうち中程度の「グレード2」との診断を受けた。

4. 中日田島、巨人カミネロら不振…今季は"受難"の年? 12球団クローザー事情
7/2(月) 11:18配信 、Full-Count

中日田島、巨人カミネロら不振…今季は

楽天・松井裕樹(左)、中日・田島慎二

29日には巨人カミネロ、ロッテ内が救援に失敗した

 現代野球において、チームの勝利にとって不可欠な存在の1人であるのがクローザー。例えば、昨季シーズン記録となる54セーブをマークしたソフトバンクのサファテのような鉄壁の守護神がいるチームはやはり強い。リードを奪って9回を迎えれば、高い確率で勝利を掴むことが出来るし、ゲームプランも組み立てやすい。

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 チームの「守護神」と言われるクローザーだが、ここにきて、各球団のクローザーの“受難”が続いている。27日に沖縄で開催されたソフトバンク対日本ハム戦では、サファテに代わって抑えを任されている森唯斗が2点リードの9回にサヨナラ押し出し四球を与えるなど、一挙に3点を失って痛恨の逆転負けを喫した。

 翌28日には、中日の田島慎二が2点差の9回に大量5失点。最後は山田哲人にサヨナラ3ランを浴びた。田島は24日のDeNA戦でも敗戦投手となっており、2戦連続での救援失敗。現在、防御率はなんと6.00まで悪化し、守護神の座を剥奪、配置転換となった。

 さらに29日、巨人は2点リードの9回にマウンドに上がったカミネロが平田にソロを浴び、さらに高橋に二塁打を浴びたところで降板。後を受けた澤村拓一も流れを止められずに、痛恨のサヨナラ負けを喫して、この時点で痛恨の5連敗。カミネロの防御率は5.79まで跳ね上がり、30日に登録抹消に。抑えはマシソンが務めるようになった。

 福岡では29日にロッテの内竜也が炎上。2点リードの9回に登板すると、相手のバント失敗による併殺がありながらも、4安打を集められて一挙に3失点。最後は上林にサヨナラ適時打を浴びた。その後の2試合は快投でセーブを挙げたが、痛い敗戦だった。また、DeNAの山崎は28日の阪神戦で救援に失敗して敗戦投手に。翌29日の広島戦では同点の9回に登板。無失点だったものの、1死満塁のピンチを招き冷や汗をかく展開だった。
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セ・リーグで光るのはヤクルト石山の存在

 今季の各球団のクローザー事情を見てみよう。まずはセ・リーグから。

【セ・リーグ】
広島
中崎翔太 31試合0勝0敗3ホールド20セーブ 防御率2.37

ヤクルト
石山泰稚 32試合2勝0敗6ホールド13セーブ 防御率1.56

阪神
ドリス 26試合1勝3敗1ホールド17セーブ 防御率3.55
 
DeNA
山崎康晃 28試合2勝2敗2ホールド16セーブ 防御率1.29

巨人
カミネロ 20試合1勝1敗2ホールド11セーブ 防御率5.79
 ↓
マシソン 23試合0勝2敗14ホールド2セーブ 防御率2.28

中日
田島慎二 28試合0勝4敗1ホールド15セーブ 防御率6.00

 ヤクルトの石山、DeNAの山崎の成績は上々だ。特に石山はまだ黒星なし。防御率も1点台を維持しており、チームの交流戦最高勝率にも大きく貢献した。広島の中崎も無敗で、防御率2.37。阪神のドリスは3敗、防御率3.55と安定感に欠ける。すでに抹消されたカミネロ、そして、田島は厳しい数字で、中日は田島の代役を祖父江や岩瀬、鈴木博らが日替わりで務めることになりそう。巨人は1日の中日戦は3点リードの9回にはマシソンが登板し、きっちり抑えた。

【パ・リーグ】
西武
増田達至 26試合0勝4敗2ホールド11セーブ 防御率4.91
 ↓
カスティーヨ 16試合(12先発)6勝4敗1ホールド1セーブ 防御率4.22

日本ハム
石川直也 31試合1勝2敗15ホールド6セーブ 防御率2.93
 ↓
トンキン 30試合3勝1敗9ホールド12セーブ 防御率1.86
 ↓
有原航平 11試合(7先発)4勝2敗1ホールド2セーブ 防御率6.41

ソフトバンク
サファテ 6試合1勝0敗0ホールド5セーブ 防御率3.00
 ↓
森唯斗 32試合0勝3敗3ホールド16セーブ 防御率4.03

オリックス
増井浩俊 36試合1勝0敗6ホールド21セーブ 防御率1.64

ロッテ
内竜也 35試合1勝3敗4ホールド19セーブ 防御率3.09

楽天
松井裕樹 24試合0勝5敗5ホールド2セーブ 防御率5.01
 ↓
ハーマン 27試合1勝1敗9ホールド7セーブ 防御率1.38
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次ページは:パ・リーグはそれぞれの事情で4球団で守護神交代となっている

#、調子が悪い??捕手のリードの問題です。
カミネロ、沢村、マシソン、のリードはボールが先行してゆるんだら打たれます・
ストライクが先行すれば、大丈夫!小林に任せるべき!小林は球威を信じてストライク
ゾーン、勝負するいうべき、高めの釣り球は不要です。

5.22戦無敗ベルギーを倒すために。西野ジャパンに求めたい3要素。
7/2(月) 11:16配信 、Number Web

22戦無敗ベルギーを倒すために。西野ジャパンに求めたい3要素。

ベルギー戦に向けた調整をこなす日本代表。史上初のベスト8へ、すべてを懸ける。 photograph by Getty Images

 敗戦即撤退のノックアウトステージは、何が起こるか分からない。

 7月1日までに決まったベスト8の顔ぶれには、アルゼンチンも、ポルトガルも、スペインもいない。

【動画】日本vs.ポーランドのラスト10分、現地ファンの反応は?

 ベルギーと対戦する日本が、だから、勝てるなどと言うつもりはない。FIFAランキング3位の実力は一過性のものではなく、世界のトップ・オブ・トップの立場を確立していくプロセスで、ベルギーは自信を深めていったと考えるべきだ。グループリーグで対戦した3カ国よりも、間違いなく手強い。

 4日前のポーランド戦で、西野朗監督はスタメンに大きく手を加えた。前2試合から実に6人を入れ替えた。これにより、香川真司、原口元気、昌子源、本田圭佑らは、1週間の休養を確保することができた。

 ポーランド戦に後半から出場した長谷部誠と乾貴士も、疲労を上乗せするようなことはなかった。グループリーグ突破にほぼすべての精力を注ぎこんでいった'02年と'10年よりも、明らかにいい状態で臨むことができる。
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ルカク、アザールらも休養十分。

 とはいえ、グループリーグの第3戦で主力を温存したのはベルギーにも共通する。こちらは前2試合のスタメンのうち、実に9人をベンチに置いた。エデン・アザールも、ロメル・ルカクも、ケビン・デブライネも、第3戦には出場していない。

 交代選手もふたりだけで、そのうちひとりはバンサン・コンパニだった。大会直前に負傷したこのセンターバックは、15分ほどの出場で決勝トーナメントへの準備を進めたと考えられる。

 今大会は波乱続きだ。前回王者ドイツがグループリーグで敗れ去り、同準優勝のアルゼンチン、'16年欧州選手権覇者のポルトガルも決勝トーナメント1回戦で姿を消した。優勝候補のひとつに数えられていたスペインも、開催国ロシアとのPK戦で散った。

 他でもないベルギーも、志半ばで国際舞台を去ったことがある。3大会ぶりの出場となった4年前のW杯では、ベスト8まで勝ち上がった。2年後の欧州選手権への期待は高まったが、準々決勝でウェールズの勢いに呑みこまれる。伏兵に1-3で完敗した。


22戦負けなしで、集中力も最大限。

 アジアから唯一勝ち上がってきた日本との対戦を、楽観的にとらえる見方は多い。ただ、彼らが気持ちを緩めるとは考えにくい。むしろ、ゲームの序盤から力を見せつけるような展開で点差を広げていき、結果的に余力を残すような形で終えたい、というのがベルギーの理想的なシナリオではないだろうか。

 「ほとんどの選手はキャリアのピークにある。我々は多くの経験を積んでおり、ワールドカップの決勝トーナメントのような重要な局面で、違いを見せることができる」

 こう語るのはエデン・アザールだ。このチームは'16年9月のスペイン戦を最後に22戦負けがない。代表の不敗記録を更新中である。1980年代の栄光を取り戻す黄金の好機が訪れているのだ。最大限の集中力で、日本戦に挑んでくるはずだ。
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すべての部分でベルギーが上回るが。

 ならば、日本はどう戦うべきか。

 試合前日の公式会見に臨んだ西野監督は、「勝負は紙一重だと思う。ピッチのどこかに勝機が落ちていると思うので、それを全員で拾っていきたい」と話した。

 基本的な戦略は、これまでと変わらない。西野監督が続ける。

 「チームスタイル、個人のスタイルをすべて分析されているうえで戦う。両チームがそういう戦いになると思うし、ストロングはすべての部分でベルギーが上回ると思いますけれど、されどウィークポイントもたくさんあると感じています。日本のストロングを前面に出して、対抗していきたい」

 そのうえでポイントを3つあげたい。

 1つ目はリスタートだ。

 ポーランド戦の失点は、直接FKがきっかけだった。またしても、である。互いにスカウティングをしている前提に立てば、ベルギーはリスタートを得点機と考えるはずだ。セネガル戦から吉田麻也をストーン役にするなどの対策は練っているが、そもそも不要なファウルをしないことから改めて徹底していかなければならない。
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スペインvs.ロシアを想起させる戦いを。

 2つ目はシステムである。

 コロンビア戦とセネガル戦では、西野監督の采配が試合を動かした。交代カードが見事に機能したが、意外性のある切りかたではない。タイミングはともかく、カードの選び方はオーソドックスである。

 交代カードの切りかたが重要なのは、ベルギー戦も変わらない。さらに加えて、システムもポイントになるのではないだろうか。ガーナ戦以降は手をつけていない3バックも含め、追いかける、逃げ切るといった試合展開に応じて、システムを変えていく必要がありそうだ。

 3つ目にはメンタリティがあげられる。

 たとえば同点のままで時間が推移していけば、気持ちがざわつくのは日本ではないだろう。リードを奪えずにゲームの終盤を迎えたら、ベルギーの選手たちは前日のスペインを思い出すに違いない。

 ロシアにPK戦まで持ち込まれて勝利を逃したライバルの姿が、頭のなかに浮かんでくるはずだ。
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日本は失うもののない戦いである。

 ベルギーとは対照的に、日本は失うもののない戦いである。

 相手に押し込まれる時間はあるだろう。自陣にクギ付けにされることもあるかもしれない。それでも、自分たちにできることに、勇気を持ってトライしてほしいのだ。勝つための最善策に全員で取り組むことで、本気のベルギーに何が通用するのか、何が通用しないのかを体感してほしいのだ。

 FIFAランキング3位の“赤い悪魔”に、チャレンジャー精神で挑む。自分たちのプレー次第で、90分という時間はかけがえのない財産となる。それが、新しいページをめくることにつながる。

6. プロ野球ワーストタイの4者連続押し出しはなぜ起きた ベンチが判断する申告敬遠の難しさ
/2(月) 12:08配信 、AbemaTIMES

プロ野球ワーストタイの4者連続押し出しはなぜ起きた ベンチが判断する申告敬遠の難しさ

ベンチから試合を見守る横浜DeNAラミレス監督

 7月1日の横浜DeNA対広島10回戦で、横浜DeNA先発の浜口が突如乱れた。1対2の2死二、三塁の場面から広島バティスタを申告敬遠。塁を埋めて西川と勝負したが、フルカウントから押し出しの四球を与えることになった。すると制球がさらに乱れ、結果はプロ野球ワーストタイとなる4者連続押し出しに。一気に試合が決まってしまった。この様子にAbemaTVの中継で解説していた野球解説者の谷繁元信氏は「(ベンチが)満塁にしたことで、浜口を追い込んでしまったかもしれない」と、ベンチが判断する申告敬遠の難しさを指摘した。

 谷繁氏は、バティスタが一塁に歩く様子を見て、思わず「え?」と声を挙げた。前打席にヒットを放っていた強打の外国人を、2死二、三塁から申告敬遠。選択肢の1つではあるが、谷繁氏は「バッテリーの意見は入っていなかったかもしれませんね」と不安そうに試合を見守っていた。ベンチは左投手対左打者という相性も考慮したかと思われるが、浜口は左打者より右打者の方が、被打率が低い数字も出ていた(6月30日時点で、対右打者が.228、対左打者が.295)。結果は押し出し。「(満塁策は)このリスクも背負わないといけないですからね…」と、不安が的中してしまったことを口にした。

 申告敬遠は今季から導入された制度。ベンチが審判に伝えることで、打者は打席に立つことなく、そのまま一塁へと向かう。昨季までであれば、ベンチからバッテリーに指示を出したり、コーチがマウンドに向かって意思確認をしたりするシーンがあったところだ。「浜口がどう感じたかですよね。満塁にされるよりも、バティスタと一塁が空いた状態で投げた方が、投げやすかったかもしれないですね。申告敬遠も成功すればいい、失敗したら何やってるんだと、結果論にはなりますが…」。この日はベンチの采配が裏目に出た形で、プロ野球ワーストタイの4者連続押し出しを招いてしまった。

 浜口はここ2試合を7回、6回と13イニング無失点と、未勝利ながら好調なピッチングを続けていた。だがこの日は2回に先制を許し、3回にもタイムリーを許していただけに、本調子ではなかった。「最終的には本人次第なんですけどね。平常心ってよく言いますが、なかなか年数とか経験が必要になってきますからね」と付け加えたが、苦しいマウンドだった2年目の左腕に、首位広島の強力打線に対して序盤3回からの満塁策は、少し酷だったかもしれない。

7.

ニュース、
1. <RCEP>年内合意 閣僚会合一致、保護主義に対抗
7/1(日) 21:42配信 、毎日新聞

 日中韓と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など計16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の閣僚会合が1日、東京都内で開かれ、年内の大筋合意を目標とする方針で一致した。鉄鋼の輸入制限など保護主義的な姿勢を強めるトランプ米政権を念頭に「国際貿易環境が深刻な危機にさらされている」との強い懸念を示す共同声明を発表。世界の貿易額の約3割を占める巨大な自由貿易圏の構築に向け、11月にも開く首脳会議での合意を目指す。

 ASEAN以外の国で閣僚会合を開催するのは今回が初めて。共同声明は「本年末の成果パッケージを達成するために注力する」ことを各国の交渉官に要請した。共同議長を務めた世耕弘成経済産業相は会合後の記者会見で「本年末の大筋合意を目指している。パッケージで合意することが重要だ」と交渉妥結への意欲を示した。共同議長のシンガポールのチャン貿易産業相も「道筋を見極めることができた」と評価した。

 鉄鋼輸入制限などの強硬策を打ち出すトランプ政権に対して各国は警戒を強めている。声明は「貿易に関わる一方的な行為や報復により、現在の国際貿易環境が深刻な危機にさらされていることに留意」し、「迅速な交渉妥結の重要性を認識した」と表明。早期の交渉妥結により保護主義に対抗する姿勢を打ち出した。

 RCEPの16カ国の人口は世界全体の約5割、貿易額は約3割を占める。関税の撤廃・引き下げや貿易ルールなどで合意が実現すれば、今年3月に11カ国が署名した環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を超える自由貿易圏がアジアで誕生することになる。

 今回の会合では、関税に加え、日本が重視する電子商取引や知的財産などのルール分野を議論し、「一定の進展を得た」(世耕氏)という。ただ、貿易自由化とルール分野の両方で高い水準を目指す日本やオーストラリアなどと、自国産業の保護を重視する中国やインドなどとの主張にはなお開きがあるとみられる。今後の交渉も難航するとみられ、各国の歩み寄りがなければ、年内の大筋合意はなお困難な情勢だ。【加藤明子】
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2. 大阪北部地震で判明した!「首都圏大地震」の恐怖絵図
2018年07月01日 22時30分 日刊大衆

大阪北部地震で判明した!「首都圏大地震」の恐怖絵図

日刊大衆

「まったくの予想外でしたね」 こう言うのは、在阪のスポーツ紙記者。6月19日現在、死者5人、負傷者408人という悲劇を生んだ「大阪北部地震」のことだ。「6月18日午前8時頃、大阪府北部を震源とする、マグニチュード6.1、深さ13キロの“都市部直下型”地震が発生しました。震度6が観測されたのは、大阪市北区、大阪府高槻市、枚方市、茨木市、箕面市。各地でインフラにもダメージを与えています」(前同)

 水道管が破裂し、ガスはストップ。交通渋滞を引き起こし、電車は数時間も止まって乗客は缶詰めになった。マンションやビルのエレベーターに閉じ込められる“高層難民”も多数、出現している。「高槻市立寿栄小学校ではブロック塀が倒れて女の子の命を奪い、ある家庭では読書家の85歳の男性が本棚の下敷きになって亡くなっています」(同)

 自然の猛威には戦慄せざるをえないが、被害はより甚大になりえたという。「今回、被害の中心となったのは、大阪市より北にある住宅街。これが、難波~梅田の繁華街を南北に貫く『上町断層帯』が大きくズレた結果の地震となれば、さらなる被害を引き起こしていたでしょう」

 こう言うのは、防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏。繁華街では古いビルが乱立し、延焼火災も起きやすい。看板の落下、交通事故、地下街の崩落などもリスクとして加わる。地震にはめっぽう弱いのが、都会なのだ。全国紙社会部記者が言う。「2011年の東日本大震災以降、日本列島の地殻変動が活発化したのは、多くの専門家が指摘している事実。大阪北部地震の翌19日には群馬で震度5、その翌20日には福島で震度3の地震が起きています。都心部、首都圏での大地震が発生する可能性は十二分にありえます」

 気象庁担当記者が続ける。「一昨年4月は熊本地震、同年10月は鳥取地震、そして、この春に島根地震が発生し、大阪北部地震となりました。地震が徐々に東へ向かっているように見え、不安は尽きません」

 考えたくない事態ではあるが、もし“首都圏大地震”が起これば、どうなるか。前出の渡辺氏が言う。「東京で直下型の地震が起きれば、今回、大阪で起きたようなことは全部、起きると考えてよいでしょう。電車内で長時間缶詰めにされ、水道は断水、ガスは供給停止、窓ガラスは割れて破片が飛び散り、倒れてきた棚の下敷きになって亡くなる人も出てきます。そのうえで、被害は、今回の何倍もの大きさになると見るべきです」

 首都圏は、とにかく人口密集度が高い。それが激甚災害を引き起こすのだ。「そもそも、他の町と東京では、町の作りがまるで違います。建物が地下と天空に向かって伸びて、巨大なビルやマンションがひしめき合っています」

 もちろん東京には、古き良き木造の建築物が居並ぶ下町も多く残存している。高層ビルのように“縦”だけでなく“横”にも密度はパンパンである。「今回の大阪北部地震では火災も発生しましたが、風がそれほど吹いていない状況だったため、大火事にはなりませんでした。しかし、東京の町の作りを考えると、風がなくとも、大火事に至る可能性が大いにあります」(前同)

 今回の地震は、1000年に一度の巨大地震「南海トラフ地震」とは別のものとされる。南海トラフであれば、今回の1000倍以上の衝撃を生み、首都圏では30万人を超す死者が出ると言われている。

 私たち庶民に打てる手といえば“防災訓練“”防災グッズの確保”くらいしかないが、「地震が起きた際に“異常時モード”に切り替える、ということが制度としてできれば、被害も最小限に食い止められるはずです」と言うのは、前出の渡辺氏。地震大国たるニッポンであればこそ、政府や経団連などがトップダウンで地震対策を講じるべきだというのだ。

「先日の地震は、通勤時間帯である朝8時頃に発生しました。その際、多くのサラリーマンが駅のホームで、出勤すべきか、自宅待機をすべきかと右往左往していましたね。こうしたときのために、“自宅待機を第一とせよ”などと断言する新しい社会のルールがあるべき。『働き方改革』と言っている今こそ検討すべき、喫緊の課題ではないでしょうか」(前同)

 明らかな緊急事態。政府は、どう考えるのか?

3. 主食と主食を組み合わせるなんて! 日本人の食習慣は不思議すぎる=中国
2018年07月01日 22時12分 サーチナ

主食と主食を組み合わせるなんて! 日本人の食習慣は不思議すぎる=中国

日本人が食に対するこだわりが強いことは認めながらも、「中国人の胃」からするとまったく受け入れられない食習慣があるという。(イメージ写真提供:123RF)

 食文化や食習慣は、土地によって大きく異なるものだ。中国は国土が広いため、国内でも地域によって大きな違いがあるものだ。国が違うとなれば、なおのこと食文化は違ってくるもので、これは文化や習慣が比較的似ている日本と中国にも同じことが言える。

 中国メディアの快資訊は26日、中国人から見た「日本の不思議な食習慣」について、「中国人は受け入れられるか」と問いかける記事を掲載した。

 記事はまず、日本人が食に対するこだわりが強いことは認めながらも、「中国人の胃」からするとまったく受け入れられない食習慣があるとした。では、どんな日本の習慣が「不思議」で受け入れられないのだろうか。まず紹介したのが、「ラーメンの食べ方」だ。ラーメンにライスを付けるのが耐えられないようだ。中国では餃子は主食として扱われているため、日本人が餃子をおかずにご飯を食べることも違和感があり、日本人は主食と主食の組み合わせをする習慣があるようだと伝えた。

 次いで日本人の大好きな「卵かけご飯」を紹介。生たまごを食べるのは、日本人にとっては普通のことらしいとコメントしているが、全くそのとおりである。しかし、これは新鮮で安心して食べられるたまごが手に入る日本だからこそできることで、中国では真似しない方が良い。

 またラーメンのスープについても、中国と違うと指摘。豚骨スープの場合、中国の一般家庭でもよく作られるが、中国では作り方はシンプルで、日本のラーメンのスープと比べると薄味だ。日本のスープは「手続きが複雑」でいろいろな食材を煮込んでいるようだと紹介、特に塩分が多すぎるのではないかと意見を述べている。濃厚なスープが売りの日本のラーメンと、麺がメインの中国のラーメンとでは、違っているのも無理はない。

 生たまごはいずれにしても、ラーメンや餃子に関しては、中国ではやはり発祥の地としてのプライドもあるのだろう。日本で大きく変化して発展し、中国人からすると全く違う食べ物に感じたとしても不思議ではないが、それも食の面白みの1つでもあると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

4.

フォークリフトがモーター音を響かせ、巨大な包みを積み上げていく。若い作業員たちが手際よく束をほどいて大量の衣類を引っ張り出す――。マレーシアのジョホールバル。アジア最大と言われるこの古着選別工場には、毎日何トンもの衣類が日本から運ばれてくる。日本では「ゴミ」だった古着がリサイクルされ、新たな価値を生むのだという。こうした資源リサイクルのプロセスは、今や国境を超えている。日常ではなかなか見えてこないその最前線を追い、日本とアジア各地を取材した。(文・丸山ゴンザレス、写真と動画・岸田浩和/Yahoo!ニュース 特集編集部)

「ゴミの回収ではありません」

福岡市東区の住宅地。

歩道に沿って4トントラックが停車した。道路脇には新聞、雑誌、コピー用紙、段ボール、古着などが種類別に積み重なっている。月1回、町内会が集めて出しているという。

トラックの荷台に回収されていく「ゴミ」。すでに荷台で大別されている=福岡市東区

回収しているのは、株式会社「紙資源」の作業員たちだ。同社は福岡市を中心にした資源リサイクルの企業。取材に同行してくれた環境・リサイクル部部長・山内春樹さん(41)によると、インターネットの普及で新聞は一気に減ったという。

「女性誌や週刊誌も目に見えて減っていますね。最近の傾向だと、段ボールが多いです。ネット通販の利用が増えているから」

その言葉通り、荷台に山と積まれた段ボールには大手通販会社名が印刷されていた。Amazon、メルカリ、楽天……。それを瞬時に目視できたのも、住民による「ゴミ出し」の時点で整然と大別されているからだ。不用品なのに、捨てる際にはきちんと仕分けする――。システムとして確立されている資源リサイクルの第一歩はそこにある。

紙資源の常務取締役、大津正樹さん(39)は「この業界は誤解されているんです」と言う。

「誤解されやすい」という業界の現状について語る紙資源の常務取締役、大津正樹さん


「ここで行われているのは『ゴミの回収』ではありません。ときどき、『(ゴミ回収は)行政の仕事ですよね?』と質問されるんですが、『違います。ゴミを回収しているわけじゃありません。そういった業者さんは別のところですよ』と返しています。うちではゴミの焼却は請け負っていませんので。『資源リサイクル』という言い方をしないと(この仕事の実態は)なかなか伝わりませんね」

ゴミと資源リサイクル。一般の人がその違いを意識することは、めったにないかもしれないが、差は大きい。それは「ゴミ」が運び込まれた先でさらに顕著になっていく。

選別、圧縮、そして「塊」にして輸出

東区を後にしたトラックは、博多区にある同社工場に向かった。敷地内の大きな倉庫には、回収物が種類別に積み上がっている。輸出を待っているのだという。

選別されて輸出される「ゴミ」の前に立つ紙資源環境・リサイクル部部長、山内春樹さん
一見、無造作に分けてあるようで、実はきちんとした基準がある。山内さんは「分別に当たっては(取引先の)要望に合わせることも多いです」と言い、こう続けた。

「(例えば雑誌の場合)アイロンプリントなどのシールが雑誌のおまけで入っていると、クライアントから『○月号は除外してほしい』と号数指定で依頼がくることがあります。洗剤や香辛料とか、強いにおいの移った段ボールなんかも(除外の要望が届く)」

この工場で選別された段ボール、古紙、古着などは巨大な破砕機やプレス機に送り込まれる。すると、圧縮されて四角い物体に姿を変えて押し出されてくる。これを「ベール」と呼ぶ。もともとは綿花や干し草などを圧縮して梱包したものに使われていた単位で、古着1ベールの重さは600~700キロ。かさばった荷物は輸送に不向きだから、輸出には圧縮が欠かせない。

段ボールが圧縮・梱包され、ベールが製造されていく

輸出用コンテナにはベールを32個積む。この工場では1日に200個ほどのベールを扱うというから、まさに巨大工場だ。32ベールを詰め込んだコンテナは博多港に運ばれ、海外へ向かう。

前出の大津さんは言った。

「古紙や古着だけじゃなく、粗大ゴミのような不用品なども輸出しています。もともと(日本の)リサイクルビジネスの海外展開は中国への古紙輸出から始まりました。今はタイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンなども(当社の)輸出先になっています」

コンテナを積み込んだ巨大な貨物船の前で語る大津さん=博多港

アジア最大の古着選別工場 ジョホールバルで

マレーシア第2の都市・ジョホールバルは福岡市から約4500キロ離れている。コンテナ船で移動すれば、1週間前後。そこにアジア最大の古着の選別工場はある。運営企業「Hong Soon Hung(M)SDN BHD」のCEOはシンガポール人のナイ・スー・トン氏(52)。毎日、シンガポールからここに通う。

ナイ氏は長年リサイクルビジネスに携わり、現在はこの工場を含む複数の会社を経営している。海外視察を繰り返し、古着については「販売ではなく、選別が商売になる」と考え、ビジネスチャンスを見いだしたという。

「選別システムはパリなどに視察に行ったけど、基本的には自分で使いやすいように考えました」

日本から輸入した古着はその状態では「塊」でしかなく、小売店向けにそのまま売ることはできない。ベール単位では量が見合わないうえ、種類も分からないからだ。そこで「選別」という工程が必要になる。ジョホールバルのこの工場は現在1カ月にコンテナ約200個、計約4400トンの古着を受け入れている。この量を全て選別するのだ。

塊として輸入された古着のベール(マレーシアのジョホールバルで)

選別する作業員たちは古着を一瞬で判別していく(同)

いったい、どんな工程なのだろう。

コンテナ内のベールは1階の着荷場からリフトで4階へ。各ベルトコンベヤーの脇に運ばれると、そこで拘束ヒモを切る。選別の品目は、なんと約400種。男性用パンツ(ギャバジン生地)、女性用Tシャツ(コットン)、スカート(ミニのみ)、ベスト(ウエストコート)、着物(浴衣)などのように細かい。そして品目ごとに専門の従業員がいる。

コンベヤーで流れてくる古着を、熟練職人のような動きで次々にさばく従業員たち。種類の違うもの、傷みのひどいものなどをはね、まとまった量になるとダストシュートと同じ構造のパイプを使い、階下へ送る。

作業員たちは日本製のTシャツを身に付けていた

下のフロアでは、同じ種類ごとに再びパッキングし、新たなベールを作る。今度は100キロほどの重さ。「同じデザインのパッケージ(ベール)に統一することで、自社ブランドを確立しています」とナイ氏は言う。

これらの選別はすべて手作業で、工場には実に多くの人がいる。

「従業員は280人です。80人がマレーシア人、200人がインドネシア人。来月にはさらに150人入ります。既に働いているインドネシア人の知り合いや家族が、次々と仕事を求めて来るんです」

取材中、小銭やインスタント写真、紙焼きの写真などが床のあちこちに落ちていることに気付いた。古着のポケットに入っていたものだという。

「小銭には大した価値がないことを従業員たちは知っているんですよ。価値のないモノは全部、床へポイです。従業員が服を1~2枚持っていっても、別にどうってことはありません」

ジーンズをはじめ、人気の商品は種類ごとにまとめていく

「日本製はいい。中国製でも日本経由ならいい」

経営者のナイ氏には、日本製の古着へのこだわりがある。

「デザイン、素材、ダメージなどを総合的に見た場合、アメリカ、中国、韓国などに比べて日本製は品質がいい」

現在の日本で流通する衣類の多くは、メイド・イン・ジャパンではないはず。それなのに、日本製がいい? 「メイド・イン・チャイナであっても、ユーズド・イン・ジャパンだと品質が信用できる」とされ、生産国がどの国であっても日本を経ると価値が出るらしい。

「TOKO HONG YANG」と八つの星。それがナイ氏の会社のブランドロゴ

「ゴミにも地域格差があります。地方の古着は高齢者のものが多いですが、デザインが良くないので売れない。都市部の若者の服がいい。東京と大阪だったら東京のほうがいいね。あと冬物は要らないので、一部は捨てています。でもコンテナの30%は冬物なんですよ」

ナイ氏の取引先は、インドネシアやバングラデシュ、カンボジアなど暑い国ばかりなのだ。

日本で売れないものが売れる

日本からアジア各国へは「粗大ゴミ」も輸出されている。

タイの首都バンコクから東へ約250キロ。サケオ県の幹線道路沿いにひときわ目立つ巨大な店舗がある。日本では「粗大ゴミ」だったモノたちが商品だ。食器が多く、ほかに家具や古着、ぬいぐるみ、楽器。変わったところでは松葉杖、剣道の防具や竹刀、看板、額縁に収められた遺影も並んでいた。

日本から輸入した不用品が置かれる巨大店舗(タイのサケオ県で)



食器類は人気商品。同じ種類ごとに買われていく(同)

日本には「アジアでは何でも売れるんです」と言うリサイクル業者がいた。それを地でいく巨大店舗。店員は「バンコクから業者が来て食器を買っていくことが多い」と言う。飲食店の開店などに利用されるらしい。

ここだけではない。カンボジア国境に近いアランヤプラテートのロンクルア市場には、無数の店舗がある。

移動用のゴルフカートをレンタルして市場内を移動していると、見覚えのあるロゴをあしらった袋が積まれていた。「TOKO HONG YANG」と八つの星が印刷されたベール袋。ナイ氏が経営するマレーシアの工場で作られたものだ。

店主は「日本製だ」と教えてくれた(アランヤプラテートのロンクルア市場で)

店主は「プノンペンから仕入れた」と言う。おそらく、ナイ氏の売り先はカンボジアの首都プノンペンに所在し、そこから別の業者が持ってきたのだろう。仕入れ値は1ベール1万5000バーツ(約5万100円)。1ベールは重さ約100キロだから、衣類がおよそ600枚入っている。

この店では、それを1枚250バーツ(約835円)からで売っているという。

福岡を出て、マレーシアのジョホールバルからカンボジア、そしてタイのロンクルア市場へ。長旅を経た「古着」の価格は、ここで初めて「重さ」単位から「枚数」単位になった。ここがリサイクルビジネスの終着点。この先は消費者に渡るだけである。

店主に聞いてみた。

――ここではどんな古着が人気ですか。

「野球のユニホームで、できればゼッケンが付いたままのもの。サインペンで漢字の名前が書かれたものがいい」

日本では予想もできない品物が、ここでは人気商品になっているのだ。

サインペンで書かれた名前があるユニホームが特に人気だという。「木下」の文字が見える

古紙もアジアで「価値」を生む

福岡の工場でプレスされ、アジアに輸出されるのは、古着だけではない。「古紙」はどうなっていくのか。それを追い、タイの首都バンコクへ足を延ばした。

博多港を出たコンテナは、バンコク南方のレムチャバン港に着く。港湾物流では、タイ最大の拠点だ。福岡市の紙資源によると、タイまでの輸送料は1コンテナ当たり古紙で5万~6万円、古着で10万円程度。その古紙を買った企業の一つは、タイの大手製紙メーカーだった。

バンコクの中心部から車で1時間ほどのバンプー工業地帯。日系企業をはじめ、外資系企業の工場や倉庫が立ち並ぶエリアにその大手製紙メーカーの工場はある。古紙の集積所を見せてもらうと、古紙をプレスして固めたベールには日本語、中国語、英語など複数の言語が印刷されている。

工場の敷地内に輸入された古紙ベールが積まれている=バンプー工業地帯

「この工場では、バラで集まってきた新聞や段ボールを種類別に分けて異物を除去します」

そう説明してくれた担当者は、しかし、この先にどんな工程があるのか、どのようなプロセスで商品にするのかなどについては、「答えられない」と言った。ノウハウの流出を防ぐためだと言い、「会社の名前も出さないでほしいと上層部から言われています」と念押しもした。

タイの古紙仲買人、アナケクル・ジェンキジャパイブールさん(48)によると、タイの古紙リサイクルビジネスでは、原料が足りず、古紙を輸入しなければならない。公益財団法人古紙再生促進センター(東京)の資料では、タイの古紙輸入量は年間約109万トン(2016年)。アナケクルさんによると、その8割は段ボールだという。

アナケクル・ジェンキジャパイブールさん


「日本からの古紙輸入は全体の半分以上、60~70%です。日本の古紙は品質がいい。(再生に不可欠な)繊維がよく残っている。実は、単価では中国やアメリカから輸入する古紙のほうが安いんですが、品質がいいから日本製が人気です」

「ゴミと資源の差」とは……

同じ廃棄物でも、ゴミになるものとリサイクルされるものがある。その差はどこにあるのだろうか。

取材の出発点だった福岡市の紙資源。

前出の大津さんは「捨てられて、別の人の手に渡った時から価値を持つのだと思います。そもそも、回収してきたものを最初からゴミと見ていません。原材料として仕入れている感覚。それを選別してプレスすることで、商品としての価値を高めるんです。われわれは日本から資源を輸出しているという認識でいます」

タイのレムチャバン港に入港するコンテナ船

アジアのリサイクル市場では、廃棄物の輸入大国だった中国が昨年末、プラスチックや未分類の紙など24品目について「ゴミの輸入禁止」を打ち出し、大きな波紋を呼んだ。焼却による大気汚染などの環境悪化を防ぐためとされ、古着や古紙も含まれていた。

それについても、大津さんは心配していない。

「日本ではリサイクルシステムが機能しています。再利用できるものは既に利用されていて、あふれたものを海外に輸出しているにすぎません。余り物がどうなろうとも日本に影響はないんです。中国が買わなくても別に買ってくれるところはあるし、1社の取引規模なんて(世界のゴミ市場では)大した影響はありません。米一粒ぐらいです」


国内で余ったものを海外へ。中国の輸入規制にも対応し、次の売り先の開拓も進む。「エコ」とか「環境に優しい」といったリサイクルのイメージとは異なる、ビジネスヘの旺盛な意欲。それが「ゴミの世界」には生きている。


ジョホールバルの古着屋。日本ではゴミだった服が並ぶ

【文中と同じ動画】

丸山ゴンザレス(まるやま・ごんざれす)
ジャーナリスト・編集者。1977年、宮城県生まれ。國學院大學大学院修了。國學院大學学術資料センター共同研究員。無職、日雇い労働などから出版社勤務を経て独立。現在は国内外の裏社会や危険地帯の取材を続ける。著書に『世界の混沌<カオス>を歩く ダークツーリスト』(講談社)、『アジア「罰当たり」旅行』(彩図社)、『アジア親日の履歴書』(辰巳出版)など。「クレイジージャーニー」(TBSテレビ系)に危険地帯ジャーナリストとして出演中。

岸田浩和(きしだ・ひろかず)
ドキュメンタリー監督、映像記者。光学メーカー、ライターを経て、株式会社ドキュメンタリー4を設立。Webニュースメディア向けの映像取材や短編ドキュメンタリーを制作している。シネマカメラを用いた小チーム撮影と、ナレーションを用いない編集が特徴。2012年の初作品「缶闘記」は5カ国8カ所の映画祭で入賞・入選。近作の「SAKURADA Zen Chef」は、米の「ニューヨークフード映画祭 2016」で最優秀短編賞と観客賞を受賞した。関西学院大学、東京都市大学、大阪国際メディア図書館で映像とジャーナリズム領域の講師を務める。

[取材・文]丸山ゴンザレス
[写真撮影・動画制作]岸田浩和、株式会社ドキュメンタリー4

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5. 落語家の桂歌丸さん死去 81歳 「笑点」の5代目司会者、最後まで高座出演意欲
7/2(月) 16:26配信 、スポニチアネックス

落語家の桂歌丸さん死去 81歳 「笑点」の5代目司会者、最後まで高座出演意欲

桂歌丸さん

 落語家の桂歌丸(かつら・うたまる、本名椎名巌=しいな・いわお)さんが2日午前11時43分、慢性閉塞性肺疾患のため、横浜市内の病院で死去した。81歳だった。横浜市生まれ。落語芸術協会会長。体調不良や病気を押して、日本テレビ「笑点」の5代目司会を長く務めた。通夜・葬儀は近親者で行い、11日にお別れの会を行う。

【写真】笑点引退会見で、笑点メンバーと記念撮影する桂歌丸さん(前列左から2人目)

 歌丸さんは16年5月に50年出演した「笑点」の司会を勇退。15年6月には床ずれの手術・治療などで入院し一時退院したが、その後も体調不良で同14日に再入院。原因は36キロまでやせて体力が落ちていたことに加え「腸閉塞」を起こし、歩くこともままならない状態だった。この後も入退院を繰り返していた。関係者によると今年4月24日に入院、29日に重い肺炎となり、三遊亭円楽(68)、三遊亭小遊三(71)も駆けつけたが、30日以降奇跡的に回復した。体調によっては8月の国立演芸場への出演に強い意欲を見せていたという。

 小学生のころから将来は落語家になると決め、中学3年だった1951年(昭26)、知人を通じて5代目古今亭今輔に入門。兄弟子で、後の師匠である桂米丸の初名であった「古今亭今児」を名乗った。その後、4代目桂米丸門下となり、桂米坊となり、64年に歌丸と改名した。

 66年5月にスタートした「笑点」は、日本テレビの前身番組「金曜夜席」の第1回から出演。4代目、故三遊亭小圓遊さんと、6代目三遊亭圓楽(楽太郎)との掛け合いは「笑点」の名物となった。06年に5代目の故三遊亭圓楽さんの後を継いで「笑点」の第5代目司会者を務めていた。16年5月には「笑点」司会を春風亭昇太(58)に譲り、番組を卒業「終身名誉司会」の称号を与えられた。

 04年から落語芸術協会5代目会長、07年旭日小綬章を受章。
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7/2(月) 16:48配信。デイリースポーツ

歌丸さん、きのう1日に「もう笑点」で三平と軽妙やり取り


桂歌丸さんと林家三平

 落語家の桂歌丸さんが2日、亡くなったことが分かった。81歳だった。歌丸さんは長く日本テレビの演芸番組「笑点」に出演。1日にも「笑点」が始まる直前の「もう笑点」というミニ番組に出演。鼻に酸素チューブこそはめていたが、しっかりとした物言いで、林家三平相手に軽妙なやり取りを披露していたばかりだった。

【写真】弟子の妻の女子アナが1月に出産 命名由来は「歌丸」と「笑点」

 歌丸さんは、「もう笑点」で三平相手に「おひとりさま大喜利」を展開。「今日の問題はね、体操しながら何か一言。何か体を動かしながら一言仰ってください」とお題を話すと、「面白い答えですからね」と念押し。

 三平は「ジュースこぼしちゃった。拭かなきゃ!」と言いながら、テーブルを拭く動作をして「ふっきん、ふっきん」と布巾と腹筋をかけた回答をするも、歌丸さんは渋い表情。そして最後に「きがつきました。運動不足とは違うんですね。噺家としての根本的な問題を抱えてらっしゃるようです、この方は」と言い放ち、会場は笑い。三平は「どうもすいません」と先代・三平譲りのギャグで返していた。
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